レクサス「RX」グレードの違いとは?3つのグレードを徹底比較【プロ解説】
更新日:2024.11.20
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ミッドサイズSUVである「RX」は、ラグジュアリーSUVという新ジャンルを開発したレクサスのコアモデルです。2022年11月に、その最新モデルとなる第5世代が日本でデビューしています。現在、その「RX」には、どのようなグレードがあるのか? そして、そのグレードの違いは、どのようなものなのかを解説します。
文・鈴木ケンイチ/写真・PB
※ 2023年12月 時点
文・鈴木ケンイチ/写真・PB
※ 2023年12月 時点
RXのグレード比較表
型式 | 新車価格 | 中古車価格 | 販売開始年月 | 車両重量 | 乗車定員 | ドア数 | 排気量 | 駆動方式 | 燃料 | 燃費 | トランスミッション | ハンドル | 全長×全幅×全高 | 最小回転半径 | 前輪サイズ | 後輪サイズ | 福祉車両 | |
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500h Fスポーツパフォーマンス 4WD | 5AA-TALH17 | 901万円 | 73〜1,050万円 | 2023年7月27日 | 2,100kg | 5名 | 5ドア | 2,393cc | 4X4 | 無鉛プレミアム | 14.4km/L | マニュアルモード付AT | 右 | 4,890mm×1,920mm×1,700mm | 5,500mm | 235/50R16 | 235/50R16 | - |
350 バージョンL | 5BA-TALA10 | 666万円 | 73〜1,050万円 | 2023年7月27日 | 1,870kg | 5名 | 5ドア | 2,393cc | フロント | 無鉛プレミアム | 11.8km/L | マニュアルモード付AT | 右 | 4,890mm×1,920mm×1,705mm | 5,900mm | 235/50R16 | 235/50R16 | - |
350 Fスポーツ 4WD | 5BA-TALA15 | 707万円 | 73〜1,050万円 | 2023年7月27日 | 1,950kg | 5名 | 5ドア | 2,393cc | 4X4 | 無鉛プレミアム | 11.2km/L | マニュアルモード付AT | 右 | 4,890mm×1,920mm×1,705mm | 5,900mm | 235/50R16 | 235/50R16 | - |
パワートレイン違いの4モデルに3つのグレードを用意
「RX」は、4種類のパワートレインがあります。2.4リッター・ターボ・エンジンを使うハイブリッドの「RX500h」。2.5リッターのNA(自然吸気)エンジンのプラグイン・ハイブリッドを搭載する「RX450h+」。そして、2.5リッターのNA(自然吸気)エンジンのハイブリッドの「RX350h」。最後に2.4リッターのターボ・エンジンの「RX350」。
この4モデルに対して、グレードは3つ存在します。スタンダードな“version L”、スポーティな“F SPORT”、そしてさらにスポーツ度を高めた“F SPORT Performance”の3つ。ただし、全モデルにすべてのグレードがあるわけではありません。多くは1つのグレードしか選べません。
この4モデルに対して、グレードは3つ存在します。スタンダードな“version L”、スポーティな“F SPORT”、そしてさらにスポーツ度を高めた“F SPORT Performance”の3つ。ただし、全モデルにすべてのグレードがあるわけではありません。多くは1つのグレードしか選べません。
具体的には「RX500h」は“F SPORT Performance”のみですし、「RX450h+」と「RX350h」は“version L”のみ。ただひとつ「RX350」だけは、“version L”と“F SPORT”が選べます。
最もパワフルかつスポーティな「RX500h“F SPORT Performance”」
「RX500h」の正式なグレード名は「RX500h “F SPORT Performance”」となります。搭載されるのがシステム最高出力273kW(371馬力)の2.4リッター直列4気筒ターボハイブリッドシステム。駆動方式は4WDのみとなります。
