ポップアップルーフ(オートフリートップ)の車5選|車中泊に便利!
更新日:2024.09.09
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ルーフ部分が持ち上がりテント形状の空間を作り出すことができる「ポップアップルーフ」。テント部分を折り畳めば、立体駐車場なども駐車可能で、いざという時に車内空間を大幅に増やすことができる、キャンプや車中泊を楽しむユーザーに人気のカスタムとなっています。しかしなかには最初からポップアップルーフを装備して販売されている車種もあります。そんな現行車から生産終了車種までのポップアップルーフ装備車をご紹介します。
文・西川昇吾
文・西川昇吾
オートフリートップの車:マツダ ボンゴフレンディ オートフリートップ
1995年から2005年まで販売されていたマツダの3列シートミニバン「ボンゴフレンディ」。そのボンゴフレンディにラインナップされていたのが「オートフリートップ」というモデル。
このモデルはポップアップルーフ部分が自動で持ち上がり、大人2人が横になってくつろげるセミダブルベッド程の空間が生まれます。
2階部分へのアクセスへ使用する「アクセスホール」を塞いでも、小物の受け渡しを行うことができる小窓である「コミュニケーションホール」がついていたり、上半分のみを開けることが出来るテントを装備していたりと、使い勝手が抜群に良いのも魅力です。
このモデルはポップアップルーフ部分が自動で持ち上がり、大人2人が横になってくつろげるセミダブルベッド程の空間が生まれます。
2階部分へのアクセスへ使用する「アクセスホール」を塞いでも、小物の受け渡しを行うことができる小窓である「コミュニケーションホール」がついていたり、上半分のみを開けることが出来るテントを装備していたりと、使い勝手が抜群に良いのも魅力です。
オートフリートップの車:オデッセイ フィールドデッキ
1994年から1999年まで販売されていた初代ホンダ オデッセイ。FRP製ポップアップルーフを装備した「フィールドデッキ」は1996年にラインナップされました。
こちらは手動での開閉となりますが、特出すべきは2階部分の使い勝手。大人2人が就寝可能な2階部分への昇降口を前と後ろの2か所に設けており、どちらか1人が就寝していても昇降が可能となっています。
また3列シート車としては全高が低いオデッセイをベースにしているため、フィールドデッキ車であっても1,830mmという低い全高も魅力でしょう。
こちらは手動での開閉となりますが、特出すべきは2階部分の使い勝手。大人2人が就寝可能な2階部分への昇降口を前と後ろの2か所に設けており、どちらか1人が就寝していても昇降が可能となっています。
また3列シート車としては全高が低いオデッセイをベースにしているため、フィールドデッキ車であっても1,830mmという低い全高も魅力でしょう。
オートフリートップの車:ステップワゴン フィールドデッキ
ホンダからはもう一台。1996年から2001年まで販売されていた初代ホンダステップワゴンに1998年からラインナップされた「フィールドデッキ」。
ポップアップルーフに関する基本的な面はオデッセイと変わりないですが、ユーザーにとって嬉しいのはそのボディサイズでしょう。コンパクトなステップワゴンがベースであるため「フィールドデッキ」モデルであっても5ナンバー枠に収まっているのです(ボンゴフレンディ オートフリートップは全高の関係から3ナンバー車)。
ポップアップルーフに関する基本的な面はオデッセイと変わりないですが、ユーザーにとって嬉しいのはそのボディサイズでしょう。コンパクトなステップワゴンがベースであるため「フィールドデッキ」モデルであっても5ナンバー枠に収まっているのです(ボンゴフレンディ オートフリートップは全高の関係から3ナンバー車)。
オートフリートップの車:メルセデス・ベンツ V220d Marco Polo HORIZON(マルコ・ポーロ ホライゾン)
2018年2月に国内発表された最新現行モデル。メルセデス・ベンツの3列シートモデルであるVクラスをベースに製造されています。
2階は大人2人が就寝可能なのはもちろんのこと、1階も2・3列目のシートをフルフラットにすれば3人就寝可能で、合計で5人就寝可能となっています。また1階に装備された読書灯や2階部分に装備されたカーテンなど、車中泊ユーザーにとってはありがたい装備が標準でついているのも嬉しいポイントです。
安全にこだわりのあるメルセデス・ベンツですから、最新の先進安全技術が装備されているのも魅力ではないでしょうか?
2階は大人2人が就寝可能なのはもちろんのこと、1階も2・3列目のシートをフルフラットにすれば3人就寝可能で、合計で5人就寝可能となっています。また1階に装備された読書灯や2階部分に装備されたカーテンなど、車中泊ユーザーにとってはありがたい装備が標準でついているのも嬉しいポイントです。
安全にこだわりのあるメルセデス・ベンツですから、最新の先進安全技術が装備されているのも魅力ではないでしょうか?
オートフリートップの車:フォルクスワーゲン カリフォルニア
こちらは並行輸入モデルとなってしまいますが、フォルクスワーゲンが自社で開発・製造しているモデルです。ベースはフォルクスワーゲンT6という商用車なのですが、このモデルの特徴は何と言ってもキャンピングカーとしての装備が充実していることでしょう。
フルフラットになるシートやカーテンの役割果たすスクリーンが装備されているのは勿論のこと、冷蔵庫にシンクやコンロなどといった装備がメーカー純正で装備されています。イギリス向けの仕様を並行輸入すれば右ハンドルモデルが選べるのも日本ユーザーには嬉しいポイントでしょう。
フルフラットになるシートやカーテンの役割果たすスクリーンが装備されているのは勿論のこと、冷蔵庫にシンクやコンロなどといった装備がメーカー純正で装備されています。イギリス向けの仕様を並行輸入すれば右ハンドルモデルが選べるのも日本ユーザーには嬉しいポイントでしょう。
西川昇吾
1997年生まれ。富士スピードウェイ近隣で生まれ育ち、大学で自動車に関する学習をする傍ら、自動車ライターとしての活動を始める。過去にはコミュニティFMのモータースポーツコーナーにてレギュラー出演経験あり。「書くこと、喋ることで自動車やモータースポーツの面白さを伝える」ことを目標とし、様々なジャンルのライティングや企画に挑戦中。