日産新型リーフに搭載のワンペダルって実際どうなの!? 本当に事故は減るのか?
更新日:2024.09.09
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2017年9月に新型モデルが発表される日産 リーフ。いろいろ楽しみなモデルですが、なかでも「e-Pedal」なる先進装備が搭載されるとのこと。ワンぺダル操作が可能なこのシステムは、すでにBMW i3でも使われている機構ですが、これによって安全性は向上するのでしょうか?
ワンぺダル操作を実現とした新型「日産 リーフ」
※画像は現行モデル
2017年9月に新型が発表予定の日産 リーフ。よりシャープになると噂されるエクステリアデザインに、航続距離は400km/hあたり達成するのでは、と言われています。
比較的低廉な価格(約400万円)で一気にEVを普及させようとしているテスラ モデル3に対し、強力なライバルとなるのかも注目されるところ。今からさまざまな面で期待の大きい新型リーフなのです。
さて、今回の新型リーフには、なんとワンぺダルで運転できる「e-Pedal」という装備が搭載されるようです。端的にいえば、アクセルペダルを踏めば加速をし、離せば強力なエンジンブレーキ(回生ブレーキ)が作動。アクセルペダルのオンオフだけで、車を走らせることが可能になります。
すでに採用しているBMW i3では、車両の速度によって回生ブレーキの介入度合いを変えたり、停車中はブレーキを踏まずとも車が動かないようにするなど、操作性に関して入念なセッティングが行われていますが、リーフではどのような味付けになるのでしょうか。
2017年9月に新型が発表予定の日産 リーフ。よりシャープになると噂されるエクステリアデザインに、航続距離は400km/hあたり達成するのでは、と言われています。
比較的低廉な価格(約400万円)で一気にEVを普及させようとしているテスラ モデル3に対し、強力なライバルとなるのかも注目されるところ。今からさまざまな面で期待の大きい新型リーフなのです。
さて、今回の新型リーフには、なんとワンぺダルで運転できる「e-Pedal」という装備が搭載されるようです。端的にいえば、アクセルペダルを踏めば加速をし、離せば強力なエンジンブレーキ(回生ブレーキ)が作動。アクセルペダルのオンオフだけで、車を走らせることが可能になります。
すでに採用しているBMW i3では、車両の速度によって回生ブレーキの介入度合いを変えたり、停車中はブレーキを踏まずとも車が動かないようにするなど、操作性に関して入念なセッティングが行われていますが、リーフではどのような味付けになるのでしょうか。
日産リーフのワンぺダル操作で安全性は向上する!?
リーフに搭載されるe-Pedalは、EVならでは装備といえます。
これまでのAT車といえば、アクセルとブレーキはまったく別の機構を操作するもので、2ペダルは必須でした。ワンぺダル操作が可能になったからといってリーフからブレーキペダルが消えることはないようですが、一つのぺダル操作で加速も減速もできてしまう、というのは目からウロコの技術です。
e-Pedalは、日産にはセレナにも搭載されたプロパイロット(運転支援機能)を組み合わせることで、前方車両との車間距離や、緊急時のエマージェンシーブレーキといった公道におけるさまざまな要素・状況に対応。「e-Pedal」を作動させるには、e-Pedalのボタンをプッシュするだけという簡易なものになるようです。
日産がこれまで培った技術と新しい技術を組み合わせることで、安全性、快適性が向上するのは間違いありません。おそらく、ドライバーの精神的な負担も相当軽減されるのではないでしょうか。
ただし、少し気になる点もあります。
これまでのAT車といえば、アクセルとブレーキはまったく別の機構を操作するもので、2ペダルは必須でした。ワンぺダル操作が可能になったからといってリーフからブレーキペダルが消えることはないようですが、一つのぺダル操作で加速も減速もできてしまう、というのは目からウロコの技術です。
e-Pedalは、日産にはセレナにも搭載されたプロパイロット(運転支援機能)を組み合わせることで、前方車両との車間距離や、緊急時のエマージェンシーブレーキといった公道におけるさまざまな要素・状況に対応。「e-Pedal」を作動させるには、e-Pedalのボタンをプッシュするだけという簡易なものになるようです。
日産がこれまで培った技術と新しい技術を組み合わせることで、安全性、快適性が向上するのは間違いありません。おそらく、ドライバーの精神的な負担も相当軽減されるのではないでしょうか。
ただし、少し気になる点もあります。
公道にはさまざまなクルマが混走しているという事実
今回のリーフに搭載予定のワンぺダル機能は、間違いなくリーフの安全性能に寄与するものでしょう。リーフのみで走るのであればこれほど快適なものはないと考えます。他方で、公道にはさまざまクルマが走っているのも事実。
いろいろなクルマに乗ったドライバーであればわかると思いますが、MT車とAT車で走っている場合、なんとなく「前車と“間が合わない”」と感じたことがあろうと思います。エンジンブレーキの効きや、ブレーキのタイミングが違うためにこうした感覚を覚えるわけです。
またハイブリッド車とガソリン車でも、そのエンジン(回生)ブレーキの効きの違いから、同様の感覚を覚える方もいるでしょう。
一方で、ワンぺダル操作となるリーフが、どのようなブレーキフィール、タイミングで走るのかまだ想像ができません。回生ブレーキの介入度合いによっては、後続車にとって間が合わないどころか危険に感じることもあろうと思います。
こうした点は日産も織り込み済で開発はするでしょうから、なるべく自然な減速挙動を期待するところです。
公道には、いろいろなクルマをさまざまなドライバーが走らせているわけですから、あくまでも運転支援装備は”支援”であることを、忘れてはなりませんね。
いろいろなクルマに乗ったドライバーであればわかると思いますが、MT車とAT車で走っている場合、なんとなく「前車と“間が合わない”」と感じたことがあろうと思います。エンジンブレーキの効きや、ブレーキのタイミングが違うためにこうした感覚を覚えるわけです。
またハイブリッド車とガソリン車でも、そのエンジン(回生)ブレーキの効きの違いから、同様の感覚を覚える方もいるでしょう。
一方で、ワンぺダル操作となるリーフが、どのようなブレーキフィール、タイミングで走るのかまだ想像ができません。回生ブレーキの介入度合いによっては、後続車にとって間が合わないどころか危険に感じることもあろうと思います。
こうした点は日産も織り込み済で開発はするでしょうから、なるべく自然な減速挙動を期待するところです。
公道には、いろいろなクルマをさまざまなドライバーが走らせているわけですから、あくまでも運転支援装備は”支援”であることを、忘れてはなりませんね。