現行国産車では1車種のみ!? ワイパーが1本しかない車3選

シングルワイパーの特徴

シングルワイパー

シングルワイパーは、2本ワイパーと比べると、拭き取り面積が小さくなります。特にボンネット側に支点がある場合、上方部分に吹き残しが生まれ、信号や看板の確認が困難になります。

そんな不利をわかったうえで、各メーカーは知恵と技術を絞り、シングルワイパーを採用しています。

では、どんな車種がシングルワイパーを採用しているのでしょうか。

①現行国産車唯一のシングルワイパー「トヨタ ヴィッツ」

トヨタ ヴィッツ ハイブリッド 2017

トヨタ ヴィッツは、現在販売されてる国産車で唯一、シングルワイパーを採用しています。現行の130型になった2010年12月に、それまで採用していた2本ワイパーをやめて、大きなシングルワイパーへと変貌しました。

採用された理由は、コストカットの意味合いが強く、姉妹車のラクティス(2代目)もシングルワイパーでした。

ワイパーが2本あると、配線やアームなど、パーツは2本分必要になりますが、シングルワイパーになればいくつかのパーツを省略できます。さらにヴィッツ/ラクティスでは、リンクに工夫をして、拭き残しを極力少なくすることに成功したことで、シングルワイパーで十分だと判断されたのでしょう。

②考え抜かれた構造「ランボルギーニ ムルシエラゴ」

ランボルギーニ ムルシエラゴ

スーパーカーには、シングルワイパーが少なくありません。なかでもランボルギーニは、1974年に発売されたカウンタックですでにシングルワイパーを採用していました。しかし、ここで注目したいのは、ムルシエラゴです。

その構造が秀逸で、太めのワイパーブレードに並行してリンク機構がセットされています。これにより、ワイパーブレードの角度をコントロールすることができ、ワイパーの浮きあがりを抑えます。

ランボルギーニのような緩傾斜のフロントガラスの場合、特にワイパーが浮きやすいため考えられたそうです。さすが最新技術の結集したスーパースポーツカー、ワイパーひとつにもぬかりはありません。

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