衝撃!日本の道路には、無保険車が約1/4も走っていた

任意保険とは?

自賠責保険

車の保険は、強制保管(自賠責)と任意保険に分けられます。強制保険とも言われる自賠責保険は、公道で使用するすべての自動車に加入が義務となっており、未加入の場合は車検を受けることもできません。一方、任意保険の加入は、ドライバーの判断に委ねられます。

ただし自賠責保険は、対人賠償だけを対象にしたもので、対物は補償されませんし、保険金額も、障害の場合120万円まで、死亡の場合は3,000万円まで、後遺障害は4,000万円までが限度額となっており、一般的にはそれだけの金額では十分な補償にならないといわれます。

自分自身や対物も含め、そういった不足を補ってくれるものが任意保険というわけです。任意保険なら、対人や対物に対して無制限の補償が選択できるほか、人身傷害や車両保険など自分自身の補償もしてくれるのが大きなポイントです。

たとえば、自賠責保険にしか入っていないドライバーを死亡事故を起こして、1億円の補償をすることになれば、自賠責保険の死亡の補償は3,000万円までなので、残りの7,000万円は自己負担ということになります。この不足分をカバーしてくれるものが、任意保険です。

年齢条件やプランによっては年間で10万円を超えることもある任意保険ですが、万がいちのことを考えれば決して高くはない出費のはずです。

無保険車は1/4以上?

自賠責では足りないぶんを補ってくれる任意保険ですが、2015年度のデータでは日本全国の任意保険加入率は、約74%。じつに、1/4以上の車両が任意保険未加入で走行していることになります。

そのすべての人たちが、億単位の補償が必要になっても自腹で支払いができるということではないはず。車の購入費用や月々の支払いが多くて、任意保険に加入できる経済力がないという人もいるかもしれません。

あなたが事故の被害者で任意保険に加入していても、相手に支払い能力がなければ、充分な補償を受けることができません。

加害者が任意保険未加入だった場合にどうする?

事故の加害者が任意保険未加入のドライバーだった場合、なにかと面倒です。任意保険未加入というのは、経済的な問題はもちろん、保険会社から契約引き受け拒否になっている人なども含まれており、賠償請求は難しくなります。

ただし、事故発生時に相手が任意保険に加入しているのかを確認する術はありません。自己防衛手段としても、必ず警察に届け出を行い、相手の連絡先や保険会社、証券番号をその場で確認しましょう。

それでも相手は保険に加入していないことには変わらないので、交渉は困難をともなうことが予想されます。そういった問題を解決する保険として「無保険車障害保険」が用意されています。

無保険車と事故にあったら?

追突事故

無保険車障害保険(無保険車障害特約)は、任意保険に入っていない車と事故に遭った場合に、保険会社が費用を負担してくれるというものです。また、相手の補償金額が低く設定されていて十分な支払いが得られない場合などでも利用できます。

限度額は自分が設定している対人賠償保険と同じ金額になります。ただし、無保険車障害保険が適用されるのは死亡もしくは後遺障害を負った場合のみで、けがや傷害は補償されません。

この特約は相手が自賠責保険、任意保険のどちらに加入していない場合でも使用することができる頼もしい補償です。

被害者、加害者、関係なく、事故には会いたくないもの。しかし万がいちのために、任意保険は絶対に必要です。いい車に乗りたいからといって見栄を張って保険に入れないよりも、毎日安心して乗れることの方が大切だと思いませんか?

車を購入する場合は、車の月々の支払+任意保険でコストを計算することが、賢い購入の仕方なのです。

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