路面に描かれた逆三角形マーク、これってどんな意味?

前方優先道路

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免許を取得する際、私たちは教習所でいろいろなことを学びました。けれど、実際のドライブではあまり見かけない、関わることがない道路標識などは、忘れている方も少なくありません。そんな忘れがちな道路標示のひとつに、路面に突如あらわれる逆三角形のマークがあります。ひし型はときおり目にしますが、逆三角形にはどんな意味があるのでしょう。

文・CarMe編集部
この記事をざっくり言うと
  • 路面に描かれた逆三角形マークは「前方優先道路」を意味し、自分の走行している道路が優先権を持たないことを示している
  • このマークがある場合、前方で交差する道路に優先権があるため、そちらを優先させる必要がある
  • マークがない場合でも、「止まれ」や「徐行」の標識がある場合は前方に優先道路があることを示しているので注意が必要である
Chapter
路面に逆三角形が描かれていたら注意しよう
マークがない場合は気にしなくて大丈夫?

路面に逆三角形が描かれていたら注意しよう

道路を走行している際、突然あらわれる路面の逆三角形マーク。このマークが路面に描かれているときは、注意が必要です。

2つの道路が交差する場所では、どちらかに優先権があり、他方は道を譲らなければなりません。逆三角形マークは、『前方優先道路』という意味で、前方で交差する道路に優先権があることを示しています。

つまり、路面に逆三角形マークが描かれていた場合、自分の走行しているほうが「優先道路ではない」ということになります。

マークがない場合は気にしなくて大丈夫?

逆三角形マークに気づいたら、その道路を走行している車は前方で交差する道路を優先させる必要があり、マークが描かれていなければ気にせず通行して構いません。ただし、止まれや徐行の道路標識によって、前方に優先道路示があることを知らされている場合もあるので、注意が必要です。

ほかの道路標示に比べてあまり出会う機会のない逆三角形マークだからこそ、ぜひとも覚えておく必要があります。逆三角形マークは2つ並んでいる場合が多いのですが、1つしか描かれていなくても意味は同じです。

優先道路に進入する際には、優先側の走行を妨げないようにしましょう。

教習所でしっかり学んだはずなのに、日々の運転であまり接することのない道路標識などは、うっかり忘れてしまいがち。特に今回の前方優先道路の表示は、忘れていた方も多いのではないでしょうか。

ドライブ中、目の前の標識の意味がわからず慌てることのないように、これを機会に教習所で使った教本を見直してみてはいかがでしょう。

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