ハリアーの安全性能はどの程度高いのか?

トヨタ ハリアー

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かつて先進の安全装備はまず高級セダンに採用されるのが一般的でしたが、ハリアーにはSUVらしからぬ最先端の安全装備が採用されています。ハリアーは、安全性が高い最新の国産車の中でもトップクラスの安全性能を誇ります。では、詳しく見ていきましょう。

Chapter
JNCAP新・安全性能総合評価の最高ランク「ファイブスター賞」を受賞
プリクラッシュセーフティシステム
インテリジェントクリアランスソナー
ドライブスタートコントロール
オートマチックハイビーム[AHB]
車両接近通報装置

JNCAP新・安全性能総合評価の最高ランク「ファイブスター賞」を受賞

国交省が実施している「自動車アセスメント」(JNCAP:Japan New Car Assessment Program)にて、3代目ハリアーは最高ランクのファイブスター賞を受賞しました。

ファイブスター賞とは、新・安全性能総合評価の得点が170.0点以上であり、フルラップ前面衝突試験、オフセット前面衝突試験といった試験において最高評価から2段階以上下回っていないことが条件です。

また、同じくJNCAP予防安全性能評価において、最高ランクの「ASV+」を獲得しています。

プリクラッシュセーフティシステム

※PREMIUM“Advanced Package”に標準装備
プレミアム、エレガンス、グランドにメーカーオプション

プリクラッシュセーフティシステムとは、衝突回避を支援するシステムです。進路上の先行車や障害物などをミリ波レーダーで検出し、衝突する可能性が高いと判断した場合に警報やブレーキの制御により衝突回避を支援します。

万が一、先行車と衝突する場面に遭遇した場合には、警報の後、ドライバーがブレーキを踏むと、プリクラッシュブレーキアシストがブレーキ力を強力にアシストし、先行車20km/h、自車80km/hの場合では最大60km/h程度減速します。また、ドライバーがブレーキを踏めなかった場合でも、プリクラッシュブレーキが作動。先行車20km/h、自車50km/hの場合では最大30km/h程度減速し、衝突の回避あるいは衝突被害の軽減を支援します。

インテリジェントクリアランスソナー

※PREMIUM“Advanced Package”に標準装備
プレミアム、エレガンス、グランドにメーカーオプション

近年増えているアクセルとブレーキの踏み間違いや、踏みすぎによって起こる衝突に対応するシステムです。衝撃を緩和し、被害の軽減に寄与します。車庫入れ時などのゆっくりとしたスピードで運転する際にも障害物の接近を表示とブザーで知らせる「クリアランスソナー」に加え、障害物との接触を緩和する機能を新たに追加しています。障害物を検知するとエンジン出力を抑制し、距離が縮まると自動的にブレーキをかけます。

ドライブスタートコントロール

※全車標準装備

ドライバーのミスをフォローするシフト操作時における急発進の抑制や衝突時の被害軽減に寄与するシステムです。例えば、バックする際に衝突し慌てたドライバーが、アクセルを踏み込んだままシフトを「R」から「D」へ変更した際、表示で注意を促すとともに、エンジン出力を抑えて急発進・急加速を抑制します。

オートマチックハイビーム[AHB]

※PREMIUM“Advanced Package”、プレミアムに標準装備

夜間やトンネルの中といったヘッドライトを点灯して走行するようなときに、室内カメラのセンサーが周囲の明るさを検知して、ハイビームで走行可能と判断した場合はローからハイに自動切り替えを実行します。先行車や対向車のランプ、街路灯などを検出すると自動でロービームに戻ります。スイッチ操作でオフにすることも可能。

車両接近通報装置

※ハイブリッド専用装備

ハイブリッド車はEV走行時にはほとんど無音となるため、歩行者や自転車が背後から近づく車に気づきにくく衝突事故の危険性が少なくありません。現在は多くのHV車、EV車に車両接近通報装置が備わっており、ハリアーにもハイブリッドモデルの全車に設置されています。発進から車速約25km/hまでのEV走行中、または後退時に自動で発音。歩行者に音で接近を伝えます。手動でオフにすることも可能。
2015年6月に追加された最上級グレードの「PREMIUM Advance Package」には、先進の安全装備がすべて標準装備されています。

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