ヘッドライトの操作手順が車によってバラバラ...あなたはどのタイプが好き?

ヘッドライトの操作ロジックあれこれ

無題

ヘッドライトの点灯と操作の判断はドライバーの意思であり、また交通社会のなかでの自車を示す意思表示でもあります。

しかし、さまざまなメーカーのいろいろなクルマに乗った経験のある方なら、ご存知かもしれませんが、クルマのヘッドライトはイグニッションキーをオフにすると同時に消灯するものとそうでないもの、また消し忘れ防止警告を発するもの、それの有無などさまざまな仕様があります。

この違いは、おもにメーカーの考え方によるもので、クルマを買い替えた際、それまではキーオフで消えてくれていたことに慣れていたため、別のメーカーに買い替えたことでスモールを点灯したままクルマを離れてしまった、という経験をされた方もいるかもしれません。

以前は、夜間駐車時の保安目的に、キーをオフにしても個別に点灯できる「駐車灯」が備わっていた時代もありましたが、それもいまやルール上必要とされなくなりました。

また最近では、スイッチを「AUTO」にしておけば、クルマが勝手に暗さを感知してヘッドライトをオンオフしてくれるオートライトの普及によって、ヘッドライトスイッチ自体に触れる機会が激減しています。最新のものでは、自動的にハイビームのコントロールを行うものまであり、運転操作の自動化の進歩は留まることがありません。

オートライトの是非

オートライト

オートライトは2000年代に入るとコンパクトカーにまで普及するようになり、いまでは多くのクルマに備わっている一般的な装備となりました。

それまではあくまでも高級車のための付加価値的な装備でしたが、点け忘れ、消し忘れを防止するという意味からも機能部品として捉えられ広がっていった経緯があります。

しかしセンサーが過敏に反応するものの場合、ちょっと日陰に入っただけで点灯してしまい、対向車がパッシングと勘違いしたり、前走車のドライバーが眩しい思いしたりというデメリットもあって、必ずしも「機能的」と言い切れる装置ではないのです。

オートライトスイッチは、OFF→AUTO→ポジション→ヘッドライトの配列が多く、常時AUTOになっているクルマは少なくありません。

あるいはデイタイムランニングライト(DRL)の普及している欧州では、そもそもヘッドライトを消すという概念がなくなりつつあり、AUTO、ポジション、ヘッドライトの3つで構成されているスイッチもあります。そういったお国柄の違いがあるため、ヘッドライトの操作方法が統一できなかったとも考えられます。

しかし2016年10月より、DRLが認可されたことで、輸入メーカーがDRL導入を開始していますし、日本車のヘッドランプも早晩同様の仕様になるでしょう。

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