日産 デイズルークスの欠点(デメリット)は?

デイズルークスの外見

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2016年12月にマイナーチェンジをむかえた日産 デイズルークス。お子さんが車内で立てるほどの室内高や26cmもスライド可能な後席など使い勝手の良い一台です。しかし、そんなデイズルークスには競合車と比べると見劣りする点がいくつ存在します。今回はそれらの欠点を紹介していきます。

文・PBKK
Chapter
見劣りする燃費性能
プロパイロットが未搭載
スライドドアに肩がぶつかる可能性

見劣りする燃費性能

燃費性能は車選びにおいて重要なポイント。デイズルークスの燃費性能は競合車とくらべて劣っていると感じました。

まずは、デイズルークス(FF車)の燃費性能を見ていきます。
Sグレード:22km/L
ハイウェイスターXターボ:22.2km/L

対して競合車であるホンダN-BOXとダイハツ タントの燃費性能を見てみましょう。

N-BOX(FF車)
Gグレード:27.0km/L
G・Lターボ:25.6km/L

タント(FF車)
Xグレード:27.2 km/L
X ターボ:25.2 km/L

数値で見るとわずかな差ではありますが、長期間になればなるほどお財布への負担は大きくなっていきます。ただ、デイズルークスを見てわかるのは、ノンターボ車とターボ車の燃費性能がほとんど変わらないこと。

ターボ車はノンターボ車と比較して燃費が悪くなることが一般的です。燃費性能の面ではデイズルークスを購入する際にノンターボ車とターボ車で迷うことはなさそうです。

プロパイロットが未搭載

自動運転技術であるプロパイロットはいまや日産のシンボル。2016年に日本初の技術として誕生し、操作はハンドル右側のスイッチで行うことができ非常に簡単です。セレナやエクストレイル、軽自動車のデイズにもプロパイロットが搭載されていますが、デイズルークスには未搭載。しかし、一通りの先進技術が搭載されています。

踏み間違い衝突防止アシスト
前進時と後退時の衝突回避をアシストします。進行方向に壁やガラスなどの障害物がある場合に、ブレーキ操作が遅れたり、アクセルとブレーキを踏み間違えるとドライバーに警告。さらに、自動的にエンジンの出力とブレーキを操作し衝突を回避します。

インテリジェントエマージェンシーブレーキ
前方車と歩行者を検知し、衝突する恐れがあるとメーター内の警告灯表示とブザーでドライバーに警告。ドライバー側のブレーキ操作が間に合わない場合は自動でブレーキ操作を行います。

LDW(車線逸脱警報)
意図せず車線を逸脱しそうな時にメーター内の警告灯表示とブザーで注意喚起。さらに、ドライバーに車線内に戻るよう操作を促します。

上記で述べた先進技術はほんの一例。デイズルークスにはプロパイロットが未搭載ですが、多くの先進技術が込められていることが見てわかります。また、2020年にデイズルークスの新型が発売するとされています。新型にはプロパイロットの搭載が期待できそうです。

スライドドアに肩がぶつかる可能性

スーパーハイトワゴンは車内の広さと使い勝手が持ち味。家族連れに人気であることから乗り降りのしやすいように低床設計であることはもちろん、スライドドアの採用も一般的です。ドアの開口部の広さは乗り降りに直結することからスーパーハイトワゴンではしのぎを削る部分。中でもデイズルークスの開口幅は580mmと狭く感じました。

ライバル車はどうでしょうか。N-BOXが640mmタントは右側が595mmに対し、左側は前後席の間に隔たりがない(ピラーレス)ため1,490mmを誇ります。デイズルークスは室内高がトップクラスで車内の広さはピカイチですが、乗り降りの部分で少しだけ劣っていると感じました。
競合車と比べると見劣りしている点があるデイズルークスですが、2020年にはフルモデルチェンジが予定されていて、魅力がさらにアップすること間違いなし。今後のデイズルークスに期待が集まります。
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