車のバッテリー交換を自分でやってみよう!【交換方法をわかりやすく解説】
更新日:2024.09.09
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みなさんは車のバッテリー交換を自分でやったことはありますか?カー用品店などでバッテリーを購入する場合、1,000円程度の工賃で交換してもらうことができますが、インターネットでバッテリーを購入して自身で交換する人もたくさんいます。バッテリー交換は難しくないので、DIY初心者の人でも取り組みやすいです。
文・木谷 宗義
文・木谷 宗義
バッテリー交換の手順
1.エンジンを止める
2.マイナス端子を外す
3.プラス端子を外す
4.固定金具を外す
5.バッテリーを載せ替える
6.固定金具を付ける
7.プラス端子を付ける
8.マイナス端子を付ける
マイナス端子を外す
エンジンを止めたら、まずはマイナス端子を取り外します。マイナス端子とプラス端子の見分け方は、端子にカバーが付いているかどうか。カバーが付いている方がプラスです。
端子を取り外すには、六角レンチやスパナを使います。一般的にナットのサイズは10mmです。
端子を取り外すには、六角レンチやスパナを使います。一般的にナットのサイズは10mmです。
プラス端子を外す
マイナス端子を外したら、カバーが付いている方のプラス端子を取り外します。マイナス端子のときと同じように、ナットをゆるめて外していきます。交換時は、端子の取扱い順に充分に注意してください。順番を間違えると、感電したりショートしたりする恐れがあります。
固定金具を外す
バッテリーは金具で固定されているので、それを外します。国産車の場合、バッテリー上部に金具が付けられているのが一般的。こちらも通常は10mmのスパナやレンチで外せます。輸入車では、バッテリー下部に固定金具がついている車種も。また、ナットやボルトのサイズが、端子と異なる場合もあります。
バッテリーを載せ替えて、固定金具を付ける
固定金具を外したら古いバッテリーを取り外し、新しいバッテリーに載せ替えます。このとき、プラスとマイナスの向きが合っているか、また取付台からずれていないかをよく確認してください。取付台に載せたら、外した固定金具を取り付けます。あまり締めすぎるとバッテリーが損傷してしまうので、締めすぎないのがポイントです。
プラス端子を取り付ける
端子を取り付けるときは、取り外したときと反対の手順で行います。最初に取り付けるのは、プラス端子です。端子を取り付け、ナットをしめて固定します。最後にカバーをかぶせます。
マイナス端子を取り付ける
プラス端子を取り付けたら、マイナス端子を取り付けます。こちらも端子を取り付け、ナットで固定します。固定金具や端子を取り付けたら、もう一度ずれやゆるみがないかと確認しましょう。
交換作業自体はこれで終わりですが、バッテリーを外している間に時計が狂ったり、ラジオのプリセットがクリアされてしまったりする場合があります。時計やラジオなどの動作を確認。また車種によっては、パワーウィンドウなどのリセット作業が必要な場合もあります。作業前に、取扱説明書や整備マニュアルなどをよく確認しておくといいです。
なお、時計やラジオなどの設定がクリアされないように、バックアップをとる機器も販売されています。再設定の手間を省略したい方は、メモリーバックアップを予め用意しておきましょう。
ご覧いただいたように、バッテリー交換時はそれほど難しいDIYではありません。愛車のセルフメンテナンスの一環として、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
なお、時計やラジオなどの設定がクリアされないように、バックアップをとる機器も販売されています。再設定の手間を省略したい方は、メモリーバックアップを予め用意しておきましょう。
ご覧いただいたように、バッテリー交換時はそれほど難しいDIYではありません。愛車のセルフメンテナンスの一環として、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
※ 交換した廃バッテリーは、ディーラーやカー用品、ガソリンスタンドで引き取ってもらってください。不燃ゴミや資源ゴミとして捨てることはできません。
木谷 宗義│きたに むねよし
車メディアとSNSの編集者。編集者として企業メディアやSNSのコンテンツ制作を手がける、自身もライターとして年間約100本の記事を執筆する。自動車の歴史から機能解説、ドライブデートまでその幅は広いが、その主軸はひとりの自動車ユーザーとして「役に立つこと」。1981年、神奈川県生まれ。