名称からもわかるように、最もスポーティな仕様で、パワーも「RX」で最も高いスペックを誇ります。
エクステリアは、F SPORT Performance専用のフロントロアバンパーモール、専用フロントバンパーサイドモール、専用ロッカーモール、専用ドアウインドウフレームモールディング、専用リヤバンパーロア/リヤバンパーモール、235/50R21専用アルミホイールを装着。サイドミラーは専用のブラック塗装。ブレーキも専用のフロント対向6ピストンブラックブレーキキャリパーが装着されています。
名称からもわかるように、最もスポーティな仕様で、パワーも「RX」で最も高いスペックを誇ります。
エクステリアは、F SPORT Performance専用のフロントロアバンパーモール、専用フロントバンパーサイドモール、専用ロッカーモール、専用ドアウインドウフレームモールディング、専用リヤバンパーロア/リヤバンパーモール、235/50R21専用アルミホイールを装着。サイドミラーは専用のブラック塗装。ブレーキも専用のフロント対向6ピストンブラックブレーキキャリパーが装着されています。
インテリアでも、F SPORT Performance専用メーターに専用のディンプル本革のステアリングとシフトノブ、専用アルミペダル、専用スカッフプレートを装着。シートも専用の本革/ウルトラスエード。インテリアカラーも、専用のダークローズと専用ブラックが用意されます。
機能面では、ダイナミックリヤステアリング、VDIM(アクティブステアリング統合制御付)、アクティブサウンドコントロールが搭載されています。
機能面では、ダイナミックリヤステアリング、VDIM(アクティブステアリング統合制御付)、アクティブサウンドコントロールが搭載されています。
スタンダードな存在となる“version L”
“version L”は、「RX450h+」と「RX350h」、そして「RX350」の3つのモデルに用意されており、「RX」シリーズの中ではスタンダード的な存在となります。
そのため、フロント&リヤバンパーまわりには特別な装備はありません。タイヤ&ホイールは235/50R21のタイヤにダークプレミアムメタリック塗装。ドアミラーはボディ同色となります。
そのため、フロント&リヤバンパーまわりには特別な装備はありません。タイヤ&ホイールは235/50R21のタイヤにダークプレミアムメタリック塗装。ドアミラーはボディ同色となります。
インテリアの装備は、スタンダードのメーターに、本杢目/本革のステアリング、本革シフトノブ、LEXUSロゴスカッフプレートを装着。シートはセミアニリン本革。インテリアカラーは、ソリスホワイト、ブラック、ダークセピアの3色を選ぶことができます。
スポーティな「RX350 “F SPORT”」
他のレクサス車と同様にスポーティな内外装を用意されるのが“F SPORT”。「RX」では、唯一「RX350」だけに用意されています。
エクステリアの特徴は、F SPORT専用フロントバンパーサイドモール、専用リヤバンパーロア/リヤバンパーモールを装着。タイヤ&アルミホイールも、235/50R21の専用アルミホイールが装着されています。ドアミラーも専用のブラック塗装です。
インテリアでは、F SPORT専用のディンプル本革ステアリングが装着されています。メーターと、シフトノブ、ペダル、シートはF SPORT Performanceと同じ専用品が使われています。シートヒーターが前席のみになるのがF SPORTの特徴です。
エクステリアの特徴は、F SPORT専用フロントバンパーサイドモール、専用リヤバンパーロア/リヤバンパーモールを装着。タイヤ&アルミホイールも、235/50R21の専用アルミホイールが装着されています。ドアミラーも専用のブラック塗装です。
インテリアでは、F SPORT専用のディンプル本革ステアリングが装着されています。メーターと、シフトノブ、ペダル、シートはF SPORT Performanceと同じ専用品が使われています。シートヒーターが前席のみになるのがF SPORTの特徴です。
「RX」には、F SPORT PerformanceとF SPORT、そしてversion Lという3つのグレードが存在しますが、実のところグレードを選ぶことができるのはエンジン車の「RX350」だけ。それ以外のモデルは、実質1グレードになっているのが特徴です。