日産 デイズルークスの乗り心地はいかに

デイズルークスの外見

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日産は2016年12月にデイズルークスをマイナーチェンジしました。デイズルークスは車内の使い勝手が輝く人気のスーパーハイトワゴンです。ただ車を購入する上で気になるのは乗り心地。今回デイズルークスの中でも上位グレードにあたる「ハイウェイスターXターボ 2WD」を試乗してきたので、その乗り心地を紹介します。

文・PBKK
Chapter
ゆったりとした運転席と良好な視界
スムーズな加速とドッシリとした走り
揺すりと衝撃が全くない

ゆったりとした運転席と良好な視界

運転席に入ってまず最初に感じたのは良好な視界と広い運転席。座面から天井まで1,080mmあるのでその分、窓にも高さがあります。さらにAピラーが二重になっていて、その間に小さい窓が設けられています。それにより、Aピラーの死角が小さくなり視認性が大幅に向上しています。

運転席に座ると頭上に大きなスペースを感じ、さすがスーパーハイトワゴンという印象。運転席の幅は585mmあり、非常にゆったりと座れます。足元もインパネシフトであることに加えて、運転席と助手席との間は隔たりがなく繋がっているため、ドライブ中でも自由に体勢を変えられます。

シートもクッション性があり、走行の揺れを軽減してくれそうな予感。では、早速走り出してみましょう。

スムーズな加速とドッシリとした走り

アクセルと踏むとスムーズな加速。スピードを上げても無理をしている感じはしません。坂道も難なく登っていきます。下りに差し掛かるとそれまでキビキビとしていた走りから一転。勾配のある下りでも物怖じしないドッシリとした走りをしてくれて、安心感がありました。

またディーラー曰く、長距離にオススメなのはターボ車だそう。ノンターボ車でも買い物や送り迎えなどの日常使いでは問題ないですが、エンジン性能が競合車と比べて抜きん出ているわけではないので、長距離走行の多い方にはターボ車のほうが快適に感じるそうです。

試乗では幹線道路を時速70kmで走行しましたが、エンジンが唸ることはありませんでした。これなら高速道路を長距離で走っても全く乗り疲れはしないと思います。

揺すりと衝撃が全くない

試乗して一番驚いた点は衝撃と揺れが小さいことでした。スーパーハイトワゴンは高さがある分、カーブした際に遠心力で左右に揺すられることがあるのですが、デイズルークスを乗っていても揺すりが気になりませんでした。頭上にスペースがあると揺すりが恐怖に感じることもしばしば。その点でデイズルークスは非常に優秀でした。

それに加えて、衝撃も上手く吸収してくれます。乗り心地は柔らかいというより固めなのですが、衝撃の吸収性はピカイチ。段差越えもお尻に響くような痛みはなく、柔らかい衝撃にしてくれます。

高速道路や幹線道路のつなぎ目を通ると感じる小さな衝撃も、積み重ねると身体に響きます。衝撃の吸収性の良いデイズルークスは、まさに長距離走行で大活躍する一台でしょう。
近年、軽自動車はセカンドカーはもちろん、メインカーとしても活躍しています。デイズルークスの乗り心地はメインカーとして十分なものだと今回の試乗で感じました。気になる方はぜひ一度、試乗に訪れてみてください。
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