【グレードによる違いや装備を確認】新型XVの後部座席の実車画像レビュー

スバル XV 2017

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インプレッサ スポーツをクロスオーバーSUVに仕上げた新型XVが、2017年5月に新発売されますね。

先日、この新型モデルの展示車をいち早く見にいってきたのですが、意外と良いと感じたのが、後部座席。

車高が低いので、後部座席に座ると窮屈さを感じるのかなと思ったのですが、実際に座ってみると、予想以上の広さが…。トヨタのC-HR/CHRのような圧迫感を感じないデザインになっているのは、好印象でした。

また、この新型XVの後部座席まわりで良いと思ったのが、アームレストなど機能面や装備面が充実していた事。このアームレストも使い勝手が良さそうで、好印象でした。

そんな新型XVの後部座席は、どのようなデザインなのか?また、後部座席まわりの装備や機能は、どのようになっているのか?

今回フルモデルチェンジをして新発売された新型XVの後部座席を実車画像を使って、徹底的にレビューをしてみたいと思います。

2017/5/22
Chapter
新型XVの後部座席レビュー:デザインを徹底チェック
2.0リッターモデルの後部座席
1.6リッターモデルの後部座席
スバル新型XVの後部座席の装備や機能性を徹底チェック
特徴1:ドリンクホルダー付きアームレスト
ホンダ ヴェゼルのアームレスト
特徴2:後部座席のリクライニング機能は無し
特徴3:新型XVの座り心地は良好

新型XVの後部座席レビュー:デザインを徹底チェック

今回フルモデルチェンジをして新発売された新型XVは、大きく分けて1.6リッターモデルと2.0リッターモデルがラインナップされていますが、後部座席のデザインも異なります。

今回フルモデルチェンジをして新発売された新型XVの2.0リッターモデルの後部座席は、このようなデザインになっています。

2.0リッターモデルの後部座席

上位モデルの2.0i-Sはサイドの部分に合成皮革が採用されるなど、グレードによってシートの素材は異なりますが、2.0リッターグレードの後部座席には、オレンジのステッチが入っているのが特徴の一つ。

クロスオーバーSUVらしいポップな印象があり、好印象でした。

また、競合車・ライバル車のトヨタのC-HR/CHRやホンダのヴェゼル/ベゼルと比較すると、豪華さはありません。ただ、ワンポイントアクセントの装飾にオレンジのステッチを使っているくらいがスバルのクルマっぽくて、良いなと感じました。

一方、こちらは下位モデルの1.6リッターモデルの後部座席のデザイン。

1.6リッターモデルの後部座席

1.6リッターモデルの後部座席のシートは、ブラックカラーが基調となっており、比較的シンプルなデザインを採用。サイドの部分にステッチなども入っていません。

また、サイドの部分も含めてシート素材は、ファブリック素材をなっており、価格相当のシンプルなシートだなと感じました。

スバル新型XVの後部座席の装備や機能性を徹底チェック

このようなデザインになっていたスバルの新型XVの後部座席ですが、機能面や装備面が充実しているのも特徴の一つです。

この新型SUVの後部座席の機能面の特徴を分かりやすく紹介したいと思います。

特徴1:ドリンクホルダー付きアームレスト

最廉価モデルの”1.6i アイサイト(Eye Sight)”を除いた新型XVの全グレードでは、後部座席の中央にドリンクホルダー付きのアームレストが標準装備されています。

後部座席の中央の背もたれ部分に収納されているアームレストを引き出してみると、このような感じ。
このクルマの競合車・ライバル車のホンダのヴェゼル/ベゼル(VEZEL)の後部座席でもセンターアームレストは装備されていますが、このクルマのようにドリンクホルダーはついていません。

ホンダ ヴェゼルのアームレスト

また、ホンダ ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)のアームレストよりもサイズが大きく、腕を置いた時の置き心地が良いの好印象でした。

ドリンクホルダーも2個用意され、使い勝手の良いセンターアームレストは、この新型XVの後部座席の魅力&メリットの一つなのかなと思いました。


特徴2:後部座席のリクライニング機能は無し

一方、新型XVの後部座席を実際に見てちょっと残念だったのが、リクライニング機能。

今回フルモデルチェンジをして新発売されたこの新型モデルの後部座席ですが、残念ながら、リクライニング機能は無し。

ホンダのヴェゼル/ベゼル(VEZEL)の後部座席には、リクライニング機能が装着されている事を考えると、ちょっと残念ですよね。

このクルマの後部座席は背もたれが元々傾斜しているので、それ程座り心地が悪いとは、思いませんでした。

ただ、個人的には後部座席にリクライニング機能を装備して貰いたかったです。

特徴3:新型XVの座り心地は良好

このようなデザインになっていたスバルの新型XVの後部座席ですが、実際に腰を掛けた時の座り心地は良好。

クッション性が良く、このクルマの座面に腰を掛けると少しだけ沈み込みシート全体でお尻を包み込むようにフィットしてくれます。

また、背もたれのフィット感の良さも特筆レベル。

クルマによっては背もたれがフラットで背中のラインにマッチしていないなと感じる事もあるのですが、この新型XVの背もたれは、隙間なくしっかりと背中にフィット。

シートの背もたれが、しっかりと背中のS字ラインのカーブにピタっとフィットして、背中全体をしっかりと支えていてくれる感じは、好印象。

実際のところは分かりませんが、「新型XVのシートは、しっかりと人間工学に基づいて設計されているんだろうな。」「また、しっかりと後部座席に座る人の事を考えて設計&デザインをしているんだろうな。」と、言う事が、座った瞬間に感じられるシートデザインになっていました。

おそらくシートの骨格やクッション性は、このクルマのベースとなっているインプレッサ スポーツ(IMPREZA SPORT)と同じだと思いますが、ロングドライブでも疲れにくい座り心地になっているこの新型モデルの後部座席には、大満足でした。

ちなみに、この新型モデルの後部座席のデザインは、2.0リッターモデルと1.6リッターモデルで異なります。背もたれと座面中央部部部分に使用されている糸が異なるので、肌触りは若干異なります。

ただ、座り心地自体に、大きな違いは感じませんでした。
今回フルモデルチェンジをして新発売されたスバルの新型XVの後部座席は、このようなデザインになっていました。

リクライニング機能が装備されていないのは少々残念でしたが、座り心地には大満足。

また、今回は確かめる事ができなかったのですが、先代モデルよりもシート自体の振動吸収性能も高めていて、後部座席に座った同乗者も
快適に過ごせるような工夫がなされているようですよ。

見た目以上に後部座席の足元区間&頭上空間も広くなっており、個人的には、居住性・座り心地ともに大満足でした。

もしこれからこの新型XVを見に行く際は、後部座席の座り心地や広さについても、しっかりと確認してきてくださいね。

商品詳細