近未来のクルマの形!? イーロン・マスクが率いるテスラモーターズとはどんなメーカーなのか?

持続可能なエネルギーをコアとする社会の実現に向けて

テスラモーターズ ショールーム

「テスラモーターズ」を語る時、世界的な起業家であるイーロン・マスクの存在を抜きにするわけにはいきません。

テスラモーターズの会長兼CEOで、スペースXのCEOでもある彼の目標は「持続可能エネルギーを原動力とした社会の実現」や「火星移住計画」といったものでした。イーロン・マスクは若き時から、人類の進歩に貢献する産業分野は「インターネット」「クリーンエネルギー」そして「宇宙」だと考えていたと言われています。

その彼の思想を具現化した企業のひとつが、テスラモーターズです。ちなみに車名のテスラとは19世紀から20世紀にかけて活躍した発明家・電気技師のニコラ・テスラから取ったものです。彼は交流電気方式や無線操縦、蛍光灯などを発明しました。また「世界システム」なる全地球的送電システムを提唱したのです。後のセンテンスのために、このことを頭の片隅にでも入れておいてください。

さて2003年、シリコンバレーから集った優秀なエンジニアたちは、電気自動車がガソリン車を越えるべく新世代のクルマ造りへの挑戦を、テスラモーターズとしてスタートさせました。

ロードスター

2006年7月、アメリカでテスラモーターズ最初のモデルである「ロードスター」のプロトが発表されました。当初はロータス・エリーゼにEVシステムを積んだものでしたが、幾度かプロトモデルの進化を重ねて、2008年3月ついに市販化が実現されました。

ちなみに当初の米国での値段は約1,000万円、日本市場では2010年から販売されており、1,810万円というプライスでした。

ですが、イーロン・マスクがTVインタビューの中で述べているように、革新的な製品を社会に普及させていくのにはステップがあり、高額で少数生産から大量生産でリーナブルという過程を経ていかなければ真の普及には繋がりません。

テスラモーターズ ロードスター

実際、テスラモーターズは、2010年に発売したセダンタイプのEV「モデルS」をエントリーモデルで800万円台から、そして2019年に日本導入予定の「モデル3」は約400万円にしたのです。

このように、持続可能なエネルギーを原動力とした社会の実現というイーロン・マスクのビジョンは、EVのモータリゼイションというムーブメントで着々と実現されているのです。

テスラモーターズ モデルX…自動運転など本気で使いやすい装備満点だった!

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