日本一標高が高いところを走っている高速道路はどこ?

東海北陸自動車道

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日本国内に設けられた高速道路のなかで、標高が一番高いところを通っているのは、どこなのでしょう?今回は、日本一標高が高い場所を通っているインターチェンジ区間とそこにあるパーキングエリアを紹介しましょう。
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日本一標高が高い高速道路の区間は「荘川IC~飛騨清見IC」
標高が日本一高い松ノ木峠パーキングエリア
標高と耳の関係性

日本一標高が高い高速道路の区間は「荘川IC~飛騨清見IC」

日本国内の高速道路で、標高がもっとも高い区間は、東海北陸自動車道の荘川(しょうかわ)IC〜飛騨清見IC間です。この区間の最高標高地点は、1,085mです。

東海北陸自動車道は、愛知県一宮ジャンクション(名神高速道路)から、富山県の小矢部砺波ジャンクション(北陸自動車道、能越自動車道)をつなぐ高速道路で、東海地方と北陸地方をつなぐ重要な路線です。

筆者が何度か使った記憶では、荘川IC〜飛騨清見IC間は、高い場所を走っているというよりも、自然豊かな山々に囲まれている印象です。

標高が日本一高い松ノ木峠パーキングエリア

標高1,085mの地点を含んでいる荘川ICと飛騨清見IC間に、2013年4月19日に松ノ木峠サービスエリアがオープンしました。これにより、荘川ICから11kmそして飛騨清見ICから約8kmの地点にあるパーキングエリアは、日本国内でもっとも標高が高い位置にあるパーキングエリアとなりました。

松ノ木パーキングエリアは小型車62台、大型車18台分の駐車場が用意されている一般的なパーキングエリアとなっています。高山の街並みを意識した外観を持ったパーキングエリアです。

トイレは完備されていますが、売店はありません。少し眠気を感じたときや運転の疲労がたまったときなどに立ち寄って、休憩するのに向いているパーキングエリアと言えるでしょう。

標高と耳の関係性

標高が高い高速道路を走るときや、標高の変化が頻繁に起こる道路などで気になるのが耳の違和感・変化です。

一般的に標高の低いところから高いところに行くと気圧が低くなり、反対に高いところから低いところに向かうと、気圧は高くなります。この気圧の変化に身体がついていけないときに、耳がツーンとしたり、痛んだりします。

原因は、鼓膜の内側にある中耳に入っている空気。この空気が収縮したり膨張したりすることで、耳に違和感があらわれます。

簡単な対処法は、つばを飲み込む、あくびする、アメを舐めるなどがありますが、それでも効果がない場合は、バルサルバ法を代表とする各種耳抜き方法を覚えておくと良いでしょう。

高速道路の建設により、私たちは大幅な移動時間の短縮が可能となりました。そのなかには、標高の高い地点や低い地点、長いトンネルなどがあり、そういった場所では、気圧の変化が起こりやすいといえます。

高速道路を使って長距離を移動する際は、体調管理にも気を付けながら運転をしましょう。
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