選挙カーに使われる車種は豊富なバラエティ!
更新日:2024.09.09
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選挙シーズンになると看板と拡声器をつけた選挙カーが走りまわりますよね。
この選挙カーに使われるクルマについて、気にする方は少ないと思いますが、実は意外にバラエティ豊かなんです。
今回は、知っているようで意外と知らない、選挙カーについてのお話です。
この選挙カーに使われるクルマについて、気にする方は少ないと思いますが、実は意外にバラエティ豊かなんです。
今回は、知っているようで意外と知らない、選挙カーについてのお話です。
車種も様々?選挙カーの世界…
メディアに注目された都議選も終了し、東京都内はいつもの姿に戻りましたね。期間中、各候補者の看板を載せた街宣車=選挙カーが大音量で候補者の名前を連呼する光景は、選挙の風物詩といえるかもしれません。
この選挙カーは、性質上、年中使うものではいので、リースやレンタカーで用意するケースが大半です。
しかし、一定条件さえ満たしていれば車種に制限はないため、自己所有のクルマを選挙カーとして使用する候補者もいます。そのなかには、奇抜な選挙カーも登場して話題を振りまくこともあるのです。
この選挙カーは、性質上、年中使うものではいので、リースやレンタカーで用意するケースが大半です。
しかし、一定条件さえ満たしていれば車種に制限はないため、自己所有のクルマを選挙カーとして使用する候補者もいます。そのなかには、奇抜な選挙カーも登場して話題を振りまくこともあるのです。
日本一有名な泡沫候補、彼の選挙カーは、なんと…
先の都議選はもちろん、国政、首長選挙に乗り込み話題を振りまく、日本でもっとも有名な泡沫候補“マック赤坂”氏。京都大出身、一流商社に勤め、自身でレアアース輸入商社を立ち上げている超エリート人物です。
そんな型破りなマック氏は以前、選挙カーになんと愛車である白い“ロールスロイス ファントム”を投入していました。車両価格は約5,000万円ですから、日本一高額な選挙カーであったのは間違いないでしょうね。
そんな型破りなマック氏は以前、選挙カーになんと愛車である白い“ロールスロイス ファントム”を投入していました。車両価格は約5,000万円ですから、日本一高額な選挙カーであったのは間違いないでしょうね。
選挙カーによく使われる車種は…
選挙カーで人気が高いのモデルは、ワンボックスバンです。大きな選挙になると、候補者以外に、ウグイス数名、応援弁士、また随行者、車長なども乗り込むケースがあるため、大勢乗れてなおかつビラやのぼり、パネルといった機材の積載が可能なモデルが好ましいといえるわけです。
具体的に言えば、トヨタ ハイエースが多いのではないでしょうか。トヨタ・レンタリースでは、選挙カーに特化したビジネスを行っており、なかにはプリウスといった車種の用意もあるようですが、前述したような理由から、やはりワンボックスの人気が高いようです。
加えてワンボックス車は、ボディのパネル面積が大きく、キャッチフレーズのラッピングなどを行う際にもメリットが大きいといえますね。
一方、地方自治体選挙になると軽自動車を使用するケースが多くなります。国政・首長選挙などに比べて、より細かい路地に入る必要がある地方選挙では軽自動車が最適というわけなのです。
しかし、ここでも人気なのは当然軽ワゴン。積載性とボディパネル面積が重んじられるということですね。
具体的に言えば、トヨタ ハイエースが多いのではないでしょうか。トヨタ・レンタリースでは、選挙カーに特化したビジネスを行っており、なかにはプリウスといった車種の用意もあるようですが、前述したような理由から、やはりワンボックスの人気が高いようです。
加えてワンボックス車は、ボディのパネル面積が大きく、キャッチフレーズのラッピングなどを行う際にもメリットが大きいといえますね。
一方、地方自治体選挙になると軽自動車を使用するケースが多くなります。国政・首長選挙などに比べて、より細かい路地に入る必要がある地方選挙では軽自動車が最適というわけなのです。
しかし、ここでも人気なのは当然軽ワゴン。積載性とボディパネル面積が重んじられるということですね。
特殊な選挙カーをとりまく事情
変わったところでは、「金魚鉢」と呼ばれる改造車両もあります。これはエルグランドなどの後部スペースを完全にガラス張りに改造した車両で、車内からでも搭乗者の全身が見えるため、選挙以外にもイベントで使われるケースがあります。
ニッチながら、ビジネスになっているのが選挙カー事情といえるかもしれません。
こうした選挙カーが使用できるのは、いわゆる選挙期間のみ。期間中は、運転手以外のシートベルト着用の免除や、通行禁止・駐車禁止対象外になるなど、一部”道路交通法に馴染まない”部分もある、特殊なクルマということになります。
もちろん、選挙期間中のみの扱いではありますが…。
ニッチながら、ビジネスになっているのが選挙カー事情といえるかもしれません。
こうした選挙カーが使用できるのは、いわゆる選挙期間のみ。期間中は、運転手以外のシートベルト着用の免除や、通行禁止・駐車禁止対象外になるなど、一部”道路交通法に馴染まない”部分もある、特殊なクルマということになります。
もちろん、選挙期間中のみの扱いではありますが…。
選挙カーに使えないクルマもあるので注意!
さておき、選挙カーに使用できないクルマもあります。“公職選挙法第109条の3“に選挙で使用できるクルマについての記述があります。要約すると、以下の通り。
・乗車定員4人以上10人以下の小型自動車(上部・側部・後部が開放しているものを除く)
・4輪駆動式の自動車で車両重量2トン以下のもの(上部・側部・後部が開放しているものを除く)
・それ以外の乗車定員10人以下の乗用自動車
つまり、選挙カーとして使えない車は、「オープンカー」「2t以上の大型車」「10人乗り以上の乗用車(バスなど)」となります。
確かに、オープンカーの選挙カーは見たことがないですし、構造上看板やスピーカーの設置が難しいですよね。
このように、特殊な存在なのが選挙カー。いずれにせよ、生活と無関係でないのが政治です。選挙カーを通じて関心を持ってもらうのも良いかもしれませんね。
・乗車定員4人以上10人以下の小型自動車(上部・側部・後部が開放しているものを除く)
・4輪駆動式の自動車で車両重量2トン以下のもの(上部・側部・後部が開放しているものを除く)
・それ以外の乗車定員10人以下の乗用自動車
つまり、選挙カーとして使えない車は、「オープンカー」「2t以上の大型車」「10人乗り以上の乗用車(バスなど)」となります。
確かに、オープンカーの選挙カーは見たことがないですし、構造上看板やスピーカーの設置が難しいですよね。
このように、特殊な存在なのが選挙カー。いずれにせよ、生活と無関係でないのが政治です。選挙カーを通じて関心を持ってもらうのも良いかもしれませんね。