贅沢な軽自動車5選!
更新日:2024.09.09
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日本が生んだ独自規格である「軽自動車」。定められたコンパクトなボディサイズと660㏄という排気量の一種のレギュレーションは、普通車をも超える魅力的なモデルを生み出しました。そこで今回は普通車をも超える魅力と個性を持った新旧様々な軽自動車たちをご紹介!
文・西川 昇吾
文・西川 昇吾
ダイハツ コペン
まず紹介するのはダイハツ コペン。初代コペンがデビューした際は「軽自動車に電動メタルルーフ」という今までになかった組み合わせで「なんて贅沢な軽自動車なんだ!」という衝撃でした。
今でこそ電動メタルルーフのオープンカーは珍しくないですが、2002年の登場当時は電動メタルルーフを採用しているオープンカーは普通車でも珍しかったほどです。2代目へと進化したコペンは、搭載エンジンが4気筒から3気筒へなってしまい悲しむ声も聞こえました。
しかし、それをかき消すように好印象だったのはボディ剛性の高さ!「軽自動車のオープンボディ」とは思えないほどです。普通車を超える魅力がたっぷり詰まったコペンは、オープンカー入門にオススメの1台です。
今でこそ電動メタルルーフのオープンカーは珍しくないですが、2002年の登場当時は電動メタルルーフを採用しているオープンカーは普通車でも珍しかったほどです。2代目へと進化したコペンは、搭載エンジンが4気筒から3気筒へなってしまい悲しむ声も聞こえました。
しかし、それをかき消すように好印象だったのはボディ剛性の高さ!「軽自動車のオープンボディ」とは思えないほどです。普通車を超える魅力がたっぷり詰まったコペンは、オープンカー入門にオススメの1台です。
ダイハツ ソニカ
続いて紹介するのは2006年から2009年まで販売されていたダイハツ ソニカ。3年弱と短命に終わってしまったモデルですが、軽自動車とは思えない静寂性、快適性がソニカの魅力です。
「爽快ツアラー」のコンセプトの下、ロード&メカニカルノイズの低減や、高速域での安定性を重視したサスペンション、トヨタ セルシオをベンチマークにしたシート…など軽自動車ながら高級車サルーンを目標にした造りこみが行われたモデルでした。
しかし当時の軽自動車市場はハイト系ワゴンが主流。主流のモデルよりも価格が高いため販売面では苦戦し短命なモデルライフで終わってしまいます。200万円に届こうかという軽自動車が市場にあふれる現代ならばソニカの運命は変わっていたかもしれません。
未だに「これに代わる軽自動車がない」というユーザーも多く、トヨタクラウンなどから乗り換えた高年齢ユーザーが大切に乗っていることが多い印象です。
「爽快ツアラー」のコンセプトの下、ロード&メカニカルノイズの低減や、高速域での安定性を重視したサスペンション、トヨタ セルシオをベンチマークにしたシート…など軽自動車ながら高級車サルーンを目標にした造りこみが行われたモデルでした。
しかし当時の軽自動車市場はハイト系ワゴンが主流。主流のモデルよりも価格が高いため販売面では苦戦し短命なモデルライフで終わってしまいます。200万円に届こうかという軽自動車が市場にあふれる現代ならばソニカの運命は変わっていたかもしれません。
未だに「これに代わる軽自動車がない」というユーザーも多く、トヨタクラウンなどから乗り換えた高年齢ユーザーが大切に乗っていることが多い印象です。
三菱 i
次に紹介するのは2006年から2015年まで販売されていた三菱i。このモデルの驚きは何といってもそのレイアウト。リアシートとトランクルームの間にエンジンとミッションを配置し、フロントシート真下に燃料タンクを配置しています。
そして個人的に一番驚いたのが前後のタイヤサイズが異なるという点。前:145/65R15後:175/55R15というタイヤサイズを装着します。冷静に考えればMRなので当然と言えば当然ですが、走りに振った売り出し方をしていない軽自動車で、前後のタイヤサイズが異なるのは驚きです。
なんせタイヤローテーションが出来ないのですから。MRの恩恵もありハンドリングは他の軽自動車にはない面白さがありますが、悪く言えば曲がり過ぎて落ち着きがないかなというかんじ。しかし、レイアウトやタイヤサイズなど普通車以上のこだわりが見えて面白いのが「i」の魅力です。
そして個人的に一番驚いたのが前後のタイヤサイズが異なるという点。前:145/65R15後:175/55R15というタイヤサイズを装着します。冷静に考えればMRなので当然と言えば当然ですが、走りに振った売り出し方をしていない軽自動車で、前後のタイヤサイズが異なるのは驚きです。
なんせタイヤローテーションが出来ないのですから。MRの恩恵もありハンドリングは他の軽自動車にはない面白さがありますが、悪く言えば曲がり過ぎて落ち着きがないかなというかんじ。しかし、レイアウトやタイヤサイズなど普通車以上のこだわりが見えて面白いのが「i」の魅力です。
スバル ヴィヴィオ
続いて紹介するのはスバル ヴィヴィオ。このモデルの魅力は普通車をも凌駕する速さ。これにつきます。軽自動車としては珍しく、世界一過酷なサーキットと言われるドイツ ニュルブルクリンクでもテストを実施し、徹底的に走りにこだわったモデルです
。その結果、筑波サーキットで行われた市販車タイムアタックでは1分13秒台という普通車と遜色ない。それどころか、一部の普通車よりも速いラップタイムを記録しています。2019年現在でも軽自動車最速の呼び名が高い1台です。
。その結果、筑波サーキットで行われた市販車タイムアタックでは1分13秒台という普通車と遜色ない。それどころか、一部の普通車よりも速いラップタイムを記録しています。2019年現在でも軽自動車最速の呼び名が高い1台です。
ケータハム 160
最後に紹介するのはケータハム 160。シンプルなスポーツカー「セブン」シリーズを開発販売しているケータハムが2014年から販売したモデルで、エンジンは3気筒ターボのスズキ製K6Aを搭載します。
軽自動車ながら「輸入車」に該当するので最高出力は自主規制の影響を受けてない80馬力、完全なる受注生産なので金額は400万円弱…色々な数字が普通車並なのがこのモデルが軽自動車とは思えない点。しかしいい意味でここまで「ふざけた」軽自動車を造れるのはケータハムだからでしょう。
「軽自動車だから」で購入しない、「ケータハム160だから」で購入する魅力がこのモデルにはたくさん詰まっているのです。
軽自動車ながら「輸入車」に該当するので最高出力は自主規制の影響を受けてない80馬力、完全なる受注生産なので金額は400万円弱…色々な数字が普通車並なのがこのモデルが軽自動車とは思えない点。しかしいい意味でここまで「ふざけた」軽自動車を造れるのはケータハムだからでしょう。
「軽自動車だから」で購入しない、「ケータハム160だから」で購入する魅力がこのモデルにはたくさん詰まっているのです。
日本独自の「レギュレーション」は様々なコンセプトが見えて面白い!
いかがでしたか?今回紹介した以外にも普通車以上の魅力を持つ軽自動車はたくさんあります。寸法と排気量が定めたれた軽自動車規格だからこそ、コンセプトやレイアウト面で様々なアプローチが見えるのが軽自動車の魅力です。
今後はどんな魅力的な軽自動車が登場するのか?日本独自のこのカテゴリーから目が離せません!
今後はどんな魅力的な軽自動車が登場するのか?日本独自のこのカテゴリーから目が離せません!