憧れの「トヨタ 2000GT」を購入できたら…維持費はいくらかかる?

トヨタ 2000GTってどんな車?

トヨタ 2000GT

トヨタ 2000GTの内装に使われているウッドステアリングやインストルメントパネルなど、高級志向のパーツは楽器製造で木工技術に長けていたヤマハの技術が多数盛り込まれました。

総生産台数は337台。新車価格は238万円。当時は大卒の初任給が2万ちょっとだった時代ですから、初任給の100倍!いかに高額な車だったか、おわかりになるでしょう。

エンジンは、2,000ccの直列6気筒で、最高出力は当時としては大きな150ps。全長4,170mm×全幅1,600mm×全高1,160mmと小柄ですが、とても存在感のある美しいスタイルでした。

現在もなんと!9割以上が日本で現存している

トヨタ 2000GT

世界に誇れる日本初のスーパーカー、トヨタ 2000GTは総生産台数337台。そのうち国内販売は218台でした。

国内はもちろん日本車の旧車人気が高まっている海外のオークションでも、2000GTは高値で落札されています。

2014年に開催された海外オークションでは、日本車史上最高の1,155,000ドル(約1億2千万円以上:2014年のドル円相場平均換算)もの価格で落札されました。2000GTは、世界中のコレクターにとっても憧れのクルマなのですね。

トヨタ2000GTって買えるの?

トヨタ 2000GT

トヨタ2000GTは、大変希少な車でなので、中古車はほぼありません。まれにオークションなどに出品されます。

日本円で1億円以上というとんでもない値段がついていますが、レストア、内部機関の状態によって価格は大きく異なってきます。

メーカーに2000GTの部品はもはや在庫がありませんから、ボディパネル類も熟練した板金職人がたたき出して作る…という状況です。

ちょっとしたレストアでも、300万とも1000万円とも言われていますから、フルレストアとなったら、それこそ高級スポーツカーを1台買える金額になるかもしれませんね。

2000GTの維持費はどれくらい?

トヨタ 2000GT

では、万が一、幸運にも2000GTを手に入れることができた場合の維持費について紹介しましょう。

レストア費用は別にして、すぐに乗れる状態で入手したとします。

・税金
これは2000GTに限ったことではありませんが、古い車は「自動車税」と「重量税」が高くなります。初度登録から13年超えで約1.3倍弱、18年超えで1.6倍弱の割増となります。

2000GTは18年以上経過しているので、通常の車よりも税金面が約1.6倍弱多く課税対象となります。しかし、海外から輸入した場合、その車が過去に国内で登録されていなければ、新車扱いになるので、税金も新車と同様になります。

・保険
旧車は車両保険に入れないとよく間違った解説を見かけますが、旧車であっても一定の条件を満たしていれば、車両保険に加入できます。ただし、基準となる同型車がないので、保険会社によっては断られたりする場合もあるようです。

ちなみに、現行のランボルギーニやフェラーリの5,000万円級モデルになると、年間の保険料が約100万円。生産台数が少なく、パーツの入手も困難な2000GTのような車両では、さらに高くなることが予想されます。

・修理代
旧車は維持費がかかると言われる最大の理由は、修理代です。古い車ですから、当然、経年劣化による故障も多くなります。

エンジンなどの構造はシンプルでも、メーカーが部品を作っていないので、部品交換が不可能なケースも多々あります。部品がなければ作るしかありません。過去にはマグネシウム合金のオリジナルホイールの腐食を心配したオーナーズクラブによって、アルミ製のレプリカホイールが制作されたことがありました。

・駐車場代
2000GTを野ざらしの駐車場に保管する人はいないと思いますが、駐車場は当然屋根付きですよね。自宅保管であればよいのですが、ガレージにも普通のクルマよりはお金がかかりますね。

【合計】
年間の維持費は、大きな故障や修理がなくても、100万円以上といったところでしょうか?

2000GTを買えるような経済力がある方は、維持費等たいした問題ではないのかもしれませんけれど…ね。

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