オデッセイのハイブリッドモデルの5代目(RC型)の購入を検討するなら何を比べる?
更新日:2024.09.09
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SUVモデル隆盛の昨今にあって日本独自のともいえる人気カテゴリ、ミニバンのロングライフモデルとして君臨してきたのがホンダ オデッセイ。現在ではハイブリッドモデルも加わり、ミニバンモデルの雄として踏ん張っています。さて、ハイブリッドモデルはお買い得なのか!?
文・YOSHIT
文・YOSHIT
ホンダ オデッセイにはどんなハイブリッドモデルがある?
1994年もデビューしたホンダ オデッセイは、これまでのミニバンと少々イメージが違うことが好評でした。販売面もさることながら、デビュー年に日本カーオブザイヤーを受賞、翌1995年にはRJCカーオブザイヤーを受賞と多方面から評価を受けています。
このデザイン面での「乗用車感」は、モデルチェンジを経た3代目、4代目モデルでより顕著になります。ミニバンといえば全高を高くして車室・ラゲッジスペースを確保するのが常套ですが、オデッセイは3代目モデルから全高が1,550mmとなり、立体駐車場にも入れるモデルがラインナップされています。
これはデザイン性に加え、低重心化による走行性能の向上といった「ミニバンらしからぬスポーティさ」がドライビングプレジャーに繋がっていったのも人気の秘訣だったといえるでしょう。
このデザイン面での「乗用車感」は、モデルチェンジを経た3代目、4代目モデルでより顕著になります。ミニバンといえば全高を高くして車室・ラゲッジスペースを確保するのが常套ですが、オデッセイは3代目モデルから全高が1,550mmとなり、立体駐車場にも入れるモデルがラインナップされています。
これはデザイン性に加え、低重心化による走行性能の向上といった「ミニバンらしからぬスポーティさ」がドライビングプレジャーに繋がっていったのも人気の秘訣だったといえるでしょう。
さて、2013年デビューの5代目モデルはそうしたイメージを大幅に刷新しています。全高がこれまでの1,550mm縛りから1,685mm以上にハイト化され、以前よりミニバン然としたエクステリアとなっています。
これについてホンダは、3代目から採用のコンセプトである「超低床プラットフォーム」が刷新されたことにより、フロア下の燃料タンクの薄型化、排気システムレイアウトの工夫等によって低床化を徹底したことにより、全高を高めても走りの良さを実現できると判断した為と説明しています。
つまり、走行性能を損なわず、居住性と収納性を高めることに成功したのが現在のオデッセイといえるわけです。
これについてホンダは、3代目から採用のコンセプトである「超低床プラットフォーム」が刷新されたことにより、フロア下の燃料タンクの薄型化、排気システムレイアウトの工夫等によって低床化を徹底したことにより、全高を高めても走りの良さを実現できると判断した為と説明しています。
つまり、走行性能を損なわず、居住性と収納性を高めることに成功したのが現在のオデッセイといえるわけです。
ホンダ オデッセイのハイブリッドとガソリンの2仕様
オデッセイは現在2つのパワーユニットがラインナップされています。
■ガソリン仕様 2.4L DOHC i-VTEC
最高出力:129kW[175PS]/6,200rpm
最大トルク:225N・m[23.0kgf・m]/4,000rpm
FWLTCモード燃費
FF:7人乗り12.6km/L・8人乗り12.6km/L
4WD:8人乗り12.0km/L
■ハイブリッド仕様 2.0L DOHC i-VTEC+i-MMD
エンジン
最高出力:107kW[145PS]/6,200rpm
最大トルク:175N・m[17.8kgf・m]/4,000rpm
モーター
最高出力:135kW[184PS]/5,000-6,000rpm
最大トルク:315N・m[32.1kgf・m]/0-2,000rpm
WLTCモード燃費
FF:7人乗り20.0km/L・8人乗り20.2km/L
環境性能、動力性能などスペック面において、ハイブリッド仕様は圧倒的なスペックとなっています。
■ガソリン仕様 2.4L DOHC i-VTEC
最高出力:129kW[175PS]/6,200rpm
最大トルク:225N・m[23.0kgf・m]/4,000rpm
FWLTCモード燃費
FF:7人乗り12.6km/L・8人乗り12.6km/L
4WD:8人乗り12.0km/L
■ハイブリッド仕様 2.0L DOHC i-VTEC+i-MMD
エンジン
最高出力:107kW[145PS]/6,200rpm
最大トルク:175N・m[17.8kgf・m]/4,000rpm
モーター
最高出力:135kW[184PS]/5,000-6,000rpm
最大トルク:315N・m[32.1kgf・m]/0-2,000rpm
WLTCモード燃費
FF:7人乗り20.0km/L・8人乗り20.2km/L
環境性能、動力性能などスペック面において、ハイブリッド仕様は圧倒的なスペックとなっています。
価格をチェックしてみると…
ガソリン仕様G AERO Honda SENSING:3,123,186円~
ハイブリッド仕様AERO Honda SENSING:3,907,445円~
※ 税込
このようにガソリン仕様は約80万円、コストパフォーマンスに優れる価格設定となっています。とはいえ、予算に都合がつけばハイブリッド仕様を手に入れたいところではあります。
ガソリン仕様G AERO Honda SENSING:3,123,186円~
ハイブリッド仕様AERO Honda SENSING:3,907,445円~
※ 税込
このようにガソリン仕様は約80万円、コストパフォーマンスに優れる価格設定となっています。とはいえ、予算に都合がつけばハイブリッド仕様を手に入れたいところではあります。
オデッセイ ハイブリッドのABSOLUTE(アブソルート)グレードは何が違う?
