トヨタ エスクァイア新旧比較!現行モデルとモデルチェンジ前の違いを紹介

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今回は、トヨタ エスクァイアの現行モデルとモデルチェンジ前の違いをご紹介します。トヨタ エスクァイアは、同社で販売していたミニバンであるノアやヴォクシーと基礎を共有しながらも、ワンランク上の高級感から人気を集めています。

そんなトヨタ エスクァイアですが、これまでのモデルチェンジでどのように変わってきたのでしょうか?また、モデルチェンジを機に特別仕様のモデルが続々と登場しています。そちらも合わせてご紹介していきます。

文・PBKK

※ 2020年8月 現在
Chapter
トヨタ エスクァイアの安全装備がより充実!
トヨタ エスクァイアに高級感溢れる特別仕様車が登場!
トヨタ エスクァイアから使い勝手の良さに特化したコンプリートカーも!

トヨタ エスクァイアの安全装備がより充実!

トヨタ エスクァイアは、2014年10月より発売開始されました。2017年、2019年と短いスパンでにマイナーチェンジと一部改良が行われ、現行モデルのエスクァイア(DBA-ZRR80G)となりました。

2019年には、エスクァイアの安全装備の改良が施され、もともと搭載されていたトヨタの安全システムであるトヨタセーフティセンスが向上しました。トヨタセーフティセンスでは、レーンディパーチャーアラートプリクラッシュセーフティシステム、オートマチックハイビーム3つの機能が搭載されています。
レーンディパーチャーアラートは、車線を逸脱する可能性があるときに、ディスプレイ表示とブザーによる警報でお知らせしてくれるシステムです。プリクラッシュセーフティは、衝突被害軽減ブレーキのことで、レーザーレーダーと単眼カメラを併用した検知センサーへと改良されました。

この改良により昼間の歩行者も検知対象に加えることが可能になったのです。さらに、これらの他に、インテリジェントクリアランスソナーというシステムが新たに採用されました。

ガラスや壁といった静止物を検知して、アクセルの踏み間違いや踏み込みすぎなどによって起こる衝突被害の軽減をサポートしてくれます。これらの安全装備や改良が加わったことで、トヨタ エスクァイアは、より安全装備が充実したといえるでしょう。

トヨタ エスクァイアに高級感溢れる特別仕様車が登場!

トヨタ エスクァイアは、安全装備だけでなく、エスクァイアの大きな特徴ともいえる高級感がさらにアップした、特別仕様車のエスクァイアGi プレミアムパッケージ ブラックテイラードが設定されました。

この特別仕様車は、エスクァイアのGi プレミアムパッケージというグレードに特別装備が施されたものです。エスクァイアのスタンダードモデルと比べて、特別仕様車は、エクステリア(外装)とインテリア(内装)がより洗練されたものになりました。
エクステリアは、各所に施されているメッキ加工がスモークメッキになり、より高級感が増しています。これによりエスクァイアの特徴である、存在感の強いフロントグリルがさらに際立ちました

インテリアは、スタンダードモデルのエスクァイアでは、ワインレッドにブラウンを足したような深みのあるバーガンディというカラーを採用していますが、特別仕様車では、シートもドアの部分のすべてスタイリッシュな黒基調が選ばれました。

さらに、センタークラスターパネルやフロントドアスイッチベースに、ブラックレザーライン加飾を施したほか、シート表皮にブラックのブランノーブが採用されています。

また、リヤオートエアコンの採用や、ワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドア(デュアルイージークローザー、挟み込み防止機能付)、6スピーカーなどが装備されました。これらの特別装備により、上質な室内空間に加え、快適にドライブを楽しめる仕様になっています。

トヨタ エスクァイアから使い勝手の良さに特化したコンプリートカーも!

ここまで高級感や上質さを追求しながらも、遊び心のある今までにない仕様のエスクァイアも登場しました。モデリスタから新しいコンプリートカー、エスクァイアマルチユーティリティ(MU)が設定されたのです。

これは、ガソリン車のみにはなりますが、2列シートの5乗りの仕様により、すっきりとしたラゲッジルーム(荷室)を実現させました。

最大で2台のロードバイクを積み込むことができるほど広いラゲッジルームとなっているため、ショッピングでの荷物の収納だけでなく、アウトドアやトランスポーターとしても使えるようになっています。

ラゲッジルームのフロア部分には、耐摩耗性に優れ手入れが簡単なオーク木目調のロンリューム(硬質塩ビ)を採用しているため、濡れたものや泥で汚れてしまったものを積んでも、サッと拭きとることができるので安心です。また、ラゲッジルームの床下が大容量収納スペースにもなっています。

さらに、荷物の固定がしやすくなるアンカーナット、ハンガーやLEDランタンなどをかけることができるフック、便利な小物入れがついたトリムカバーも装備されています。日常使いはもちろん、キャンプなどの幅広いシーンで活躍してくれる1台です。
トヨタ エスクァイアは、2014年10月に発売されてから、フルモデルチェンジこそないものの、エスクァイアの1番の魅力ともいえる高級感や上質さに磨きをかけ進化し続けてきました。

それだけでなく、安全装備やこれまでと違った仕様のエスクァイアを設定するなど、見た目だけでない安心感や使いやすさも追求されています。トヨタのミニバンの中でも強い存在感を放つエスクァイア。ワンランク上を目指す大人にぴったりなモデルといえるのではないでしょうか。
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