ソフトトップとハードトップ、オープンカーにはどちらがおすすめ?

ソフトトップ ロードスター

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オープンカーは屋根を開けることで開放的なドライブができ、走りを楽しみたいドライバーに人気があるクルマ。屋根をつければ雨の日でも安心して走行できるオープンカーには、「ソフトトップ」と「ハードトップ」と呼ばれる2種類の屋根の種類があります。

今回はソフトトップとハードトップの違いについて、そしてそれぞれのタイプがどういった方におすすめなのか解説します。

文・PBKK
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解放感のあるソフトトップのオープンカー
安全性や安心感を感じれるハードトップのオープンカー

解放感のあるソフトトップのオープンカー

ソフトトップとは、布やビニールなどのソフトな素材を使っているオープンカーの屋根を指します。メリットは何と言っても車が軽量になること。軽量なため取り回しの点でも優れており、必要なときにいつでも着脱が可能で、着脱時にかかる負担が少ないので、力に自信がない方でも取扱が簡単です。

走りながら手間をかけず折りたたみたい場合は、電動式ソフトトップのモデルを購入すると便利です。また、折り畳み後もトランクのスペースを圧迫しないので、荷物をたくさん詰め込んでドライブを楽しめるというメリットもあります。

デメリットとしては、ハードトップに比べ劣化がしやすく、寿命が来たら屋根を交換する必要があるので、コストがかかってしまいます。また、屋根をつけたままスピードを出して走行すると、バタバタと音がするのでその音が気になる場合も。

またソフトトップは遮熱性や保温性がハードトップよりも低いため、暑いときには熱気が寒いときには冷気が、車内全体に伝わってしまうという点もネックになります。オープンカーらしさがあるといえる、ソフトトップのオープンカーは「解放感があるドライブしたい」といった方におすすめです。

安全性や安心感を感じれるハードトップのオープンカー

ハードトップとは、金属や樹脂などの固い素材を使っているオープンカーの屋根を指します。ハードトップのオープンカーは、屋根が固い素材で作られているため、剛性に優れソフトトップよりも屋根を閉めたときは丈夫になります。

遮熱性や保温性も抜群で、屋根を閉めていれば外気の影響は受けません。また、いたずらされにくいというのもメリットです。ソフトトップだとナイフなどで切り裂かれてしまうなどの、悪質ないたずらに遭う危険性があります。

しかし、ハードトップは丈夫な素材を使っており、クローズすると一見普通のクルマと変わらないため、悪質ないたずらに遭遇する危険性も減少します。価格はソフトトップよりもハードトップの方が高い設定ですが、屋根を経年劣化で交換する必要がないので、長い目でみれば経済的ともいえます。

ハードトップのデメリットとしては、ソフトトップよりも車重が重くなってしまうことです。また、屋根をオープンした状態にするとトランクルームを圧迫するため、あまり多くの物を入れられなくなってしまいます。

電動式ハードトップを選べば取り外す手間はかかりませんが、手動で取り外すタイプは重量があるため、取り外しに手間と負担がかかるのも忘れてはいけません。また見た目としてオープンカーらしさが感じられず、好みではないという声も聞ききます。

しかし、ハードトップのオープンカーは、屋根をつけた時に普通のクルマのような安心感や安全性が感じられます。「オープンカーだけれども、安心感や安全性も確保したい」といった方におすすめです。
ソフトトップ、ハードトップそれぞれにメリット・デメリットがあります。オープンカーを選ぶときに、どういった部分を重要視するのか考え、自分に合うタイプのオープンカーを選択しましょう。
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