日本で一番長い橋はどこ?
更新日:2024.09.09
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国内には数多くの橋がありますが、そのなかでもっとも長い橋、つまり日本国内で一番長い橋はどこにあるのでしょうか。その橋は、日本一長いだけでなく通行料金にも注目の橋だったのです。
日本で一番長い橋は?
日本国内で一番長い橋は、首都圏のドライバーにはお馴染み、東京湾アクアラインの千葉県木更津側にあるアクアブリッジです。
東京湾を横断するアクアラインは、神奈川県と千葉県を位置する一般国道で、その長さは15.1km。アクアブリッジと呼ばれる部分は木更津と海ほたるPAの間の4.384kmで、アクアラインの約29パーセントが橋で構成されていることになります。
このアクアブリッジに続く、日本で二番目に長い橋は、兵庫県にある明石海峡大橋です。
東京湾を横断するアクアラインは、神奈川県と千葉県を位置する一般国道で、その長さは15.1km。アクアブリッジと呼ばれる部分は木更津と海ほたるPAの間の4.384kmで、アクアラインの約29パーセントが橋で構成されていることになります。
このアクアブリッジに続く、日本で二番目に長い橋は、兵庫県にある明石海峡大橋です。
開通当初の高すぎる交通料金
アクアラインが開通したのは、1997年(平成9年)の12月18日でした。当初の通行料金は、普通車で片道4,000円。日ごろから有料道路を利用している方ならわかるように、非常に高い料金設定でした。そのため、予定していたよりもはるかに少ない交通量でスタートしたのです。
この少ない交通量を解消するため、2000年7月から普通車を3,000円に、さらに2002年にはETC車を2,320円、2005年7-8月、2007年には社会実験として、通行料金を下げて行きました。
そうして2009年、「限定的」という名目ながらETCを搭載した普通車なら片道800円で利用できるようになるなど、利用車はそのたびごとに増え続け、現在では初年度の4.6倍の車両がアクアラインを通行しています。ただしこれは、暫定措置であり、今後も続くかどうかはまだわかりません。
なお、ETCを搭載していない普通車の料金、つまり通常料金は3,090円。ETC搭載普通車に対する割引率はおよそ75%です。高速道路のETC搭載普通車への土日祝の割引率が30パーセントということを考えると、違和感を覚えるアクアラインの割引率と言えるでしょう。
この少ない交通量を解消するため、2000年7月から普通車を3,000円に、さらに2002年にはETC車を2,320円、2005年7-8月、2007年には社会実験として、通行料金を下げて行きました。
そうして2009年、「限定的」という名目ながらETCを搭載した普通車なら片道800円で利用できるようになるなど、利用車はそのたびごとに増え続け、現在では初年度の4.6倍の車両がアクアラインを通行しています。ただしこれは、暫定措置であり、今後も続くかどうかはまだわかりません。
なお、ETCを搭載していない普通車の料金、つまり通常料金は3,090円。ETC搭載普通車に対する割引率はおよそ75%です。高速道路のETC搭載普通車への土日祝の割引率が30パーセントということを考えると、違和感を覚えるアクアラインの割引率と言えるでしょう。
アクアラインがもたらしたもの、その魅力
当初、価格設定にあきらかな問題があったアクアラインですが、千葉県木更津市と神奈川県川崎市の距離が30kmに短縮(それまでは、東京湾をぐるっとまわって約100km)されたことで、移動にかかる時間が90分から30分まで短縮されました。
また、アクアライン上にあるパーキングエリアの海ほたるは世界で唯一、海上に浮かぶPAとして有名にもなりました。横浜ベイブリッジや東京タワー、遠くの富士山まで見渡せる景観があるなど、デートスポットにも人気です。トンネル中央にある人工島の風の塔もあります。
また、アクアライン上にあるパーキングエリアの海ほたるは世界で唯一、海上に浮かぶPAとして有名にもなりました。横浜ベイブリッジや東京タワー、遠くの富士山まで見渡せる景観があるなど、デートスポットにも人気です。トンネル中央にある人工島の風の塔もあります。
日本で一番長い橋だけでなく世界で唯一の海上パーキングエリア、15kmの直線道路など、魅力の多いアクアライン。今後、通行料金がどうなるのか注目ですね。