クルマの都市伝説4選|黄色いビートルが幸運を運ぶ!?

VW ビートル タイプ1

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クルマに関する都市伝説は、1980年代から盛んに語られるようになりました。ここでは、雑学的な都市伝説をご紹介します。
Chapter
車の都市伝説①:トヨタ車の名前にCが多い理由
車の都市伝説②:黄色いビートルを見ると幸せになれる
車の都市伝説③:ナンバーが110や119の車は警察官、消防士がオーナー?
車の都市伝説④:ロールス・ロイスは故障しない

車の都市伝説①:トヨタ車の名前にCが多い理由

クラウン、コロナ、カローラ、センチュリー、クレスタ、セリカ、セルシオ、コースター、チェイサー、サイノス、カムリ、カルディナ、コルサ…トヨタ車はCで始まる車名が多いことで有名です。

この理由には諸説あり、
「Cから始まる名前は、音が良く日本人にと って覚えやすい」「クラウン、コロナ、カローラが大ヒットしたのでゲン担ぎでその後も"C"で始まる車名を好んで付けた」「戦後10年で独自開発によって完成した純国産セダン"トヨペット クラウン"へのオマージュで、冠にCを付けている」
などなど…。

実際のところは定かではありませんが、スープラもセリカXXからの発展形ですし、86も系譜を遡れば、カローラ(レビン)に行きつくことができます。

ハイエース、エスティマ、ランドクルーザー、RAV4、ハイラックスなど、ワンボックスやミニバン、SUV系に、Cで始まる車種があまり存在しない(C-HRのみ?)ことには、なにか理由があるのでしょうか…。

車の都市伝説②:黄色いビートルを見ると幸せになれる

VW ビートルについては、30年くらい前から言われています。

その内容は、「1日3台ビートルを見たら幸せになれる」「黄色いビートルを見たら幸せになれる」「白色は好きな人と結ばれる」「100台見ると幸せになれる。ただし、水色(?)を見たらリセットされる」などなど。

地域や年代によって違いはありますが、見た人に幸運が訪れるというのは共通しています。なぜ、ビートルが選ばれたのかについては、ビートルが特徴的な形をしていてクルマに詳しくない人でも一目見ればビートルだとわかることも理由のひとつでしょう。

また「黄色」は、目立つ色で、なおかつ1980年代当時、クルマの色としては珍しいものだったことでピックアップされることになったようです。

しかし、この都市伝説の始まりは、初代ビートル(タイプ1)の時代。そこで現在では「ニュービートルは含まない」という説もあります。実際、1998年にフルモデルチェンジをはたしたニュービートルには、黄色がたくさんありますから、ありがたみはあまりありませんよね。

車の都市伝説③:ナンバーが110や119の車は警察官、消防士がオーナー?

全国的に希望ナンバー制がスタートしてはや20年ほどが経過しました。1129は肉屋さんだったり、8787はお花屋さんの車だったり…なるほどね!と思うナンバーも増えてきました。

さて、110と119ですが、確かにこれらのナンバーたまに見かけますが、かならずしも警察官や消防士の方が乗っていることでもないようです。

1月10日生まれの人や、「110」で「いとう」という名前の方もいるでしょう。そもそも、最近はパトカーや消防車に110や119が付けられることも増えているようです。パトカーでも希望ナンバーが選べるんですね。でも覆面パトカーには付けないでしょう。覆面であることの意味がなくなりますから。

車の都市伝説④:ロールス・ロイスは故障しない

こちらも有名な話ですが、その昔、億万長者の男性がロールス・ロイスで砂漠を横断していたときに車が故障。無線機でロールス・ロイスのディーラーに連絡を取ったところ、「新車のロールス・ロイスが、ヘリコプターで運ばれてきた」とか、「メカニックと最新機器を積んだヘリが数時間で到着。速攻で修理完了」といった対応を受けたという伝説が残っています。

それも、後日、その際の請求をオーナーがロールス・ロイス社に訪ねたところ、「なんのことでしょう?ロールス・ロイスは故障いたしません(つまり請求がなかった)」という返事が返ってきた、というのです。超高級車のイメージ戦略のために、生まれたストーリーとしてよくできていますよね。

その故障とは関係ないのですが、ロールス・ロイスはエンジンなどのスペックを長い間公表していませんでした。エンジンのデータ表に記されていたのは”必要にして十分”という文字だけ。そういった部分でもミステリアスな存在だったのです。

BMW傘下となった現在では、スペックが公表されています。マーケティングといった観点から、必要なものなのだとは推察できますが、以前のようなミステリアスな部分があってこそ、ブランドが形成されていたことを思うと、ちょっと寂しい気もします。

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