「動物注意」の標識は何種類ある?シカ、猿、イノシシなど地域によって絵柄が違う

動物注意

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動物の描かれた道路標識のことを動物警戒標識と言います。この動物注意の標識は、観光地や景勝地などに向かう道路でしばしば目にしますが、そこの描かれている動物は、場所によって違っています。はたして標識の動物は、何種類いるのでしょうか?
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18種類以上の動物が!
動物注意の標識がある意味
こんな動物の標識も

18種類以上の動物が!

動物注意の標識は、筆者が確認できただけでも18種類以上。それらを列挙しますと、タヌキ、サル、イノシシ、シカ、キツネ、ウシ、クマ、ウマ、ウサギ、トリ、カモシカ、リス、ヤマネコ、カメ、ヤドカリ、カニ、ヤギ、イモリです。

目にする機会が多いのは、おそらくサルやシカあたりではないでしょうか。しかしそのメジャーな動物でも、注意してみるといくつものパターンがあります。

たとえばシカひとつ取っても、シカのシルエットの角度や向き、角のカタチ、背中に模様が描かれたものなど、いくつものパターンを見つけることができます。一概に動物警戒標識といっても、場所によって変わるので、そんな違いを探すのも楽しいかもしれません。

動物注意の標識がある意味

動物注意の標識が置かれている道路には、標識に描かれている動物が近くに生息しており、道路上に飛び出してくる可能性があることを示しています。

また、標識が設置されているところには、すでにその動物が出没した実績があるそうです。ですから、この看板を見つけたら近くだけを見る運転ではなく、周りやより遠くを見渡すようにして(日ごろからもそのような運転が有効ですが)動物の事前発見に努めましょう。

こんな動物の標識も

タヌキやイノシシ、シカやキツネ、サルなどは、全国津々浦々、比較的遭遇しやすい動物ですので、一般的なものと言えます。

少しレアな動物注意標識となると、クマ、カモシカ、ウシなど、地域性が強くなり、さらに、ヤマネコやカエル、ヤギ、カニとなれば、もうその地方限定といって良いかもしれません。

なかでも地域特有色が強いのは対馬に生息するヤマネコと、父島のヤギ(野生)が描かれた標識でしょう。それぞれの場所を訪れた際には、希少な動物注意標識を探してください。

また、観光名所・リゾート地としても高い人気を誇る沖縄県には、ヤンバルクイナなど沖縄県らしい動物注意標識が設置されています。リュウキュウヤマガメやオキナワイシカワガエルなどの注意標識もあるほどで、いかにこの動物注意標識がその地域に存在する動物によって影響を受けているのかがよくわかります。

車の運転中、イノシシやシカなどに接触すると、部品が壊れ、ひどい場合には自走不可能となることもあります。そのようなトラブルに遭わないよう、動物注意標識を見かけたら、気を引き締めて運転しましょう。

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