マフラーに土やゴミが詰まったらどうすべき?対処法を紹介

排気ガス

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手軽に愛車をドレスアップできるアイテムとしてマフラーが挙げられますが、マフラーにはどのような機能があるのでしょうか?また、もしマフラーに異物が詰まってしまったら、どのような悪影響があるのでしょうか?
Chapter
マフラーの役割は?
自動車のマフラーが詰まると、どのような影響を及ぼすのでしょうか?
パターン1:エンジンが回らない
パターン2:車内に有毒ガス!
自動車のマフラーに土やゴミが詰まったらどうすべき?

マフラーの役割は?

自動車やバイクなど、エンジンを搭載している乗り物に必ず装備されているのがマフラーです。

エンジンから排出される高温高圧の排気ガスがそのまま車外の大気に触れると、急速に膨張して大きな爆発音が発生してしまいます。そのために、排気ガスの温度と圧力を下げて排気騒音を低減させるマフラー(消音器)が排出口の手前に備えられているのです。

ちなみに、マフラー後端に取り付けられたマフラーカッター(ディフューザーとも言う)は、数も形も様々にありますが、消音効果はなく飾りとなっています。

では、自動車のマフラーが詰まると、どのような影響を及ぼすのでしょうか?

自動車のマフラーが詰まると、どのような影響を及ぼすのでしょうか?

マフラーが何かしらの影響で詰まってしまったら、エンジンにはどのような影響が出るのでしょうか?

パターン1:エンジンが回らない

自動車のマフラーが詰まると、排気がスムーズにいかなくなります。排気詰まりがひどくなると、燃焼ガスがエンジンのシリンダーから排出されないので、エアクリーナーから吸気が出来なくなります。

さらにシリンダーから燃焼ガスが出ないと、ピストンの上下運動もできなくなり、結果、エンジンが回らず、パワーが出ません。この症状に気づかず、闇雲にアクセルを踏んでもパワーは出ない、一方で燃料は噴射されるので燃費の悪化につながります。ひどくなると、エンジンが爆発する懸念すらあります。

パターン2:車内に有毒ガス!

自動車のマフラーが詰まると、排気がスムーズにいかなくなります。すると有害物質を含んだ排気ガスが車内に循環する恐れが高まり、健康被害にもつながりかねません。

マフラーが詰まる原因には後述する異物混入の他、消音材の腐食や汚れなども考えられます。普通に運転していても、燃費が落ちてきた、排出音が大きくなったと体感できるのであれば、一度ディーラーにマフラー点検を依頼しましょう。ただし、マフラーは一般に分解不可部品なので、異常があれば交換となります。

自動車のマフラーに土やゴミが詰まったらどうすべき?

もしもマフラーの排出パイプに土やゴミを入れてしまったら、どうすべきでしょうか。

前述のようにマフラー詰まりは自動車に異常をもたらします。自分で取り出せるようなら、極力取り出しておきましょう。

しかし、もしも意図的に異物を混入させ、その異物が消音機にまで入り込んでしまったら、どうなるのでしょう?実際に自動車ディーラーに尋ねてみました。回答は、ただちに走行不可になることはない、とのことです。ただし混入した異物が多い場合、排気音が大きくなったり、消音機から異音が発生するなどの現象が起こることもあるそうです。

マフラー交換には相応の知識やスキル、専用工具や設備などが必要です。異常を感じたら、近くの自動車ディーラーに相談しましょう。
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