【吉田由美のYou & Me】災害時に家にも人の心にも灯りをともす「日産 リーフ」
更新日:2024.09.09
※この記事には広告が含まれます
新型車が出るとわーっとメディアを賑わせますが、時間を追うごとにその情報は先細り。
そんな中で、ちょこちょこ話題を提供してくれるのが日産 リーフです。
文・吉田 由美
そんな中で、ちょこちょこ話題を提供してくれるのが日産 リーフです。
文・吉田 由美
量産電気自動車の先駆け、リーフの誕生
そういえば近ごろでは、タクシーにリーフが使われることも多いらしく、先日、イベント出演でお邪魔した山形でも先代のリーフが駅前のタクシーロータリーに止まっていて、運よく乗ることができました。
考えてみるとリーフのタクシーに乗ったのは初めて。それをまさか山形で乗ることになるとは…。それだけ電気自動車のリーフが日本全国に浸透しているということですね。
リーフはご存知、量産電気自動車(EV)の先駆けとして2010年に発売されて以来、グローバルで累計32万台以上、国内でも累計10万台以上を販売しています。
この10万台が多いか少ないか…おそらく初代リーフの発売当初、2018年ごろにはもっとEVが普及していると思われていたと思いますが、現状日本ではその流れは思ったより緩やかなようです。
考えてみるとリーフのタクシーに乗ったのは初めて。それをまさか山形で乗ることになるとは…。それだけ電気自動車のリーフが日本全国に浸透しているということですね。
リーフはご存知、量産電気自動車(EV)の先駆けとして2010年に発売されて以来、グローバルで累計32万台以上、国内でも累計10万台以上を販売しています。
この10万台が多いか少ないか…おそらく初代リーフの発売当初、2018年ごろにはもっとEVが普及していると思われていたと思いますが、現状日本ではその流れは思ったより緩やかなようです。
初代日産リーフは評価が二分された
初代リーフがなかなか苦戦している理由のひとつは、まずはエクステリアデザイン。竹野内豊さんのように誰が見てもカッコイイなわけではなく、かといってムロツヨシさんのように見慣れてきたら素敵に見えるわけでもない。
インテリアもあっと驚くような先進感があるわけでも高級なわけでもない。さらに充電にも時間がかかるし、航続距離が短いのもネック。とはいえ、静かで滑らかな走り出しや、伸びやかな加速感などは電気自動車ならではの魅力。
その方のカーライフ次第によって評価は二分されそうな電気自動車。もちろん、移動範囲が広くなく、さらに充電も自宅や会社などでできる人にとってはかなり高評価ということも考えられます。
インテリアもあっと驚くような先進感があるわけでも高級なわけでもない。さらに充電にも時間がかかるし、航続距離が短いのもネック。とはいえ、静かで滑らかな走り出しや、伸びやかな加速感などは電気自動車ならではの魅力。
その方のカーライフ次第によって評価は二分されそうな電気自動車。もちろん、移動範囲が広くなく、さらに充電も自宅や会社などでできる人にとってはかなり高評価ということも考えられます。
新型リーフ、初代のネガティブを払拭して登場!
そんなネガティブなことを全部潰していったのが2017年フルモデルチェンジした新型「リーフ」。とはいえ、プラットフォームや左右のドアなどは先代と共通らしいのですが、エクステリアデザインは丸みが抑えられたのとルーフやピラー(柱)を黒でスタイリッシュに。
航続距離は400㎞に大幅アップ。先行車がある場合は前の車にあらかじめセットした速度で車速に応じた距離を保ちながら走行する「プロパイロット」や3つの操作で駐車完了までアシストする「プロパイロット パーキング」。
ブレーキを使う頻度が少なくなり、アクセルワークだけでほとんど操作できるワンペダルの進化版「e-pedal」 などの先進安全装備も盛り込まれています。
航続距離は400㎞に大幅アップ。先行車がある場合は前の車にあらかじめセットした速度で車速に応じた距離を保ちながら走行する「プロパイロット」や3つの操作で駐車完了までアシストする「プロパイロット パーキング」。
ブレーキを使う頻度が少なくなり、アクセルワークだけでほとんど操作できるワンペダルの進化版「e-pedal」 などの先進安全装備も盛り込まれています。
災害時でのリーフの活躍
そして電気自動車と言えば、携帯電話同様、バッテリーの行方が気になるところ。
今年3月、「日産」と「住友商事」が設立した「4Rエナジー」は、リーフで使われた中古のバッテリーを回収し、性能を分析したり、再生したりして、それをEV向けの再生バッテリーや大型の蓄電システムとして販売するとのこと。
また、今後起こりうる災害に備えて今年9月に東京・練馬区と日産自動車は「災害時における電力供給に関する協定」を締結し、災害時には練馬区内の日産販社にあるEVを区に無償で貸与し、日産販社に設置してあるEV用の急速充電スタンドを優先的に利用して、避難拠点の電源として活用するとのこと。
今年3月、「日産」と「住友商事」が設立した「4Rエナジー」は、リーフで使われた中古のバッテリーを回収し、性能を分析したり、再生したりして、それをEV向けの再生バッテリーや大型の蓄電システムとして販売するとのこと。
また、今後起こりうる災害に備えて今年9月に東京・練馬区と日産自動車は「災害時における電力供給に関する協定」を締結し、災害時には練馬区内の日産販社にあるEVを区に無償で貸与し、日産販社に設置してあるEV用の急速充電スタンドを優先的に利用して、避難拠点の電源として活用するとのこと。
そして実際、リーフは実際の災害時にどうだったのかが気になります。
先日の北海道で起きた地震の際は、広い範囲で停電になりましたが、その時、家庭でリーフを保有しているユーザーさんからは「V2H(Vehicle to Home)機器を利用してリーフから家に2日間給電でき、明るい中で生活できた」とか「普段からリーフから家に給電していたため、地震直後にも停電の影響が無く、外に出て初めて停電していることに気づいた。リーフがあってよかった」など、リーフが活躍した声が届いたとか。
なるほど。
先日の北海道で起きた地震の際は、広い範囲で停電になりましたが、その時、家庭でリーフを保有しているユーザーさんからは「V2H(Vehicle to Home)機器を利用してリーフから家に2日間給電でき、明るい中で生活できた」とか「普段からリーフから家に給電していたため、地震直後にも停電の影響が無く、外に出て初めて停電していることに気づいた。リーフがあってよかった」など、リーフが活躍した声が届いたとか。
なるほど。