CX-4の販売は中国のみ?!日本で発売はされないのか?

CX-4

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今回は、マツダ 初代CX-4についてご紹介していきます。 

少し前に話題になったCX-4を覚えていますか?東京モーターショー2015でもコンセプトモデル「KOERU」が注目を集めたことを記憶している人も多いのではないでしょうか。その市販モデルとなるCX-4は中国で販売され、人気のモデルとなっています。このCX- 4、日本での発売はないのでしょうか?
Chapter
マツダ CX-4はどんなクルマ?
マツダ CX-4の高いデザイン性
中国では人気の高いCX-4
なぜ、マツダ CX-4は日本で販売されない?

マツダ CX-4はどんなクルマ?

日本でマツダが販売しているSUVはデミオをベースにしたコンパクトSUVのCX-3と、ワンサイズ上のモデルにCX-5、CX-3とCX-5中間に位置するCX-30。さらに3列シートを備えるCX-8があります。アメリカではCX-9というモデルもありますが、北米市場を意識したモデルのためボディーサイズは全長5,065mm×全幅1,930mm×全高1,717mmとかなり大きめ。正直日本に導入したところで、運転するのにかなり気を使いそうです。

一方、CX-4は中国専用車ということで、日本ではなく中国の第一汽車とマツダの合弁である一汽馬自達が生産を行っています。

CX-4のボディーサイズは、全長4,635mm×全幅1,840mm×全高1,535mm。CX-5より長く、CX-3より低く、CX-8より広いボディーとなっています。中国では、居住性の高さが購入時に重視される傾向にあるため、余裕のある室内空間を実現できるよう、このようなボディーサイズの設定になっているのでしょう。日本で走るには若干大きいですが、CX-9に比べたらかなり現実的なサイズとなっています。

CX-5も室内空間はかなり余裕がありますが、スタイリングでCX-4に惹かれる人は少なくないでしょう。CX-4は単なるSUVではなく、今話題のクーペSUVを前面に押し出したスタイリングなのです。

マツダ CX-4の高いデザイン性

CX-4は「エクスプローリング・クーペ」というコンセプトのもと、美しいデザインによる「際立つ存在感」のあるモデルとしてつくられ、コンセプト通り、印象的な大型のフロントグリルに伸びやかなシルエットとなっています。

CX-5やCX-8よりも低めに設定されていることでリアウィンドウは大きく傾斜。これにより、フロントからリアまでのボディーラインがなめらかになり、ほかのモデルとは違うCX-4の魅力的なプロポーションの良さが際立つデザインになっているのです。

低い設定のボディーになってはいますが、最低地上高は194mmを確保しておりSUVらしく高めに設定されていることも特徴となっています。

中国ではカー・オブ・ザ・イヤー2017も受賞しており、現地での評価の高さをうかがわせてくれるモデルです。

中国では人気の高いCX-4

CX-4は中国では2016年6月から販売され、年間5万台超を生産しているとも言われており、売れ行きは好調です。一時期は日本でも販売になるという噂が出ていましたが、最近は音沙汰なし。やはり中国専用のモデルということなのでしょうか。

また気になるのはディーゼルモデルがないことです。CX-4に搭載されているエンジンは2.0Lと2.5Lのガソリンエンジンで、ディーゼルモデルを売りにしているCX-3とCX-5とは異なるラインアップとなっています。

中国市場も意識してのマーケティングだと思われますが、日本を含む世界で販売するとなると、やはりディーゼルモデルは欠かせません。

なぜ、マツダ CX-4は日本で販売されない?

マツダは日本のメーカーであるのに、なぜ日本ではCX-4は販売されないのでしょうか。

CX-4は中国の工場で生産されています。おそらく、日本市場向けの製造ラインの確保が難しく、中国からの輸入となると販売価格面で不利になってしまうのでしょう。

日本やヨーロッパでCX-4を発売するなら、日本もしくはヨーロッパの工場で生産したものを販売するでしょう。しかし、そのためには、それなりの投資が必要ということも意味しています。

CX-4が中国で発売された頃から、日本への導入を調整中、準備中などと言われてきましたが、今になっても表立った動きがないため、現状では今後も日本導入の見込みは薄いと言えそうです。
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