ごみ収集車、ごみ袋何個入るか知っていますか?

ごみ収集車

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毎回ごみを収集に来てくれるごみ収集車。もちろん、たくさんのごみ集積所を回ってから、処理場に持っていくわけですが、ごみ収集車って、いったいどれくらいのごみ袋が入るのでしょうか?

Chapter
ごみ収集車のひみつ
ごみ収集車にはどれくらいのごみが入る?
ごみ収集車は臭くない?

ごみ収集車のひみつ

私たちが普段「ごみ収集車」と呼んでいる車ですが、それは俗称で正式には「パッカー車」や「塵芥車(じんかいしゃ)」と言います。

ごみ収集車にはいくつか種類があり、一番身近なのは「プレス式ごみ収集車」というタイプ。投入口の手前で一度ゴミを粉砕し、それを圧縮して詰め込むため、たくさんのごみを集めることができます。

見た目にはプレス式ごみ収集車とほとんど差がないものに、「回転板式ごみ収集車」というタイプもあります。こちらは2枚のプレートでごみをかきこみ押し込んでいきますが、プレス式ほど圧縮力はありません。

そしてもうひとつは、内部のドラムを回転させながらごみを巻き込む「ロータリー車」です。回転盤がないため、巻き込まれる心配がないという点では安全ですが、他の2車種に比べると収集力では劣るためか、あまり見かけることはありません。

こうして収集されたごみは、ごみ処理場に運び込まれ、可燃ごみは燃やしてから、燃えないごみは小さく圧縮してから土に埋められるのです。

では、そんなごみ収集車にはどれくらいの容量のごみが入るのでしょうか?

ごみ収集車にはどれくらいのごみが入る?

ごみ収集力がもっともあるプレス式ゴム収集車の多くは2トン車で、最新式のモデルでは4.3立方メートルものごみを集めることができます。

これは45Lのごみ袋にすると約900〜1,000袋分に相当し、外観からは想像できないくらいのごみをため込むことができます。そう考えると、どれだけ圧縮力があるのかがわかりますね。

しかし有能な反面、危険が多いのも事実で、ガスの残っているボンベやスプレー缶、燃料の残っているライターにより火災や爆発事故も起きています。

こういった事故で車が廃車になっても私たちには関係ないと思うかもしれませんが、ごみ収集には私たちの税金が使われています。少なくともスプレーのガス抜きなど、私たちでできる安全策はしっかり行いましょう。

ごみ収集車は臭くない?

プレス式ごみ収集車は可動部分が多いため、洗浄にも手間がかかります。私たちが住む街を周回した際、臭いが発生しては周囲のイメージも悪くなるため、そういった点にも配慮されているといいます。

特に生ごみは圧縮すると水分が出るため、悪臭の原因になりやすいのですが、車体下部に汚水を貯めるタンクを設置。臭いが漏れることを防いでいます。近年では、ごみ収集車用に生ごみの臭いをフルーティな匂いに変える消臭剤なども開発されています。

ゴミ収集車は私たちが快適に暮らすためにはなくてはならない存在です。ごみ収集を円滑に行えるように、ごみの分別はしっかり行い、生ごみの水分はよく切るようにしましょう。

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