スカイラインの象徴?4灯丸型テールランプの国産車6選!
更新日:2024.09.09
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かつて日産 スカイラインの特徴といえば、ボディサイドのサーフラインと4灯式の丸型テールランプで、いまでも「4灯丸型テールじゃなければスカイラインじゃない」と断言される方がいるほど、長くスカイラインの象徴とされてきました。とはいえ、スカイライン以外にも4灯丸型テールランプを採用した車種がありました。そんな4灯丸型テールランプを持つ、スカイライン以外の国産車を6台ピックアップしてみました。
文・吉川賢一
文・吉川賢一
丸型テールランプの車その①|トヨタ クラウン アスリート(180系〜210系)
スカイラインは、2001年デビューの11代目(V35型)で一度、4灯丸型のテールランプを捨て、過去との決別を表現しました。
奇しくも、その2年後。トヨタ クラウンが大幅なモデルチェンジを行い、アスリート系に4灯丸型テールランプを採用します。
ゼロ・クラウンと呼ばれる180系に進化したクラウンは、デザインも若返りを図ったモデル。4灯丸型のテールランプは、当時話題になったのでお記憶にある方もおられるでしょう。
その後、14代目の210系まで受け継がれ、いつしか”アスリートの証”ともいわれるほど定着しました。
奇しくも、その2年後。トヨタ クラウンが大幅なモデルチェンジを行い、アスリート系に4灯丸型テールランプを採用します。
ゼロ・クラウンと呼ばれる180系に進化したクラウンは、デザインも若返りを図ったモデル。4灯丸型のテールランプは、当時話題になったのでお記憶にある方もおられるでしょう。
その後、14代目の210系まで受け継がれ、いつしか”アスリートの証”ともいわれるほど定着しました。
丸型テールランプの車その②|ホンダ シビック 8代目(FD型)
1972年にホンダは、本格的な世界戦略車としてシビックをデビューさせました。2005年9月にデビューしたシビックは、 8代目のFD型です。
それより4年前の2001年、それまでシビックが担ってきたコンパクトクラスの市場にフィットが投入されました。それを受けて、この8代目はボディサイズをミドルサイズに拡幅し、デザインも一新。その特徴のひとつとして、4灯丸型のテールランプを採用しました。
それより4年前の2001年、それまでシビックが担ってきたコンパクトクラスの市場にフィットが投入されました。それを受けて、この8代目はボディサイズをミドルサイズに拡幅し、デザインも一新。その特徴のひとつとして、4灯丸型のテールランプを採用しました。
丸型テールランプの車その③|日産 ラングレー 3代目(N13型)
日産 ラングレーは、日産プリンス系列で1980年から販売されたパルサーの姉妹車です。初代から、スカイラインとの関係性を強く感じさせるキャッチコピーを用いていました。
その3代目では、”スカイラインズ・ミニ”というコピーとともに、4灯丸型テールランプを採用。ただし、スカイラインのテールランプはドーナツ型なのに対し、ラングレーはただの丸型といった違いがありました。
その3代目では、”スカイラインズ・ミニ”というコピーとともに、4灯丸型テールランプを採用。ただし、スカイラインのテールランプはドーナツ型なのに対し、ラングレーはただの丸型といった違いがありました。
丸型テールランプの車その④|マツダ RX-8(後期)
2003年3月に販売開始したRX-8は、2008年3月のマイナーチェンジでエクステリアデザインを変更。そのなかで、テールランプの形状変更も行われ、4灯丸型テールランプを採用しました。
RX-8は2012年6月に販売終了となりましたが、後継車種となる新型ロータリーエンジンを搭載するスポーツカー「RX-9」の開発の噂もあります。
2015年東京モーターショーでマツダのコンセプトカーとして登場した「RX-VISION」も4灯丸型のテールランプでした。2017年東京モーターショーに出品された「VISION COUPE」では2灯になったものの依然として丸型を採用していました。
RX-8は2012年6月に販売終了となりましたが、後継車種となる新型ロータリーエンジンを搭載するスポーツカー「RX-9」の開発の噂もあります。
2015年東京モーターショーでマツダのコンセプトカーとして登場した「RX-VISION」も4灯丸型のテールランプでした。2017年東京モーターショーに出品された「VISION COUPE」では2灯になったものの依然として丸型を採用していました。
丸型テールランプの車その⑤|マツダ オートザム AZ-1
軽自動車としては唯一のガルウイングドアを採用し、1992年に発売されたオートザム AZ-1は、スポーツカーマニア向けの印象が強いクルマでした。ここ最近、軽自動車のスポーツカー人気が上昇していることで、再注目されています。
25年以上前のクルマですが、希少価値から中古車価格が高騰、安いもので100万円前後、状態が良いものであれば200万円を超えることもあります。
25年以上前のクルマですが、希少価値から中古車価格が高騰、安いもので100万円前後、状態が良いものであれば200万円を超えることもあります。
丸型テールランプの車その⑥|三菱 タウンボックス 初代
4灯丸型テールランプは、軽ワンボックスで採用例がありました。1999年登場の初代タウンボックスです。フロントタイヤを前方に移し、運転席下にエンジンを備えたキャブオーバーのタウンボックスは、リアコンビネーションランプに4灯丸型を採用し「タウンボックスの特徴」として印象付けました。
4灯丸型テールランプのクルマは、マツダ RX-7、ファミリア ロータリークーペ、ホンダ インテグラ タイプR、トヨタ ハリアーなど、まだまだありますし、海外にはフェラーリやシボレー コルベットなどは、いまだに4灯丸型テールランプを採用し続けています。
4灯丸型テールランプは、いつの時代も目を惹く、魅力的なテールランプなのかもしれませんね。
4灯丸型テールランプは、いつの時代も目を惹く、魅力的なテールランプなのかもしれませんね。
吉川賢一
モーターエンジニア兼YouTubeクリエイター。11年間、日産自動車にて操縦安定性-乗心地の性能技術開発を担当。次世代車の先行開発を経て、スカイラインやフーガ等のFR高級車開発に従事。その後、クルマの持つ「本音と建前」を情報発信していきたいと考え、2016年10月に日産自動車を退職。ライター兼YouTube動画作成をしながら、モータージャーナリストへのキャリア形成を目指している。