VW ゴルフがマイナーチェンジ|7代目ゴルフの各グレード比較と中古価格

フォルクスワーゲン社が展開する最新のVWゴルフのグレードは、ベーシックなモデルから走りを意識した究極の「R」と謳われるVWゴルフRまで様々なラインナップを揃えています。今回はVWゴルのベーシックなスタイルである5ドアハッチバックにフォーカスして、各グレードの特徴をご紹介します。

Chapter
VW ゴルフがマイナーチェンジを発表!
VW ゴルフはこう進化してきた
今、お買い得なのはどのモデル?
気になるゴルフの各グレードは?
VW ゴルフの走行スペック
VW ゴルフはどのグレードも魅力が満載!
VW ゴルフの中古価格と注意点

VW ゴルフがマイナーチェンジを発表!

VW ゴルフがマイナーチェンジを果たしました。まだ日本発売の日程は決まっていませんが、いずれメーカーから公式に発表があるでしょう。

VW ゴルフはこう進化してきた

VW ゴルフ5の特徴・スペック

VW ゴルフ

VWゴルフ4以降、フォルクスワーゲン社は革新的なテクノロジーにより、クルマ本来の走る楽しさと環境性能を新たな次元へと変化させました。

VWゴルフ5には、現在も多くのモデルに搭載されているTSIエンジンとDSGトランスミッションが導入されています。ダウンサイジングコンセプトにより、小さく軽いユニットで環境性能を高めながら、常識を超える高出力を両立したTSIエンジン。DSGトランスミッションはそのパワーを無駄なく活かし、驚くほど滑らかな加速に変換します。

さらに、リヤに採用した4リンクサスペンションはドライバビリティを向上させながら、ロードノイズの低減や快適な乗り心地を実現。全てのゴルフモデルに最新技術を惜しみなく投入するという、フォルクスワーゲンの姿勢が存分に反映されていました。

TSIとDSGはその後も進化を続け、7代目VW ゴルフ7でも重要なテクノロジーとなり、実際に現行型VW ゴルフ7の基礎となった車種でした。

VW ゴルフ6 (2008-2013)でどう進化したか

VW ゴルフ

すべてにさらなる完成度を求め、「コンパクトカーの絶対的なベンチマーク」という評価を不動のものにしたのが、先代モデルであるVW ゴルフ6です。

フォルクスワーゲングループのデザインを統括するワルター・デ・シルヴァによるデザインは、シンプルで普遍的な美しさを表現。そして、VW ゴルフ4で確立したクオリティがさらに高められ、高級車に匹敵するインテリアの質感、かつてないレベルの静粛性を実現。

TSIエンジンとDSGトランスミッションによる力強い走りと低燃費、クラスの基準を超える安全性も兼ね備えていました。デザインも大きく現行に近づき、現代的なVWゴルフとして中古車でも非常に人気です。またタマ数も多いことから、選びやすい所も魅力です。

更なる進化を遂げたVW ゴルフ7 (2013-現行型)は?

VW ゴルフ 7代目

歴代モデルが培ってきた変わらぬ哲学を受け継ぎながら、新しい時代にふさわしい「真のクルマ」を求めて。7世代目のVWゴルフ7は、これまで積み上げてきた価値をもとに、かつてないほど大きな進化を遂げました。

運転する楽しさと環境性能をさらなる次元で両立した走り。最先端テクノロジーを惜しみなく投入した高度な安全性。クラスの常識をはるかに超える最高レベルのクオリティ。さらに、生産の効率化を図り、より多くの人に高品質なクルマをお届けする次世代モジュールコンセプトMQBも導入。デビュー以来、「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー2013」「欧州カー・オブ・ザ・イヤー2013」の受賞を始め、早くも世界中で高い評価を獲得しています。

今、お買い得なのはどのモデル?

各年代のVW ゴルフのアピールポイントはまさに上記に上げた内容であると考えられます。

「長く乗ることを前提としたクルマづくり」を理念に、ボディーの品質やパーツの品質を高め、高い耐久性を確保することを可能にしてきました。10年経っても古く見えないクルマというコンセプトもフォルクスワーゲン社にはあります。愛着のあるものを長く大切にしていくというヨーロッパ的な考え方が根底にあるものだと思われます。

もちろん現行車両は新車から長く乗って頂けると言う事もあり、非常におすすめするところではありますが、コスト的に抑えられた中古車も充分に良い選択肢であるのではないでしょうか。

VWゴルフ5等は販売台数も多く中古車市場に多数流通があります。流通量が多いほど販売コストが抑えられ、手ごろな一台が見つけやすいというのがメリットです。
2011年モデルのVWゴルフ6 GTi等も新車価格の半額以下で購入が可能であり、ベーシックなグレードであれば100万前後で購入可能です。

気になるゴルフの各グレードは?

