運転免許の点数制度は累積(加点)制度だが、リセットされる期間は?

交通違反をすると累積(加算)されていくのが運転免許制度で、3年以内の違反について累積される。「そういえば、3年前に1度青切符を切られたな」と思いだし、自分の免許の点数がどうなっているか知る方法、点数がゼロにリセットされるタイミングをご存じだろうか。

文・塚田 勝弘

Chapter
運転免許の点数は減点ではなく累積
行政処分累積点数は、原則3年以内で計算
ゴールド免許になるには?

運転免許の点数は減点ではなく累積

ゴールド免許

先述したように、運転免許の点数(行政処分点数)は累積(加算)が正解で、一般的に誤解されがちな減点ではない。免停の前歴なし(0)の場合、6〜8点で免停期間は30日、9〜11点で60日、12〜14点で90日、過去1年以内の行政処分累積点数が15点以上で取り消しになる。前歴1、前歴2と前歴の回数が増えるにつれて、免停もしくは取り消しになりやすくなる。

行政処分累積点数は、原則3年以内で計算

AT 免許証

交通違反の行政処分累積点数は、原則3年以内で計算する。違反講習に出たことがある人なら分かるだろうが、講師から講習時に「原則3年以内」と説明されることが多いようだ。

1度違反してしまい、その後1年以上、無事故・無違反が続けば累積点数はリセットされる。免停、取り消しという行政処分になるかどうかは、先述したように前歴の回数、そして3年間の累積点数によって決定する。

原則3年間というのは、過去3年間の行政処分歴であり、既述のように、1度違反して、その後1年以上、無事故・無違反・無処分が続いていればリセットされるのだ。

では、1年間以上、無事故・無違反・無処分でリセットされて、その後違反するとどうなるのだろうか? たとえば、以前の違反が2点で、1年間以上無違反だと0点に戻る。その後、2点の違反をすると累積2点になる。1年以上無違反だったので累積4点にはならない。

さらにややこしいのが、2年以上、無事故・無違反だった場合。つぎに出てくるのが3か月間ルールといわれるもの。2年以上、無事故・無違反・無処分という状況で、3点以下の違反行為した場合、その後3か月以上無事故・無違反でやり過ごすと、0点にリセットされる。

ほかにも、軽微な交通違反(1点、2点または3点)を繰り返し、累積点数が6点(交通事故の場合は1回で6点を含む)になり、違反者講習を受講した時も点数の計算がされない救済措置がある。

ゴールド免許になるには?

国際運転免許証

では、最寄りの警察署で免許の更新が短時間でできたり、自動車保険の割引もあったりするゴールド免許になる条件をおさらいしよう。まず、免許取得から5年以上経っていることが第1の条件。

なお、免許証の色は、ブルーとゴールドだけではない。免許を取ったばかりの初心者マークはグリーン。免許取得後、3年間が経つと最初の免許更新になり、青色になる。さらに3年が経過し、2回目の免許更新時で5年間無事故・無違反で過ごせば、晴れてゴールドになる。

この場合、ゴールド免許を取得するには、2回目の免許の更新まで無事故・無違反である必要があるため、期間としては6年必要になります。

十勝型事故 田園型事故

違反したことがあっても、過去5年間、加点されていなければいい。なお、この5年間は、免許の有効期限年の誕生日から41日前の日以前の5年間。1度でも違反するとゴールドからブルーになってしまう。短そうで結構長く感じるのが5年間といえるかもしれない。

まずは、違反してないことが理想だが、運転する機会が多いほど、知らず知らずのうちに違反してしまうこともあるだろう。1度違反してしまったらまずは1年以上、無事故・無違反。その後は、2年以上無事故・無違反を目指し、さらに加点期間の対象である3年以上、その後はゴールド免許の5年以上を目指して安全運転を心がけたい。