新車購入時につけておきたいメーカーオプション8選
更新日:2024.09.09
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新車を購入するとき、上位グレードでは標準装着となる装備が、下位グレードになるとオプションとなっていることも少なくありません。その際に、オプションを選択するのか、後日、アフターマーケットで販売されているものを付けるのか、悩むところです。そこで今回は、新車購入時に付けておきたいオプションパーツを紹介していきます。
文・吉川賢一
文・吉川賢一
オプションを考える前に
かつては標準装着が当たり前だったものでも、最近はオプションになっている、なんて装備があります。これは、販売台数を増やすためにできるだけ見た目の車両価格を下げたい、というメーカー側の思いと、いらないものが標準装着されていることで余計なお金を払わされていると感じるユーザー側の考えが、合致した結果です。
ユーザーのなかには、事故予防や衝突時にダメージを軽減する安全装置は、お金がかかっても装備しておきたいと考える方がいれば、なによりも運転席が開放的になるムーンルーフの装備はマストという方もいます。また、喫煙者なら灰皿がマストですが、タバコを吸わない人にとって灰皿は必要ありません。このように多様化するユーザーニーズに合わせて、かつて標準装備だったものも、オプションとなっています。
そんなオプションには、製造段階から装着をするメーカーオプションと、完成車へ装着するディーラーオプションの2つがあります。なかでもメーカーオプションは、車両が手元に届いてから装着することが難しいものばかりです。そんなことを踏まえて、おすすめのオプションを紹介します。
ちなみに、純正オプションを装着している車は、売却時に査定価格アップの可能性があることは頭に入れておくと良いでしょう。
ユーザーのなかには、事故予防や衝突時にダメージを軽減する安全装置は、お金がかかっても装備しておきたいと考える方がいれば、なによりも運転席が開放的になるムーンルーフの装備はマストという方もいます。また、喫煙者なら灰皿がマストですが、タバコを吸わない人にとって灰皿は必要ありません。このように多様化するユーザーニーズに合わせて、かつて標準装備だったものも、オプションとなっています。
そんなオプションには、製造段階から装着をするメーカーオプションと、完成車へ装着するディーラーオプションの2つがあります。なかでもメーカーオプションは、車両が手元に届いてから装着することが難しいものばかりです。そんなことを踏まえて、おすすめのオプションを紹介します。
ちなみに、純正オプションを装着している車は、売却時に査定価格アップの可能性があることは頭に入れておくと良いでしょう。
1、純正カーナビゲーション
純正カーナビを選んでいるユーザーの多くは、インテリアへの収まりが良く綺麗に見える、といった理由をあげます。一方、高い買い物だからクルマを乗り換えてもずっと使っていきたい、という方は後付けのナビゲーションを選ぶことが多いようです。
しかし最近では、モニターを標準装着として、地図情報だけSDカードに頼る車種も増えてきており、価格も安くなってきています。
またスマホアプリの進化によって、スマホをカーナビ代わりにすればよいといった意見も多くあります。有料スマホアプリでは、ナビ機能に加えて交通取締りなどの情報も知らせてくれたり、端末が変わっても使えるなど、複数台車を所有しているユーザーを中心に広まりつつあります。
しかし最近では、モニターを標準装着として、地図情報だけSDカードに頼る車種も増えてきており、価格も安くなってきています。
またスマホアプリの進化によって、スマホをカーナビ代わりにすればよいといった意見も多くあります。有料スマホアプリでは、ナビ機能に加えて交通取締りなどの情報も知らせてくれたり、端末が変わっても使えるなど、複数台車を所有しているユーザーを中心に広まりつつあります。
2、ETC車載器
ETC車載器は、高速道路での支払いが容易なことにくわえ、時間帯やルートによる割引もあり、ドライブ好きには必須のアイテムでしょう。
あと付けも可能ですが、インテリアへの収まり具合やナビとの連動性なども考えると、メーカーオプションで選択したほうが良いかもしれません。
あと付けも可能ですが、インテリアへの収まり具合やナビとの連動性なども考えると、メーカーオプションで選択したほうが良いかもしれません。
