オーバーヒートでクルマが動かない!対処方法と日頃からの注意点や前兆は?
更新日:2024.09.09
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運転中、エンジンからモクモクと白い煙が出てきたと思ったらクルマが動かなくなって…もしかしたらそれ、エンジンのオーバーヒートかもしれません。オーバーヒートの対処法と日頃注意しておきたポイントをご紹介します。
文・PBKK
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- Chapter
- オーバーヒート、なぜ起こる?
- オーバーヒート、起きたらどうする?
オーバーヒート、なぜ起こる?
エンジンのオーバーヒートとは、エンジン本体が熱くなりすぎた状態を指します。クルマのエンジンは動力を作り出す際、内部でガソリンと空気を爆発燃焼させることで動力を作り出すため、非常に高温な状態となります。そして同時に、内部機関を保護するために冷却作業が行われています。
その冷却機能がエンジンの温度上昇により異常をきたし、エンジンの冷却作業が上手く行われなくなることで、エンジンの熱量が冷却機能をオーバーしてしまったときに起きる異常をオーバーヒートというのです。
その冷却機能がエンジンの温度上昇により異常をきたし、エンジンの冷却作業が上手く行われなくなることで、エンジンの熱量が冷却機能をオーバーしてしまったときに起きる異常をオーバーヒートというのです。
オーバーヒートが発生する際はエンジンや警告灯に前兆が現れるため、ある程度は把握することが可能です。例えば走行中の違和感です。アクセルを踏んでも詰まったような加速になったり、エンジンの回転数が安定しないような場合は、オーバーヒートが疑われます。
また、スピードメーター付近に表示されている水温計も、オーバーヒートの前兆目安となります。
多くの場合、水温計はスピードメーター付近に「H」や「℃」などの文字で表示されています。そしてエンジンが高温となると、水温計の針は「H」に近づいていき、異常な高温となるとエンジンがオーバーヒートする可能性があるため参考にしましょう。
多くの場合、水温計はスピードメーター付近に「H」や「℃」などの文字で表示されています。そしてエンジンが高温となると、水温計の針は「H」に近づいていき、異常な高温となるとエンジンがオーバーヒートする可能性があるため参考にしましょう。
オーバーヒート、起きたらどうする?
オーバーヒートが発生すると、ドライバーはエンジンのトラブルに驚いてしまい危険な事故へとつながる可能性がありますが、焦らずに対処しましょう。
まずは周囲の安全を確認した上で、路肩や道路脇になどに停車しましょう。この際、他のドライバーの走行を妨げないよう注意が必要です。次にボンネットを開けてエンジンルームの風通しを良くしましょう。
オーバーヒートはエンジンの高温が原因ですから、エンジンを冷却することが重要です。この際、冷却水が漏れていたりファンが回っていない場合を除き、エンジンは動かしたままの方がよいとされています。エンジンオイルや冷却水を循環させることが可能なためです。
オーバーヒートはエンジンの高温が原因ですから、エンジンを冷却することが重要です。この際、冷却水が漏れていたりファンが回っていない場合を除き、エンジンは動かしたままの方がよいとされています。エンジンオイルや冷却水を循環させることが可能なためです。
また、冷却する際は十分に時間をかけてエンジンを冷やし様子をみることが重要です。
オーバーヒート発生時にはエンジンが高温となっているため、むやみにエンジンを触ったりラジエーターキャップを外すと、大やけどを負う可能性があります。十分な時間をかけて冷やしてもなおエンジンが復旧しない場合は、ロードサービスを利用すると良いでしょう。
オーバーヒート発生時にはエンジンが高温となっているため、むやみにエンジンを触ったりラジエーターキャップを外すと、大やけどを負う可能性があります。十分な時間をかけて冷やしてもなおエンジンが復旧しない場合は、ロードサービスを利用すると良いでしょう。
オーバーヒートが発生すると、ドライバーはエンジンのトラブルに驚いてしまい危険な事故へとつながる可能性がありますが、焦らずに対処しましょう。