高速道路で多いトラブルTOP5

タイヤ パンク

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仕事での移動や休日のドライブで高速道路を定期的に利用する人は少なくないと思います。しかし、時間を短縮するために通行料を払って高速道路を走っているのに、予期せぬトラブルで下道以上に時間がとられたら本末転倒ですよね。今回は、国土交通省発表のデータによる「平成27年路上故障の実態調査結果」を参考に、高速道路でのトラブルTOP5をご紹介します。


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高速道路で多いトラブルTOP5
気になるTOP3は?

高速道路で多いトラブルTOP5

5位 トランスミッションのトラブル

高速道路で意外に多いトラブルがトランスミッション、特にAT車です。オイル漏れ等によるオイル不足によりギアの操作ができなくなってしまいます。

ミッション周りから異音がしている人は要注意です。ある日突然車が動かなくなってしまう例もあるので、少しでも異常を感じたら見てもらうようにしましょう。

4位 オルタネーターのトラブル

オルタネーターとはエンジンの回転を利用して発電する機器です。つまり、車に搭載されている発電機ですね。車の電気に関わるほぼ全てを担っている重要なバーツです。エンジンを動かすのにもオルタネーターを利用しているため、故障してしまうと走行不能になってしまうこともあります。

頻繁に交換するものでもないので、普段から意識している人はほとんどいないでしょう。実際、近年の車はオルタネーターの耐久性も向上しており、20万kmは使用できると言われています。しかし、昔の車は当然、これよりも耐久性が劣るので購入したのが10年以上前、中古で購入したという方は注意が必要です。

そんなオルタネーターにも寿命を迎える前兆はあります。例えば、アクセルを踏み込んだ時に拭け上りが悪かったり、エアコンやナビの動作が不安定になるなど。エンジンがかかっているにも関わらず、電源が落ちるなどの場合は、オルタネーターを疑いましょう。

また、バッテリーだと思って交換してもエンジンのかかりが悪い、エンストしてしまう、という場合もオルタネーターの交換時期です。



気になるTOP3は?

3位 エンジンオイルのトラブル

エンジンオイルは意識している人も多いと思いますが、高速道路上のトラブルでは上位になります。

長期に渡ってオイル交換していない人は要注意。エンジンオイルは劣化すると、潤滑や冷却など本来の役割を発揮できなくなってしまいます。エンジン内部の汚れも除去できないので、最悪の場合エンジンが壊れてしまいます。

オイル漏れなどの場合も、エンジンの焼き付きの原因になります。また、エンジンオイルは正常な状態でも少しずつ消費されていくので、場合によっては継ぎ足しが必要です。

まずは決められたオイル交換の時期やチェックをしっかり行うようにしましょう。それによりエンジンの故障が免れるなら安いものです。


2位 冷却水によるトラブル

冷却水もエンジンを守る重要な役割を担っています。量が減っていれば補充、劣化していれば交換が必要です。

交換時期は2年サイクルとされていますが、使用頻度によっては交換サイクルが早まることもあるため、定期的なチェックが必要です。

冷却水と聞くと水をイメージしますが、クーラント液はエンジン冷却用の専用の液なので、水道水を入れたりしないように注意しましょう。これを怠ってしまうとエンジンの焼き付きを起こしてしまう恐れがあります。

1位 タイヤのトラブル

高速道路で最も多いのはタイヤのトラブルです。タイヤの空気圧をチェックするのはタイヤを交換したときだけ、という方もいるのではないでしょうか?

異物を踏んで起きてしまうパンクは防ぎようがありませんが、空気圧不足によるバーストも少なくありません。また、空気圧不足は動力性能やハンドリングだけでなく、燃費の悪化、タイヤの摩耗を早めます。

空気圧チェックはガソリンスタンドなどでも簡単にできるので、月に一度はチェックするようにしましょう。
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