3、スマートエントリーシステム
鍵をカバンやポケットに入れたまま、ドアやトランク(リアゲート)を開けることができるシステムで、ドアロックもセンサーボタンにタッチするだけ。もしも鍵を車内に置き忘れた場合、ドアロックが効かないため、閉じ込み対策にもなります。またキーシリンダーに差し込まずに、エンジンの始動・停止が可能になります。
スマートキーのほとんどが盗難防止システムや電動ドアミラーと連動していたり、ウェルカムランプ機能が使えるようになるなど、一度使ったらやめられない、非常に便利なオプションです。
スマートキーのほとんどが盗難防止システムや電動ドアミラーと連動していたり、ウェルカムランプ機能が使えるようになるなど、一度使ったらやめられない、非常に便利なオプションです。
4、バックモニター
後方視界が悪いときや、荷物をたくさん積んでいるときなどに、後方や死角を確認できたり、駐車のサポートをしてくれる便利な機能です。駐車の得意・不得意を問わず、多くの車両で取り付けられています。
5、フロアマット
以前は、標準装着されていることが多かったフロアマットですが、最近ではディーラーオプションとして用意される車種が増えています。
フロアマットによって、車内への振動の伝達が少なくなったり、掃除が楽になったりというメリットが期待できます。
フロアマットによって、車内への振動の伝達が少なくなったり、掃除が楽になったりというメリットが期待できます。
6、アルミホイール
好きなデザインのホイールをはいて、人とは違う”おしゃれなクルマの足元”を狙う方は、ホイールの変更をおすすめします。メーカーオプションであれば、ユーザーが選んだホイールが装着されて納車されるので標準ホイールが余るということもありません。
7、ドアバイザー(サイドバイザー)
タバコを吸ったり、ペットを載せるなど、室内に臭いが残りやすい条件で車を使っている方は、数センチですが雨天時でも窓を開けることができるようになるドアバイザーは、とても重宝するはず。オプションで付けることをおすすめします。
8、シートヒーター
車を使う地域にもよりますが、真冬の時期、エアコンで室内を快適な温度まで高めるのは、意外と時間がかかります。十数分の距離だと、室内が十分に暖まらないうちに到着なんてこともあるでしょう。
また急速に温度を上げようとすると、強い風が吹き出し、顔付近が暖められることになり、女性にとっては、肌を乾燥させやすいといった悩みにもつながるようです。
その点、シートヒーターは、スイッチを入れれば数分で暖かくなります。また、身体に触れるシートから暖められるので、乾燥の心配もいらず、さらにコートなど動きづらい服装で運転することも減ります。さらに背中や臀部を温めるので、室内全体の温度が上がるエアコンよりも、眠くなったり、頭がぼーっとしたりすることも少なくなるでしょう。
少々、高価なオプションですが、快適な安全な運転環境を考えると装備したいもののひとつです。
また急速に温度を上げようとすると、強い風が吹き出し、顔付近が暖められることになり、女性にとっては、肌を乾燥させやすいといった悩みにもつながるようです。
その点、シートヒーターは、スイッチを入れれば数分で暖かくなります。また、身体に触れるシートから暖められるので、乾燥の心配もいらず、さらにコートなど動きづらい服装で運転することも減ります。さらに背中や臀部を温めるので、室内全体の温度が上がるエアコンよりも、眠くなったり、頭がぼーっとしたりすることも少なくなるでしょう。
少々、高価なオプションですが、快適な安全な運転環境を考えると装備したいもののひとつです。
他にも意見は分かれますが、サンルーフや本革シート、LEDヘッドライト、フォグランプなどが人気のようです。中古車市場においても、こうしたメーカーオプションが付いたクルマのほうが、査定が若干高い傾向にあります。
ここで紹介したオプションは、ほとんどは購入時にのみ選択ができるものです。新車を購入する際には、参考にしてみてください。
吉川賢一
モーターエンジニア兼YouTubeクリエイター。11年間、日産自動車にて操縦安定性-乗心地の性能技術開発を担当。次世代車の先行開発を経て、スカイラインやフーガ等のFR高級車開発に従事。その後、クルマの持つ「本音と建前」を情報発信していきたいと考え、2016年10月に日産自動車を退職。ライター兼YouTube動画作成をしながら、モータージャーナリストへのキャリア形成を目指している。