VW ゴルフ

最新のVWゴルフの車種展開は4車種あります。まずは大まかにご紹介します。

・ゴルフ (TSI Trendline・TSI Comfortline・TSI Highline):¥2,260,000~
・ゴルフ GTE:¥4,990,000~
・ゴルフ GTi:¥3,890,000~
・ゴルフ R:¥5,390,000~

価格差が大きくありますが、どのモデル対してもVW ゴルフの哲学が盛り込まれています。

VW ゴルフのようなコンパクトカーにも、頑強なフレームで囲まれたキャビンとクラッシャブルゾーンから成る衝撃吸収ボディ構造を採用。複数のエアバッグや横滑りを防ぐ先進の電子制御システムESP、衝突時の自動ドアロック解除機能や燃料供給カット機能の搭載など、様々な装備を網羅。あらゆる視点から安全性を追求し続けています。

New ゴルフも最先端技術の採用により、クラスの基準を塗り替える高度な安全性を実現しています。

VW ゴルフの走行スペック

ゴルフ TSI Highline

エンジンはTSI Trendline・TSI Comfortline共に1200ccの4気筒DOCHターボを搭載しており、最高出力は105PS。

一方で、TSI Highlineのエンジンは1400cc で140PS で気筒休止システムを搭載しています。このシステムは低負荷から中負荷の運転時に4気筒の内、2気筒を一時的に停止させることによって燃費の向上させる狙いがあります。

TSI Highlineにはレーンキープアシストシステム“Lane Assist”やスポーツシート(アルカンターラ&ファブリック)が標準で装備されています。また、気になる燃料消費率(国土交通省審査値)は以下の通り。

・TSI Trendline:21.0km/L
・TSI Comfortline:21.0km/L
・TSI Highline:19.9km/L

どのモデルも、気筒休止システムが燃料消費率に大きく貢献しているのが良く分かります。

VW ゴルフ GTEのスペック

VW ゴルフ

VW ゴルフのプラグインハイブリット車両になります。

150PSの1400cc 4気筒DOCHの内燃機エンジンと109PSのモーターをDSGのギアハウジングボックスと一体化させ搭載しています。8.7kWhのリチウムイオンバッテリーで53.1kmのEV走行が可能となります。

バッテリーの保証は16万kmで8年間となり、気になるハイブリッド燃料消費率(JC08モード、国土交通省審査値)は23.8km/Lとなります。

スポーツ志向のゴルフ GTi

VW ゴルフ GTi

VW ゴルフGTiは、歴代受け継いできたグレードでスポーツ指向のグレードです。エンジンは2,000ccTSI(R)エンジンでマルチポイント噴射を備えるデュアルインジェクションシステムを採用しています。先代モデルに比べて22%の燃費を向上させつつも最高出力や最大トルクをアップしています。

ドライビングプロファイル機能も搭載しており、通常の「ノーマル」に加え、「エコ」「スポーツ」「インディビジュアル」の各モードからシーンに合わせた選択が可能です。エンジンやシフトのプログラムをはじめ様々な機能の設定を最適化させることで、お好みのドライビングスタイルが得られるところも近年のGTiの良いところです。

また、GTiからはM/T(マニュアルトランスミッション)の選択が可能。最近ではM/Tを設定した車両の発売もあり、M/Tが見直されています。選択肢が増えたのは自動車が好きな方には朗報ではないでしょうか?

