スカイラインの象徴!? 4灯丸型テールランプの国産車6選

スカイラインGT-R R33

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かつて日産 スカイラインの特徴といえば、ボディサイドのサーフラインと4灯式の丸型テールランプで、いまでも「4灯丸型テールじゃなければスカイラインじゃない」と断言される方がいるほど、長くスカイラインの象徴とされてきました。とはいえ、スカイライン以外にも4灯丸型テールランプを採用した車種がありました。そんな4灯丸型テールランプを持つ、スカイライン以外の国産車を6台ピックアップしてみました。

文・吉川賢一
Chapter
トヨタ クラウン アスリート(180系〜210系)
ホンダ シビック 8代目(FD型)
日産 ラングレー 3代目(N13型)
マツダ RX-8(後期)
マツダ オートザム AZ-1
三菱 タウンボックス 初代

トヨタ クラウン アスリート(180系〜210系)

スカイラインは、2001年デビューの11代目(V35型)で一度、4灯丸型のテールランプを捨て、過去との決別を表現しました。

奇しくも、その2年後。トヨタ クラウンが大幅なモデルチェンジを行い、アスリート系に4灯丸型テールランプを採用します。

ゼロ・クラウンと呼ばれる180系に進化したクラウンは、デザインも若返りを図ったモデル。4灯丸型のテールランプは、当時話題になったのでお記憶にある方もおられるでしょう。

その後、14代目の210系まで受け継がれ、いつしか”アスリートの証”ともいわれるほど定着しました。

ホンダ シビック 8代目(FD型)

1972年にホンダは、本格的な世界戦略車としてシビックをデビューさせました。2005年9月にデビューしたシビックは、 8代目のFD型です。

それより4年前の2001年、それまでシビックが担ってきたコンパクトクラスの市場にフィットが投入されました。それを受けて、この8代目はボディサイズをミドルサイズに拡幅し、デザインも一新。その特徴のひとつとして、4灯丸型のテールランプを採用しました。

日産 ラングレー 3代目(N13型)

日産 ラングレーは、日産プリンス系列で1980年から販売されたパルサーの姉妹車です。初代から、スカイラインとの関係性を強く感じさせるキャッチコピーを用いていました。

その3代目では、”スカイラインズ・ミニ”というコピーとともに、4灯丸型テールランプを採用。ただし、スカイラインのテールランプはドーナツ型なのに対し、ラングレーはただの丸型といった違いがありました。

マツダ RX-8(後期)

2003年3月に販売開始したRX-8は、2008年3月のマイナーチェンジでエクステリアデザインを変更。そのなかで、テールランプの形状変更も行われ、4灯丸型テールランプを採用しました。

RX-8は2012年6月に販売終了となりましたが、後継車種となる新型ロータリーエンジンを搭載するスポーツカー「RX-9」の開発の噂もあります。

2015年東京モーターショーでマツダのコンセプトカーとして登場した「RX-VISION」も4灯丸型のテールランプでした。2017年東京モーターショーに出品された「VISION COUPE」では2灯になったものの依然として丸型を採用していました。

マツダ オートザム AZ-1

軽自動車としては唯一のガルウイングドアを採用し、1992年に発売されたオートザム AZ-1は、スポーツカーマニア向けの印象が強いクルマでした。ここ最近、軽自動車のスポーツカー人気が上昇していることで、再注目されています。

25年以上前のクルマですが、希少価値から中古車価格が高騰、安いもので100万円前後、状態が良いものであれば200万円を超えることもあります。

三菱 タウンボックス 初代

4灯丸型テールランプは、軽ワンボックスで採用例がありました。1999年登場の初代タウンボックスです。フロントタイヤを前方に移し、運転席下にエンジンを備えたキャブオーバーのタウンボックスは、リアコンビネーションランプに4灯丸型を採用し「タウンボックスの特徴」として印象付けました。

4灯丸型テールランプのクルマは、マツダ RX-7、ファミリア ロータリークーペ、ホンダ インテグラ タイプR、トヨタ ハリアーなど、まだまだありますし、海外にはフェラーリやシボレー コルベットなどは、いまだに4灯丸型テールランプを採用し続けています。

4灯丸型テールランプは、いつの時代も目を惹く、魅力的なテールランプなのかもしれませんね。

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