MR2やチェイサー等…オーバーレブ!に登場する少しニッチな車達!

主人公の愛車、MR2 1.6 G-Limited(AW11)

主人公、志濃 涼子(しの りょうこ)が乗るのがMR2。初期モデルのAW11という所がニッチです。1984年、国産市販車初の2シーターミッドシップとして非常にインパクトあるデビューを飾った一台。

劇中登場するのモデルは恐らく、パワーユニット4A-GZE型 1.6L 直4 スーパーチャージャー最大出力は145PS。これに1tを切る軽量ボディ(後期型は1t超)ですから、カスタムベースとして戦闘力は高いものがあります。また劇中、エンジンブローした際にAE-92カローラレビンに搭載していた4A-GZEエンジンに換装する描写もあるように、レビンにも使用されていたエンジンです。元々のベースはAE86にも使用の4A-Gエンジンですから名器の血統ですね。

プジョー・106 Rallye

外交官の令嬢でフランスからの帰国子女、橘 沙璃(たちばな さり)の愛車。

本国フランスでは1991年に販売されたモデルで、1.0L~1.6Lまで様々なバリエーションがある人気小型車です。劇中に使用されたラリー(Rallye)は、競技参加用のモデルであり、810kgまで軽量化されたボディはまさにホットハッチといえます。

初期型は1.3Lエンジンで、最大出力100馬力、最大トルク11.2kgm。エアコン、パワステも軽量化の為に排除されており、そのスパルタンな存在はラリーファン垂涎のモデルといえます。(国内に入ってきたものには後付でエアコン仕様もあるようです)劇中登場はこの初期型と思われます。マイナーチェンジ後は1.6Lモデルに。

ホンダ・シティ(GA2)

主人公、涼子の幼馴染の武内徹の愛車。

中古で15万円で購入したものをカスタマイズし、BMW E36 M3とのバトルに勝利するエピソードも。

シティといえば「よろしくメカドック」にも出てきた初期型の印象が強いですが、地味な二代目のGA2を出してくるあたり、ニッチとしかいいようがありません。実際、最軽量のモデルは680キロ、重いモデルでも780キロと、現在の軽自動車よりも軽い車体に1.3Lエンジンは100馬力、トルクは11.6kgf・mというスペック。

軽量コンパクトなクルマで大型スポーツカーを打ち負かす、といったところに走り系漫画のカタルシスがあるともいえます。

トヨタ・チェイサー ツアラーV(JZX100)

日下 達也(くさか たつや)および佐藤八十(さとう やそ)の愛車。

トヨタのスポーティセダンですが、1996年以降の100系のツアラーVには1JZ-GTE型 2.5L 直6ターボエンジンが搭載され、最大出力280馬力、5速ミッション仕様もあり非常に人気を博したモデルです。当時も若者に人気のある車種でしたが、こうした走り系漫画に取り上げられるのは珍しいのではないでしょうか。

マツダ・AZ-1(PG6SA )

副島 孔太(そえじま こうた)の愛車。

ご存じ、軽自動車唯一のガルウイングを持ったスポーツカーです。軽量、ミッドシップ、スポーツカー然としたボディで現在では少しプレミア人気が付いてきているようですね...。頭文字Dではカプチーノが活躍する場面がありましたが、このAZ-1も同じ3気筒ターボのF6Aエンジンを搭載しており、カスタムベースとしてポテンシャルが高いといえます。

一方、若干トリッキーな挙動や、エンジンレイアウトの為の整備性、冷却面のデメリットもカプチーノと比較すると指摘されることもあります。しかしその台数の少なさも相まって、非常に魅力的な存在であることに変わりありません。

ホンダ・アクティ(HA7)

苅谷 英俊 (かりや ひでとし)の愛車。

エンジンレイアウトがミッドシップである事から、農道のNSXと呼ばれるとか!?だからって、これでバトルさせるのか、という所も面白いと思いますね。劇中には4WDのHA7が登場、ノーマル46PSのエンジンを、なんとインプレッサ等に使われるスバルEJ20型水平対向4気筒ターボエンジンにスワップ...バトルする描写も。

いかがだったでしょうか、一味違う登場車種が出るのもこの「オーバーレブ!」の魅力と思います。2004年に連載終了し、単行本は全31巻出ているそうです。
他と一味違った走り系のコミック、興味が湧いてきたら是非書店にてご購入を!

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