気になるエンジンは 4気筒DOCHインタークーラー付ターボ(4バルブ)。最大出力は220PSでトルクバンドも広く、1,500-4,400/rpmで非常に扱いやすいエンジンとなっています。燃料消費率(国土交通省審査値)は16.0km/Lという好成績となっています。

同じくスポーツ向けのゴルフR

VW ゴルフ R

こちらのゴルフRはフラグシップモデルです。ホットハッチをけん引してきた、VW ゴルフ。その頂点に立つのがこの"R"です。

最もパワフルな2000cc、280ps、4気筒DOCHインタークーラー付ターボを搭載し、先代VW ゴルフRより燃費を向上させ最高出力を24ps向上させました。

VW ゴルフの最強エンジンパワーを、ハルデックスカップリングを採用した4WD(4MOTION)で地面に解き放ち、専用チューニングを施した足回りで走りを支えるスタイル。これは現代のスポーツカーとして、1つの完成形であると言っても良いのではないでしょうか。

通常モデルより20mm低く設定されたスポーツサスペンションは、ハンドリングと快適な乗り心地を高次元でバランスしています。こちらもM/Tを選択可能です。

VW ゴルフはどのグレードも魅力が満載!

こうして、グレードを比べていくと各グレードにそれぞれの良さがあることがよくわかります。

質実剛健で選ぶなら「VW ゴルフ TSI Comfortline」というのは如何でしょうか?低燃費なベーシックモデル。まさにVWゴルフの哲学を体現しています。週末はドライブを楽しみたいなら、「VW ゴルフ GTi」で決まりです。M/Tも選択できますが、あえてDSGを選択して気軽にドライブ、気分でマニュアルモードを選択して気持ちよくシフトダウン。

エコに徹底的にこだわるなら「VW ゴルフGTE」ですね。環境性能に厳しいヨーロッパで生まれたプラグインハイブリットカーは外部からの充電で、最短3時間で充電可能。51kmもCO2を出さずに走る事ができます。近距離の通勤なら十分使えます。

共通のデザインで多彩なパッケージ

乗る人に合わせた選択ができるVWゴルフを、ぜひショールームで実際に見てみてはいかがでしょうか?

VW ゴルフの中古価格と注意点

VW ゴルフの中古車平均価格としては、144.4万円でした。台数も1786台とかなり多くなっているので、自分にあった車体を選びやすいでしょう。しかし、ゴルフもロングヒットモデル。それぞれの年式によって、価格も注意すべき点も異なるので、分けてみていきましょう。

◼︎初代〜3代目VW ゴルフ
初代ゴルフ:15万円から100万円以内で12台
2代目ゴルフ:20万円から90万円で12台
3代目ゴルフ:80万円前後で21台

新車と比べてかなりコストダウンが可能なように見受けられます。元々シンプルな構造で非常にタフなため、中古でも安心できるものが多い旧型VWゴルフですが、3代目以前のように、販売後数十年経ったモデルは所有するにあたりある程度の注意が必要です。

特に旧型のVW ゴルフは、エンジン冷却系が今の日本の気候には合わず、 夏場のオーバーヒート等が発生することもあるため、小まめなオイル管理やチェックが必要となります。

中古車購入の際は走行距離が気になりがちですが、走行距離が少ない車両でも、止まっている時間が長いと冷却系に錆などが多く付着し、いざ乗り始めると錆が剥離して冷却系ラインに浮遊することも。結果、冷却系のラインが詰まってオーバーヒートが起きる原因となります。

また、エンジンルームもよく確認することをオススメします。ポイントは、エンジンルームに冷却水が飛び散った跡(白っぽいシミになる場合が多いです) が無いこと。エンジンのオーバーヒートによるヘッドやシリンダーの歪みは致命的で、トータルで見ると修理に時間とコストがかかります。

中古のVW ゴルフを購入する際は、VWゴルフを長く扱う専門店や、古い車を扱い慣れているお店を選ぶ事をお薦めします。ちなみに、各部品の供給はVWの純正品以外も含め潤沢にあるので、オーナーの好みでカスタマイズしていく事も可能。


◼︎4代目〜6代目VW ゴルフ
4代目ゴルフ:80万円前後で361台
5代目ゴルフ:120万円前後で308台
6代目ゴルフ:250万円前後で796台

高年式のVW ゴルフは、部品の加工精度等が飛躍的に向上し、世界各国の気象データ等を正確に把握する事が出来る様になった事もありメカニカルな部分の精度は向上しています。電気(電子) 系のトラブルなども致命的なものは少ないため、車両診断が出来るテスターを持っている工場やショップであれば問題なく修理できるでしょう。

また、VW ゴルフR32は通常の車両の倍近い販売価格となっており、現在も高額で取引されています。