選挙カーの製作方法・費用とインテリアについて

選挙カー

選挙になると街を賑わす選挙カー。これについては様々な印象を皆様お持ちと思いますが、車種選定など、どんな決め事決め事があるのか、今回は紹介してみようと思います。

Chapter
街を賑わす選挙カー、気になる「レギュレーション」は?
選挙カーはどうやってつくるのか?
車種で選挙の情勢も変わる!?

街を賑わす選挙カー、気になる「レギュレーション」は?

2019年は12年一度の亥年の選挙イヤーといわれています。春の統一地方選挙、夏の参議院選挙が立て続けにあるからです。ですから例年よりも「選挙カー」に触れる機会が多いともいえます。

今回触れる選挙カーは、選挙期間中に廻すいわゆる「候補者カー」について、です。これは選挙期間中に「候補者が1台のみ使用できる」と公職選挙法で定められています。

使用できる車種も、法令でしっかりと定められています。ざっくりまとめると…

・乗車定員4人以上10人以下の小型自動車(上部・側部・後部が開放しているものを除く)
・4輪駆動式の自動車で車両重量2トン以下のもの(上部・側部・後部が開放しているものを除く)
・それ以外の乗車定員10人以下の乗用自動車

つまり、オープンカーや大型バスなどはNG、ということになります。オープンカーがNGな理由は、「候補者の品位に欠ける」とみなされた過去の事例があった為とも。また加えていえば原付以外の自動二輪車も使用可能、ということなのですが、やはり性質上(車上から訴える)、ほぼ使う人はいない状況です。

選挙カーはどうやってつくるのか?

前述の規定を満たしていれば、どんな車種でも基本的にOK、ということになります。
選挙カーの製作はいくつかパターンがあります。

業者にオーダー&リースする
現在一番多いのがこのパターンです。選挙カー専門の業者もありますし、また大手カーリース会社も請け負っているところがあります。プロが作るだけあって、看板のデザインや音響装備なども非常によくできていますし、なにより候補者の手間がかからないのが最大のメリットです。

しかし、リース代に加え、製作費もかかるので結果コストがかなり大きくなってしまうデメリットもあります。ただしリースの場合は、公費で一日あたり自動車の借り上げ代、15,300円以内の額を請求できますので、7日間の選挙であれば最大107,100円が戻ってくることになります。

ただし、リース代と製作費はこの数倍かかる、とお伝えしておきましょう…。

自分のクルマをDIYで選挙カーに仕上げる
最近ではネット入稿で看板印刷なども可能になっておりますし、車載用の音響装置もネット通販で買える時代です。DIYで作成してしまう、というケースも散見されます。

メリットはコストがかからないということと、リースではないので選挙期間以外も(政治活動として)使用が可能となる点が挙げられます。

もちろん、デメリットは非常に手間がかかることと、ある程度の知識・技術は必須という点です。公道を走行するものですから、強度、あと看板に欠かせない音響装備・照明装備とバッテリー容量の確保などが必要となります。

どちらも一長一短。予算がある陣営はリースが良いでしょうし、手作り選挙を行う方はDIY、ということになりますね。

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