ヴェゼルのラゲッジ比較。ハイブリッドとガソリンの2つの違いとは?

ホンダ ヴェゼル

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クーペのようなスタイリッシュなデザインが特徴のSUVヴェゼル/べゼルがマイナーチェンジをして新発売されましたね。このクルマは、ハイブリッドとガソリン車の2つのパワートレーンが用意されていますが、外装・エクステリアに違いがあります。また、先日マイナーチェンジをした新型モデルのハイブリッド車とガソリン車を続けて見る事が出来たのですが、エクステリアだけではなく、ラゲッジスペースのデザインや使い勝手にも違いがありました。そんなホンダ ヴェゼル/べゼル(VEZEL)のハイブリッド車とガソリン車のラゲッジ・荷室の2つの違いについて紹介したいと思います。

2016/7/28
Chapter
ヴェゼルの荷室の違い1:床下収納のデザイン&サイズ
ハイブリッド車とガソリン車では床下収納のサイズも異なる
ヴェゼルの荷室の違い2:フロアの高さ
ラゲッジはヴェゼル ハイブリッドの方が使いやすい理由とは?

ヴェゼルの荷室の違い1:床下収納のデザイン&サイズ

ホンダの人気SUVヴェゼル/べゼル(VEZEL)のハイブリッド車のラゲッジは、このようなデザインになっています。
そして、こちらがガソリン車の荷室・ラゲッジ。
一見すると、大きな違いはなさそうですね。ただ、この2つのモデルのラゲッジには大きな違いがあります。その違いの一つが床下収納。ハイブリッド車とガソリン車では床下収納の数やサイズが全く異なります。こちらがフロアを持ち上げた時に現れるホンダ ヴェゼル/べゼル(VEZEL)のハイブリッド車の床下収納のデザイン。
ハイブリッド車では左側に小さめのトレーを装備しているのが特徴の一つ。
また、床下収納に部分にされている素材もプラスチック素材を使用しており、汚れた時などの掃除・お手入れはラクなのかなと思いました。
一方、こちらがガソリン車のラゲッジ床下収納。
ホンダ ヴェゼル/べゼル(VEZEL)のハイブリッド車の床下収納とデザインが全く違いますよね。ハイブリッド車に採用されていたような小さなトレーはありませんが、床下収納自体はガソリン車の方が広くなっているように感じました。また、今回写真を撮り忘れてしまったのですが、ヴェゼル/べゼルのガソリン車では奥にもう一つ床下収納が用意されています。ハイブリッド車は荷室・ラゲッジスペースの下にリチウムイオンバッテリーを搭載しているので床下収納が少なくなってしまうのは仕方ありませんが、床下収納だけを見比べると、ガソリン車の方が収納スペースも多く使い勝手が良いように感じました。ただ、少し気になったのはヴェゼル/べゼル(VEZEL)のガソリン車の床下収納に使用されている素材。ハイブリッド車はプラスチック素材だったのに対し、ガソリン車は発泡スチロールのような素材を採用。
お手入れや掃除はガソリン車よりもハイブリッド車の方がしやすいのかなと言った印象を受けました。

ハイブリッド車とガソリン車では床下収納のサイズも異なる

また、ホンダ ヴェゼル/べゼル(VEZEL)のハイブリッド車とガソリン車の床下収納はサイズも異なります。

ディーラーさんに確認してもらったところ、ヴェゼル/べゼル(VEZEL)のそれぞれのモデルの床下収納は、このようになっていました。

■ヴェゼル ハイブリッド車とガソリン車の床下収納サイズ
・ハイブリッド車の床下収納
幅  :約480mm
深さ:約200mm
・ガソリン車の床下収納(手前側)
幅  :約570mm
深さ:約160mm
・ガソリン車の床下収納(奥側)
幅  :約440mm
深さ:約230mm

ホンダ ヴェゼル/べゼル(VEZEL)のガソリン車とハイブリッド車の床下収納のサイズを実際に見比べてみて、大きく違うと思ったのは横幅。

床下収納は横幅が大きく、また奥行きも広いヴェゼル/べゼル(VEZEL)のガソリン車の方が使い勝手は良いように思いました。
ただ、床下収納のサイズが小さいハイブリッド車でも運転用のクツや洗車道具などを置ける収納力があります。ハイブリッド車の床下収納サイズは若干劣りますが、それでも十分に使い勝手は良いように感じました。

