【ニュース】リアコンビランプがZ似!? 新型日産リーフ発表 アリアベースのクロスオーバーEVへ

日産リーフ

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新型日産リーフが第3世代に生まれ変わります。ベースはアリアから採用されたCMF-EVプラットフォーム。
<トピック>
・ハッチバックからクロスオーバーへスタイルチェンジ
・WLTCで600km以上の航続距離
・日常生活につながる先進EV技術
・現時点ではフロントドライブのみ、4WD設定は無し

宇田川 敦史|うだがわ あつし

旧ヤフージャパン社の元自動車サービスマネージャー、カービュー社のプロデューサー、carview!編集長、日本カー・オブ・ザ・イヤー執行役員。
現ファブリカコミュニケーションズ社のメディア車選びドットコムとカープライムの統括編集長。
消費者目線でのクルマ選びとクルマ好きならではの目線をバランス良く発信し、一人でも多くの方が車が好きになっていただける世界に貢献したいと考えています。

宇田川 敦史
Chapter
第3世代リーフはクロスオーバーEVへ
600km以上の航続距離(75.1kwモデルのWLTC)
冷熱システムを一括制御するエネルギーマネジメントシステム
プロパイロット2.0搭載で価格は・・・?

第3世代リーフはクロスオーバーEVへ

2025年6月17日21時(日本時間)、第3世代リーフが発表されました。販売は秋に米国で、その他の地域では順次販売が予定されています。
今回、約15年間で70万台を販売したハッチバックスタイルから、アリアで採用されたCMF-EVプラットフォームをベースとしたクロスオーバースタイルに生まれ変わり、室内空間の確保とユーティリティの高さが期待できます。
リアのLEDランプは日産のスポーツカーの代名詞であるフェアレディZのような造形が特徴で、立体的な長方形が並んだデザインです。
全体的にはアリアのような日産が考える日本らしい先進性を具現化した意匠にまとめられていて、Aピラーからリアハッチまでのウインドウラインのアクセントは、日本刀(カタナ)をモチーフにしたデザインになっています。

600km以上の航続距離(75.1kwモデルのWLTC)

航続距離は600km(WLTC)。新開発の3-in-1 EVパワートレインを採用し、モーター振動を75%低減、高遮音カーペットにより、静粛性が高められています。
搭載されるバッテリーは以下2種類。

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バッテリー 52kWh
使用可能電力量 52.9kWh
最高出力 174hp
最大トルク 345 Nm
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バッテリー 75kWh
使用可能電力量 75.1kWh
最高出力 214hp
最大トルク 355 Nm
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150kWの急速充電に対応し、10~80%まで最短35分で充電できます。

冷熱システムを一括制御するエネルギーマネジメントシステム

充電器からの熱利用で寒冷時の回生性能の向上や、バッテリー熱の暖房活用、ナビの走行ルートに応じたバッテリー温度の最適化など、熱エネルギーのマネジメントを車両全体で一括制御し、発生する熱エネルギーを多種多様に有効活用できるよう設計されています。

プロパイロット2.0搭載で価格は・・・?

日本向け車両はプロパイロット2.0を搭載。V2H(Vehicle-to-Home)に加え、V2L(Vehicle-to-Load)機能を通じて、災害時やアウトドアアクティビティなどのライフスタイルをサポートします。
生産拠点は日本の栃木工場または、イギリス北東部のサンダーランド工場で生産されます。
価格については未発表ですが、昨今の自動車価格高騰が続く中、リーフの前モデルに対して大きな値上げは無いとの噂もあるようです。
手の届くEVイメージを確立してきたリーフの長い歴史や、海外勢も含めた低価格での販売戦略を考えると、買いやすい価格設定を期待したいところです。

<スペック>
全長 4360mm
全幅 1810mm
全高 1550mm
車重 1794kg-1982kg
ホイールベース 2690mm
サスペンション Fストラット式 Rマルチリンク式
荷室容量 420L
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商品詳細