次期「WRX STI」にはFA20型水平対向ターボ搭載か?!EJ20エンジンとFA20エンジンの違いは?

ハイブリッド!?次期型「WRX STI」のパワーユニット…

WRX STI

ハイパワーAWDスポーツとしてインプレッサ時代から揺るぎない人気を誇るWRX STI。これまでは2.0Lターボの「EJ20型」エンジンを搭載していました。高出力はもちろん、熟成されたエンジンとして欠かせないものでした。

しかし次期型「WRX STI」には、なんと「ハイブリッドシステム」を採用し、エンジンもBRZ(86)、レガシィに搭載している「FA20」型2.0リッター水平対向ターボエンジンを採用するのではないか、という噂もあります。そしてモーターとエンジンのシステム出力は320馬力~とし、6速DCTで操る現代的なハイブリッドスポーツという予測も。

ハイブリッド化が進む「スーパースポーツ」

WRX STIだけでなく、現在リリースされるスポーツモデルには「ハイブリッド」を採用するケースが増えています。

「環境性能を優先するのか」と、スポーツカーファンからはネガティブに捉えられる可能性もありますが、フェラーリやマクラーレンからも「モアパワー」を求め、モーターを採用しているスポーツハイブリッドも多く出てきています。また確かに厳しくなる「排ガス規制」をクリアするためのソリューションとしても活用されている技術といえます。

もちろん、バッテリーとモーターによる重量増、というネガは発生しますが、こうしたユニットも軽量化が進んでいるのも事実。そしてスバルはリアアクスルを「モーター駆動」としたAWDを検討しているともいわれていますので、フロントのエンジンからリアまで延長し、車内にも干渉するプロペラシャフトも不要にする構造も可能ですから、いずれにしても空間の確保(バッテリー用スペースにも使えます)にもなりますし、合理的なレイアウトになるといえそうです。

「EJ20エンジン」と「FA20エンジン」の違いとは…?

「EJ20エンジン」と「FA20エンジン」の違いとは…?

次期WRX STIのパワーユニットについての噂に触れましたが、実際にどのエンジンを採用するのか、これはまだわからないのが事実です。ただ、現行WRXのEJ20エンジンと、FA20エンジンの違いを考えてみると面白いかもしれませんね。

どちらも「ボア&ストローク」の同じスバル自慢の水平対向エンジン。「EJ20」のレッドゾーンは8200rpmであり、高回転特性にこだわってきた経緯のあるエンジン。そこで出力を発揮するわけですし、レスポンス、爽快感に勝るといえそうです。

一方「FA20」エンジンは、低速からトルクが出る特性があり、街乗りで神経質になる事もないでしょう。実際、最高出力は5600rpmで発揮していますから、低速トルクに振った特性で扱いやすいエンジンとも言えます。ドライビングプレジャーはEJ20に譲るところでしょうが、環境性能にもプラスに寄与していると考えますし、なによりユーザーフレンドリーな特性も万人向けといえそうです。

どちらのエンジンを採用しても高出力・高性能のWRXに仕上がるのは間違いありません。

しかし、本当にWRX STIをハイブリッド化させるのであれば、敢えて高回転型で多少ピーキーな「EJ20」を採用させるべきでは、とも考えます。なぜなら、モーターは初動から最大トルクを発揮する特性がありますから、低速トルクはモーターでかなり補強されます。それであるならば、低速トルクが多少細くても高回転でパワーを稼げる、そしてドライビングプレジャーにも繋がる「EJ20」を採用したほうが、全体的な完成度、ユーザーの満足度は高くなりそうな気がしませんか?

スポーツモデルも間違いなくハイブリッド化が進むであろうと思われます。モーターだけではドライビングプレジャーは得にくいといえますので、この辺の味付け、バランスの妙といったものもメーカーには考慮してもらえたら、と願うのがファンの心境ではないでしょうか。

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