ディーラーカスタムのメリット

アヘッド スバルカスタマイズショップ立川

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ディーラーは新車を買いに行く場所であり、買った後は点検や整備に出す場所というのが一般的な認識だろう。自分好みにカスタマイズしたい場合、それがオプションとして設定されている場合以外は、専門のショップに出向く必要がある。だが、点検や整備を行うのは相変わらずディーラーで、ひとたびトラブルが発生した場合は「ノーマルに戻したら見ます」と言われて困惑したりする。

text:世良耕太 [aheadアーカイブス vol.161 2016年4月号]
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ディーラーカスタムのメリット

ディーラーカスタムのメリット

それが一般的だったので「カスタマイズとはそんなもの」という認識だったかもしれない。だが、いまやディーラーでカスタマイズできる時代だ。

例えば東京スバル立川店は、新車ディーラーの敷地内に「スバルカスタマイズショップ立川」を併設している。スバル専門のカスタマイズコーナーだが、純正オプション設定の用品やSTIだけでなく、社外のパーツを豊富に取りそろえているのが特徴だ。スバルのオーナーなら気になるだろうと思われるアイテムをセレクトして置いている。

「興味がある部品があっても、写真だけで判断し、注文するのは抵抗があると思います。ここでは、実物を自分の目で確認できるのがメリットです。そのため、お客様が興味を持ちそうなアイテムを先読みしてそろえるよう心がけています」と、カスタマイズアドバイザーの大西 清さんはそう説明する。
ディーラーで扱う商品だけに、耐久信頼性については、ひと一倍気を遣っている。スバルはカタログにラインアップする社外のオイルにも純正オイルと同等の厳しい耐久基準を課すことで知られているが、カスタマイズ用品もそれは同じだ。

単に「流行っているから」とか、「流行りそうだから」という視点で選んでいるわけではない。それが、ディーラーでカスタマイズする際の安心感につながっている。

スバルのディーラーだからスバル車の扱いに長けているのは当然だが、ちまたのショップとは取扱量が違う。取り付け手順に記載されていない独自のノウハウが蓄積されているので、同じ商品でも性能面、あるいは耐久信頼性面で一歩先を行った装着が可能。また、ある用品と別の用品を同時に取り付ける場合の相性の良し悪しをアドバイスできるのも強みだ。

こうしたディーラー系カスタマイズショップのメリットは、新車購入時にカスタマイズの相談をし、注文をして、納車時に自分仕様に仕立てたクルマを受け取れることだ。ディーラーに対する安心と信頼はそのままに、知識が豊富なアドバイザーと相談しながら、「ワンストップ」で理想を実現することができる。

カスタマイズの新しい形であり、ディーラーの新しい形だ。
「スバルカスタマイズショップ立川(SCS立川)」
東京都立川市富士見町7-37-25
(東京スバル立川店 内)
TEL:042(524)1302
営業時間:9:30〜19:00(ショールーム)
定休日:毎週水曜/第1・第3火曜

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text:世良耕太/Kota Sera
F1ジャーナリスト/ライター&エディター。出版社勤務後、独立。F1やWEC(世界耐久選手権)を中心としたモータースポーツ、および量産車の技術面を中心に取材・編集・執筆活動を行う。近編著に『F1機械工学大全』『モータースポーツのテクノロジー2016-2017』(ともに三栄書房)、『図解自動車エンジンの技術』(ナツメ社)など。http://serakota.blog.so-net.ne.jp/
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