走り方次第では200キロ走れちゃう?スピードコントロールがラクになる"ワンペダル"はもう離せない!日産 リーフ オーナーズレビュー
更新日:2024.09.09
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すでにお伝えした通り、日産ノート e-POWERを購入し、電動車のフィーリングに感動を覚えた筆者。ノート e-POWERにも別段大きな不満をもっていなかったのだが、ノートe-POWERデビュー後に新型となったリーフに乗る機会が増えるにつれて、やはり新しいモデルはいいなあ、という想いが日に日に強くなってきたのであった。
文/写真・小鮒康一
文/写真・小鮒康一
e-pedalにプロパイロット... これからの時代にはマストアイテムかも
個人的にいいなあ、と思ったポイントのひとつが、日産 ノート e-POWERのワンペダルドライブをさらに進化させた「e-Pedal」だ。ノートe-POWERよりも強い減速力を得ることができるため、よりスピードコントロールがしやすくなったことに加え、電動パーキングブレーキによる停止保持機能も追加されたことで、日常域でのほとんどでブレーキペダルを踏むことなく運転ができてしまうという点。
もうひとつが、運転アシスト機能である「プロパイロット」で、これは追従型クルーズコントロールに加えてステアリングのアシストもしてくれるという優れもの。先日発表された新型スカイラインに装着されたプロパイロット2.0のように完全なハンズオフはできず、あくまで運転補助的な機能ではあるが、実際に体感してみるとあるとないとでは大違い。もはや退屈な高速道路の移動はマストアイテムと思えるほどだったのである。
もうひとつが、運転アシスト機能である「プロパイロット」で、これは追従型クルーズコントロールに加えてステアリングのアシストもしてくれるという優れもの。先日発表された新型スカイラインに装着されたプロパイロット2.0のように完全なハンズオフはできず、あくまで運転補助的な機能ではあるが、実際に体感してみるとあるとないとでは大違い。もはや退屈な高速道路の移動はマストアイテムと思えるほどだったのである。
走り方次第では最大で200キロは走れちゃう?補助金を上手く使えばお安く購入出来るのも魅力
ただ、ノートe-POWERは購入してからまだ1年半しか経っておらず、また自宅は借家住まいということで、当然ながら充電コンセントは設置されていない(というか駐車場は普通の月極駐車場の平置きである)。この大きな2つの問題が購入の大きなハードルとして立ちふさがっていた。
しかし何度か仕事でリーフに乗る機会があり、実際の航続距離をチェックしてみると、急速充電で70%~80%ほど充電できれば、走り方にもよるが150km~200kmは走行できることが分かった。この距離を長いと見るか短いと見るかは使う人によって異なるだろうが、自分としては1度の充電でこのくらいの距離が走れるのであれば十分、という判断に至った。
当時すでにバッテリー容量をアップしたモデルが登場するという話は聞いていたが、急速充電オンリーとなる使い方では満充電近くまで充電することも難しいのと、価格差が大きいこともあって見送ることにした。ちなみに大容量バッテリーを搭載したリーフe+は超急速充電に対応しており、それを使えば一気に充電することも可能となっているが、そもそも超急速充電器自体がまだほとんど設置されていないのだ。
しかし何度か仕事でリーフに乗る機会があり、実際の航続距離をチェックしてみると、急速充電で70%~80%ほど充電できれば、走り方にもよるが150km~200kmは走行できることが分かった。この距離を長いと見るか短いと見るかは使う人によって異なるだろうが、自分としては1度の充電でこのくらいの距離が走れるのであれば十分、という判断に至った。
当時すでにバッテリー容量をアップしたモデルが登場するという話は聞いていたが、急速充電オンリーとなる使い方では満充電近くまで充電することも難しいのと、価格差が大きいこともあって見送ることにした。ちなみに大容量バッテリーを搭載したリーフe+は超急速充電に対応しており、それを使えば一気に充電することも可能となっているが、そもそも超急速充電器自体がまだほとんど設置されていないのだ。
