トヨタ×ヤマハの2000GTの現代版が生産される可能性はあるのか?
更新日:2024.09.09
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トヨタ2000GTといえば、ヤマハの共同開発で生まれた高性能スポーツカーです。発売されたのは1967年と半世紀も前のことですが、ロングノーズショートデッキのフォルムは、現代の基準から見ても抜群のプロポーションを有しており、いまなお名車として語り継がれています。その一方で、2000年代以降は多くのメーカーが名車のリメイクを行い、その現代版を作り上げてきました。2000GTも当然リメイクの噂が絶えない1台ですが、本当に復活の可能性はあるのでしょうか?
2000GTとは?
トヨタ2000GTは、1967年~1970年までトヨタが販売していたスポーツカーです。トヨタとヤマハの共同開発ですが、ヤマハ発動機の工場で生産を行っています。
当時はトヨタが自社で開発ができず、開発・生産のほとんどをヤマハが行ったという見方もされていますが、2000GTはどちらが欠けても完成することはなかった車です。
エンジンのシリンダーブロックには確かに「POWERED by YAMAHA」と刻印されていますが、ベースは当時のクラウン用エンジンで、それにヤマハが改良を施したものです。
リトラクタブルヘッドライトなど、細部には旧車の意匠を見て取ることができますが、全体的なフォルムは50年経ったいまでも完成形といえるほどの美しさを持っています。
【トヨタ2000GT ボディサイズ】
全長:4,175mm
全幅:1,600mm
全高:1,160mm
ホイールベース:2,330mm
車両重量:1,120kg
当時はトヨタが自社で開発ができず、開発・生産のほとんどをヤマハが行ったという見方もされていますが、2000GTはどちらが欠けても完成することはなかった車です。
エンジンのシリンダーブロックには確かに「POWERED by YAMAHA」と刻印されていますが、ベースは当時のクラウン用エンジンで、それにヤマハが改良を施したものです。
リトラクタブルヘッドライトなど、細部には旧車の意匠を見て取ることができますが、全体的なフォルムは50年経ったいまでも完成形といえるほどの美しさを持っています。
【トヨタ2000GT ボディサイズ】
全長:4,175mm
全幅:1,600mm
全高:1,160mm
ホイールベース:2,330mm
車両重量:1,120kg
2000GTのスペックと当時の価格について
2000GTに搭載されるエンジンは1,988ccで、 実売はしていませんが2,253ccのエンジンを積むモデルも開発されました。駆動方式はFR。4輪すべてにダブルウィッシュボーンを採用しています。
当時の新車価格は、238万円。現代の価値に換算すると、1,500万円〜2,000万円ほどと言われるように、相当高価な車だったことがわかります。万人が購入できる車でなかったため、生産台数は輸出モデルを合わせても337台と超希少な車でした。
【トヨタ2000GT スペック(MF10型)】
エンジン:直列6気筒DOHC
排気量:1,988cc
最高出力:150ps/6,600rpm
最大トルク:18.0kgf·m/5,000rpm
トランスミッション:5速MT/3速AT(マイナーチェンジにより追加)
当時の新車価格は、238万円。現代の価値に換算すると、1,500万円〜2,000万円ほどと言われるように、相当高価な車だったことがわかります。万人が購入できる車でなかったため、生産台数は輸出モデルを合わせても337台と超希少な車でした。
【トヨタ2000GT スペック(MF10型)】
エンジン:直列6気筒DOHC
排気量:1,988cc
最高出力:150ps/6,600rpm
最大トルク:18.0kgf·m/5,000rpm
トランスミッション:5速MT/3速AT(マイナーチェンジにより追加)
トヨタ×ヤマハによる2000GTの復活はある?
レクサスが2010年に発売したスーパースポーツカー「LFA」は記憶に新しいですよね。
こちらも、トヨタとヤマハが共同開発。世界500台限定、価格は3,750万円という超がつくほどのスペシャルなモデルでした。このLFAの成り立ちに2000GTを思い起こした方も少なからずいるでしょう。
2010年以降、86を復活させたり、新型のスープラの開発も行っているとされているトヨタ。この流れに乗って、2000GTを復活させることがあっても、まったくおかしいことはありません。
しかし、現代版として出たとしても、受け継がれるのはモデル名くらいで、各種規制によって、それ以外は全く別物になるでしょう。
リメイクには賛否両論がつきもの。名車といわれる2000GTにはファンが多く、名前だけを取って付けたモデルを簡単には「2000GT」と受け入れることはできないでしょう。
そういった背景を考えると、2000GTの現代版を作るのは容易ではないのかもしれませんね。
こちらも、トヨタとヤマハが共同開発。世界500台限定、価格は3,750万円という超がつくほどのスペシャルなモデルでした。このLFAの成り立ちに2000GTを思い起こした方も少なからずいるでしょう。
2010年以降、86を復活させたり、新型のスープラの開発も行っているとされているトヨタ。この流れに乗って、2000GTを復活させることがあっても、まったくおかしいことはありません。
しかし、現代版として出たとしても、受け継がれるのはモデル名くらいで、各種規制によって、それ以外は全く別物になるでしょう。
リメイクには賛否両論がつきもの。名車といわれる2000GTにはファンが多く、名前だけを取って付けたモデルを簡単には「2000GT」と受け入れることはできないでしょう。
そういった背景を考えると、2000GTの現代版を作るのは容易ではないのかもしれませんね。