ヴェゼルの荷室の違い2:フロアの高さ

また、ヴェゼル/べゼル(VEZEL)のハイブリッド車とガソリン車の違いの一つが、フロアの高さ。こちらがホンダ ヴェゼル/べゼル(VEZEL)のハイブリッド車の荷室・ラゲッジルーム。
そして、こちらがガソリン車のラゲッジ。
ちょっと画像からは分かりづらいですが、ガソリン車のラゲッジフロアの方がハイブリッド車よりも低くなっています。

また、ハイブリッド車・ガソリン車ともにヴェゼル/べゼル(VEZEL)の荷室・ラゲッジフロアは、開口部よりも一段下がったデザインになっています。しかし、ガソリン車の方がハイブリッド車よりもラゲッジフロアの位置が低くなっている分、開口部との段差が大きくなっていました。こちらがヴェゼル/べゼル(VEZEL)のハイブリッド車の開口部とフロアの段差。
そして、こちらがガソリン車のラゲッジ開口部とフロアの段差。
ガソリン車の方が開口部との段差が大きいですよね。ハイブリッド車の場合、開口部とフロアとの段差は実測で約80mmとなっています。一方、フロアが低くなっているホンダ ヴェゼル/べゼル(VEZEL)のガソリン車の開口部とフロアとの段差は115mmと若干大きめ。

ホンダ ヴェゼル/べゼル(VEZEL)のハイブリッド車とガソリン車の荷室・ラゲッジスペースのフロアの高さの違いは35mm。ただ実際にクルマを見比べると、この違いはかなり大きいです。

私だけでは無く妻もガソリン車の荷室・ラゲッジを見てフロアの高さの違いに気が付いたほど・・・。実際にこの2台のモデルを比べてみると、予想以上にラゲッジフロアの違いを実感しました。

ラゲッジはヴェゼル ハイブリッドの方が使いやすい理由とは?

このようにハイブリッド車とガソリン車でフロアの高さが異なるヴェゼル/べゼル(VEZEL)のラゲッジ・荷室ですが、実際に確認をして見て荷室・ラゲッジスペースが使いやすいと思ったのはハイブリッド車の方。私がハイブリッド車のラゲッジの方が使い勝手が良いと思った理由の一つは、荷物の積み下ろしのしやすさ。

ヴェゼル/べゼルのガソリン車の方がラゲッジフロアが低くなっているので積載量は多くなっていますが、開口部との段差も大きく重たい荷物の積み下ろしには不向きな感じがしました。
また、ヴェゼル/べゼル(VEZEL)のガソリン車とハイブリッド車では、後部座席を格納した時の段差も異なります。

ハイブリッド車・ガソリン車のそれぞれの後部座席を格納した時の荷室・ラゲッジは、このようになっています。

■ヴェゼル ハイブリッド
■ヴェゼル ガソリン
ヴェゼル/べゼルのハイブリッド車・ガソリン車ともに後部座席を格納すると手前下がりになっているのですが、ガソリン車の方が若干ですが後部座席の背もたれ部分の段差が大きいように感じました。後部座席を格納した時の段差もそれほど大きくないので、ガソリン車のラゲッジの使い勝手が著しく悪いわけではありません。

ただ、ホンダ ヴェゼル/べゼル(VEZEL)の2台のモデルを見比べると、ガソリン車の方の段差が少し気になってしまいました。

ちなみに、4WD車を選ぶと開口部とフロアの段差はほとんど無くなるようですよ。なので、荷物の積み下ろしが一番ラクなのはヴェゼル/べゼル(VEZEL)の4WD車なのかもしれませんね。
今回新発売されたヴェゼル/べゼル(VEZEL)のガソリン車とハイブリッド車の荷室・ラゲッジでは、このような違いがありました。床下収納のサイズやフロアの高さなどガソリン車とハイブリッド車では荷室・ラゲッジの使い勝手も多少異なるので、これから試乗に行かれる方はしっかりとこちらの部分に関しても確認してみてくださいね。
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