【新型XVと日産ジュークを比較】スバルXVの優位性&メリットとは?

スバル XV 2017

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2017年5月、3代目となったスバルのコンパクトクロスオーバー車の新型XVが新発売されまいた。

この新型XVの競合車・ライバル車の一つが、個性的なデザインが特徴の2010年6月に発売されたコンパクトSUVの日産ジューク(JUKE)。

発売当初は奇抜なスタイリングで注目を集めていた日産ジューク(JUKE)ですが、相変わらず安定して売れ続けている日産の人気モデルに…。ただ、発売されたばかりの新型XVと比較すると、機能や装備面で物足りなさを感じました。

この2台のモデルを見比べて、今回新発売された3代目新型XVの方が優れているなと感じた部分は何だったのでしょうか?

新型XVと競合車・ライバル車の一つでもある日産ジューク(JUKE)の違いを紹介したいと思います。

2017/5/21
Chapter
スバル新型XVの優位性・メリット1:安全装備
スバル新型XVの優位性・メリット2:後部座席の居住性

スバル新型XVの優位性・メリット1:安全装備

今回フルモデルチェンジをして新発売されたスバルの新型XVと、競合車・ライバル車の一つでもあるジュークを比較して、大きな違いを感じたのは、安全装備。
スバルの最新の安全装備システム”アイサイト Ver.3(Eye Sight Ver.3)”を搭載している新型XVは、過去最高の得点で、2016年度の”衝突安全性能評価大賞”を受賞するくらい安全装備が充実してます。

スバル新型XVに搭載されている主な安全装備システム

全グレードに標準装備されている機能
・プリクラッシュブレーキシステム(自動ブレーキ)
・アクティブレーンキープ(車線中央維持&車線逸脱抑制機能)
・AT誤発進&誤後進制御機能
・ふらつき防止
・先行車発進お知らせ機能
・歩行者エアバッグ

オプションで追加できる機能
・スバル リヤ ビークルディクテーション
・ハイビームアシスト

自動ブレーキの精度など注目ポイントが多々ある新型XVの安全装備システムですが、特に注目なのは、現時点でこのクルマとインプレッサにしか装備されていない歩行者保護用のエアバック。

この新型モデルでは、フロントガラスのワイパー付近に歩行者保護用のエアバックを搭載。
そして、歩行者と自車が衝突した際、エアバックが展開し、歩行者がボンネットなどフロントまわりの硬い部分に直接ぶつかるのを防ぎ、衝撃やケガの軽減を図る安全装備です。

運転席&助手席エアバックなど、ドライバーや助手席にいる同乗者を保護を目的とした安全装備システムは増えてきましたが、歩行者の保護を目的とした安全装備を搭載しているのは、珍しいですよね。

ただ、アイサイトに搭載されている自動ブレーキでも避けられずに歩行者と衝突してしまった時、助かる機能なのかなと思いました。

一方、日産ジュークの安全装備は…

2015年11月にマイナーチェンジをして安全装備を充実させたジューク(JUKE)ですが、このクルマに搭載されている安全装備は、この2つだけ。

日産ジュークに搭載されている安全装備システム

・エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)
・車線逸脱警報機能(LDW)

今回フルモデルチェンジをして新発売された新型XVと比較すると、物足りなさを感じますよね。

また、ジューク(JUKE)に標準装備されているエマージェンシーブレーキや車線逸脱警報機能の性能も新型XVより劣る感じが…。

例えば、ジュークに搭載されているエマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)は、自転車やバイクを検知する事を謳っていません。

また、車線逸脱警報機能も白線を踏みそうになると警告を発するだけで、ハンドルを戻すなどの制御を行いません。

ジューク(JUKE)は6年以上も前に発売されたクルマなので仕方ない部分もあると思いますが、イザという時の安全面に関しては、大きな違いがあるように感じました。

スバル新型XVの優位性・メリット2:後部座席の居住性

今回フルモデルチェンジをして新発売されたスバルの新型XVと、日産のコンパクトSUVのジューク(JUKE)の大きな違いの一つが、後部座席の居住性。

スバルから新発売された3代目新型XVの全高は1500mmと低いため、頭上空間(ヘッドクリアランス)は余裕があると言えません。

ただ、足元空間(ニークリアランス)は、コンパクトカーSUVの中でもトップクラスに広いため、長時間座っていても疲れにくいデザインに…。

新型XVの足元空間の広さ

サイドウィンドウも広いため解放感もあり、身長が175cmある私がこのクルマの後部座席に座っても、居心地の悪さを一切感じず、とても快適でした。

一方、日産から発売されているコンパクトSUVのジューク(JUKE)の後部座席は、このようなデザインになっています。

日産ジュークの後部座席

このクルマは、トヨタのC-HR/CHRやマツダのCX-3(CX3)と同様に後部座席より運転席まわりの広さを優先したデザインになっています。なので、後部座席まわりの居住空間は、かなり狭めになっています。

頭上空間(ヘッドクリアランス)もそれほど広くなかったのですが、私がこのクルマに試乗をしてみて特に気になったのは、足元空間の広さ。

この日産のジュークの足元空間(ニークリアランス)はこのようになっており、新型XVと比較すると、かなり狭め。

実際に私がこのクルマの後部座席に座ってみた時の足元空間は、このような感じ。

日産ジュークの足元空間の広さ

また、ジューク(JUKE)はサイドウィンドウの大きさが小さいため、後部座席に座っていると、サイズ以上に窮屈感が…。この圧迫感を感じるデザインも、日産のジュークの欠点・デメリットの一つかなと思いました。

後部座席まわりの機能も異なる

この2台のモデルでは、後部座席まわりの機能や装備も異なります。

スバルの新型XVでは、シートの中央にドリンクホルダーを装備したセンターアームレストを装備。

新型XVのドリンクホルダー付きのセンターアームレスト

このクルマの後部座席に乗り込んだ際、センターアームレストを使ってみたのですが、アームレストの位置が若干高めに設定しており、腕を置くのに最適。また、このクルマのアームレストは、しっかりと垂直をキープしています。
クルマによっては、使い勝手が悪くガッカリする事もあるのですが、この新型XVのアームレストは使い勝手も良く、長距離ドライブの時には重宝するのかなと思いました。

一方、ジューク(JUKE)の後部座席には、センターアームレストが装備されていません。
新型XVと比較すると、ちょとコレは残念ですよね。

居住性や広さだけでなく、このように後部座席まわりの機能や装備の違いも、この2台のモデルの大きな違いの一つなのかなと思いました。
今回フルモデルチェンジをして新発売されたスバルの新型XVと、日産の人気コンパクトSUVジューク(JUKE)を比較すると、このような違いがありました。

ジューク(JUKE)もとても良いクルマなのですが、モデル末期という事もあり新型XVと比較すると、デザインヤ機能性で見劣りする部分も…。

見た目のデザインの好みなどもありますが、機能面や装備面、スペックなどを比較すると、個人的には新型XVの方が良いのかなと思いました。

ただ、2017年に日産のジューク(JUKE)がフルモデルチェンジをして新発売されるという噂もあります。そして、e-POWER(イーパワー)が追加されるとの噂も…。

もし購入を急がないのなら、フルモデルチェンジをして新発売される次期ジューク(JUKE)のデビューを待つのも良い方法かもしれませんね。
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