ハイブリッド仕様、ガソリン仕様双方に用意されているのがアブソルートです。ハイブリッドの通常グレードと違いをチェックしてみると…
・コンビシート(プライムスムース×ファブリック)
・ABSOLUTE専用チューニングサスペンション
・17インチアルミホイール(通常モデルは16インチ)
この3つの装備がアブソルートでは標準装備となります。価格差はほぼ10万円ですから、絶対にお得なチョイスといえるでしょう。
・コンビシート(プライムスムース×ファブリック)
・ABSOLUTE専用チューニングサスペンション
・17インチアルミホイール(通常モデルは16インチ)
この3つの装備がアブソルートでは標準装備となります。価格差はほぼ10万円ですから、絶対にお得なチョイスといえるでしょう。
ホンダ オデッセイのホンダセンシングとEX Honda SENSINGの違いは
ラインナップの最上位グレードがEXホンダセンシングとなります。こちらをアブソルート・ホンダセンシングと比較してみましょう。
EXホンダセンシング標準装備となるのが…
・100V AC電源
・運転席大型アームレスト、センターコンソールボックス
・マルチビューカメラシステム
(上記3つはホンダセンシングではオプション装備)
・LEDアクティブコーナリングライト
・運転席&助手席シートヒーター
・助手席4ウェイパワーシート
・トリプルゾーンコントロール・フルオートエアコンディショナー
・ブラインドスポットインフォメーション
・後退出庫サポート
上記機能とオプションのすべて、標準装備となるのがEXホンダセンシングとなります。
EXホンダセンシング標準装備となるのが…
・100V AC電源
・運転席大型アームレスト、センターコンソールボックス
・マルチビューカメラシステム
(上記3つはホンダセンシングではオプション装備)
・LEDアクティブコーナリングライト
・運転席&助手席シートヒーター
・助手席4ウェイパワーシート
・トリプルゾーンコントロール・フルオートエアコンディショナー
・ブラインドスポットインフォメーション
・後退出庫サポート
上記機能とオプションのすべて、標準装備となるのがEXホンダセンシングとなります。
価格は…
・HYBRID ABSOLUTE Honda SENSING:4,009,296円~
・HYBRID ABSOLUTE EX Honda SENSING:4,314,852円~
※ 税込
となり、約30万円の価格差となっています。とはいえ、助手席パワーシートやシートヒーター、アクティブコーナリングライトなどの追加安全装備がおごられており、こちらも予算次第ではありますが、なんとかチョイスしたい魅力のあるハイグレードとなっています。
・HYBRID ABSOLUTE Honda SENSING:4,009,296円~
・HYBRID ABSOLUTE EX Honda SENSING:4,314,852円~
※ 税込
となり、約30万円の価格差となっています。とはいえ、助手席パワーシートやシートヒーター、アクティブコーナリングライトなどの追加安全装備がおごられており、こちらも予算次第ではありますが、なんとかチョイスしたい魅力のあるハイグレードとなっています。
ホンダ オデッセイは車中泊にも最適!
オデッセイのシートアレンジには、車中泊に最適なフルフラットにすることができます。さらにオットマンを利用することで、様々なシーンで快適空間を作り出せる工夫がされています。
また1996年にはオデッセイ フィールドデッキという二人分の就寝スペースをもったモデルが発売。中古車で車中泊を楽しみたい方は、探してみてはいかがでしょうか?
また1996年にはオデッセイ フィールドデッキという二人分の就寝スペースをもったモデルが発売。中古車で車中泊を楽しみたい方は、探してみてはいかがでしょうか?
ハイブリッド投入後のオデッセイ
モデルチェンジ後3年を経た2016年にハイブリッド仕様が投入されただけあり、そのスペックや環境性能は素晴らしいものがあるオデッセイ。
以前のようなスタイリッシュな乗用車然としたデザインからは大幅に刷新されていますが、そのスタイリッシュさと低重心化のコンセプトはそのままに、居住性と各種スペックをブラッシュアップしてあるといえます。殊更ハイブリッド仕様は、非常に高い商品力と魅力を備えたモデルといえるのではないでしょうか。
以前のようなスタイリッシュな乗用車然としたデザインからは大幅に刷新されていますが、そのスタイリッシュさと低重心化のコンセプトはそのままに、居住性と各種スペックをブラッシュアップしてあるといえます。殊更ハイブリッド仕様は、非常に高い商品力と魅力を備えたモデルといえるのではないでしょうか。