BMWはなぜ少ない排気量と馬力で200キロ以上も出るのか?

小さな排気量でも速い理由はターボにある?

BMW1シリーズ

BMWの1シリーズは排気量はわずか3気筒の1.5リッターながらターボを搭載しています。

そしてエンジンスペックは、1シリーズの「118i」の場合、最高出力136ps/4,400、最大トルク22.4kgm/1,250-4,300と馬力は低く抑えられていますが、1,250回転という低回転から最大トルクを発揮するようになっています。

ちなみに「118i」の先頭の「1」は「1シリーズ」、後ろの「18」は1.8L相当のエンジンという意味合いがあります。ターボは圧縮した空気を強制的にエンジンに送り込み、より大きな爆発を行えるため、自然吸気エンジンに比べると圧倒的にパワーが出るようになっています。

1.5Lエンジンにターボを搭載すると、2.0L自然吸気エンジンを軽く超えるくらいのパワーを得ます。トルクの増加による加速はもちろん、馬力も飛躍的にアップするので最高速も伸びます。(ダウンサイジングターボでは馬力を抑え、トルクアップを重視する場合が多いです)

輸入車が高性能と言われる要因は、小さな排気量でこれだけのパワーを出せるためかも知れません。

しかし、ターボはダウンサイジングターボをうたう欧州車では良く見られるものですが、日本では搭載しているモデルはまだ数えるほどしかラインナップしていません。なぜでしょうか。

なぜ日本ではダウンサイジングターボが普及されないのか

BMW 1シリーズ 118i ファッショニスタ

決して日本にターボの技術がない訳ではありません。日本でダウンサイジングターボが普及しない理由には欧州との交通事情の違いにあります。

巡行時は燃費のいいターボですが、加速時には多くの燃料を消費します。そのため、ストップ&ゴーといった運転が多い日本は、ターボを搭載するよりも、ハイブリッドなどの方が効率が良いため、採用が見送られてきたのでしょう。

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