そしてもうひとつの懸念材料の車両価格だが、多くの人がご存知の国からの補助金に加え、メーカーからの補助金や販売会社からの補助金などのキャンペーンをうまく利用することで、かなり圧縮することに成功した(値引きも含む)。登録する地域によっては地方自治体などからも補助金が出るケースもあり、表示されている車両本体価格よりも大幅に少ない出費で買うことができる可能性もあるようなので、気になる方はチェックしてみていただきたい。
ということで紆余曲折を経て購入することとなった新型リーフ。ボディカラーは最後までチャイナブルーと迷ったが、当時ほとんど見かけることのなかったサンライトイエロー/スーパーブラックの2トーンカラーとし、内装色は明るい印象のエアリーグレーをチョイスした。汚れを気にしてブラック内装を選ぶユーザーが多いというが、そうするとインパネからドアトリムまですべてが黒となってしまい、暗い印象となるのを嫌ったためである。
ということで紆余曲折を経て購入することとなった新型リーフ。ボディカラーは最後までチャイナブルーと迷ったが、当時ほとんど見かけることのなかったサンライトイエロー/スーパーブラックの2トーンカラーとし、内装色は明るい印象のエアリーグレーをチョイスした。汚れを気にしてブラック内装を選ぶユーザーが多いというが、そうするとインパネからドアトリムまですべてが黒となってしまい、暗い印象となるのを嫌ったためである。
そんなリーフも気づけば手元にきて早1年。すでに1.2万キロほどを走破している。前述の通り自宅に充電コンセントがないため、すべての充電は基本的に急速充電であるが、今のところメーターに表示されるバッテリー容量には変化はなし。このメモリがいつ減るのか戦々恐々としているというのが本音だ(笑)
ちなみに充電にかかるコストはZESP2の充電会員のため、どんなに充電しても月額2000円(逆にどんなに充電しなくても2000円だが)。幸い自宅周辺には日産ディーラーを含め、複数の急速充電器が存在しており、時間に余裕があるときに充電しているため、充電にまつわるストレスは現状ほとんどない。また、航続距離も当初の目論見通り70~80%の充電で150~200kmは走行できるので、こちらも不満はないというのが偽らざる本音である。
ちなみに充電にかかるコストはZESP2の充電会員のため、どんなに充電しても月額2000円(逆にどんなに充電しなくても2000円だが)。幸い自宅周辺には日産ディーラーを含め、複数の急速充電器が存在しており、時間に余裕があるときに充電しているため、充電にまつわるストレスは現状ほとんどない。また、航続距離も当初の目論見通り70~80%の充電で150~200kmは走行できるので、こちらも不満はないというのが偽らざる本音である。
チューニングしたくなるのは悪い癖?ホイールとローダウンで印象がガラッと変わるリーフ
ただ、筆者が日産のお膝元である神奈川県在住ということもあってか、結構な頻度でリーフに遭遇するようになり(黄色はほとんどいないが)ちょっと差別化を図りたくなるという悪い癖が出てしまい、車高調整式サスペンションキットとアルミホイールを交換してしまった。
ガソリン車以上に燃費(電費)にシビアにならざるを得ない電気自動車にもかかわらず、インチアップ&幅広タイヤ装着というのは愚の骨頂ととらえるむきもあるかもしれないが、個人的にはシャープなルックスが実現できて満足度は高い。気になる電費も、軽量なホイールをチョイスしたからか、ノーマル状態よりも若干悪化したかな? 程度で済んでいる。
ガソリン車以上に燃費(電費)にシビアにならざるを得ない電気自動車にもかかわらず、インチアップ&幅広タイヤ装着というのは愚の骨頂ととらえるむきもあるかもしれないが、個人的にはシャープなルックスが実現できて満足度は高い。気になる電費も、軽量なホイールをチョイスしたからか、ノーマル状態よりも若干悪化したかな? 程度で済んでいる。
とかく電気自動車というと、エコという側面で語られがちではあるが、モーター走行特有のトルク感やレスポンスの良さなどは内燃機関を搭載しているモデルではなかなか味わうことができないオンリーワンな走り味。個人的にはエコという観点よりも、走らせて楽しいクルマとしてチョイスしたのがたまたま電気自動車だった、という感覚なのである(もちろんランニングコストの低さはありがたいが)。