トヨタ 3代目 ハリアーに欠点はあるのか?4つの気になる点について調べてみた!
更新日:2024.09.09
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今回は、3代目トヨタ ハリアー(ZSU60W・ASU60W・AVU65W)の欠点について徹底解説!トヨタ ハリアーが、現行モデルとなる3代目へとモデルチェンジしたのは、2013年のことでした。高級SUVの先駆けとして、自動車の歴史に名前を刻むハリアーは、トヨタのラインナップのなかでもロングセールスとなっているモデルです。
文・PBKK
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3代目ハリアーの欠点?①|シートアレンジが面倒?
現在の多くのモデルが、ラゲッジスペース(荷室)からスイッチ操作などによりシートのリクライニングを操作できるのに対し、ハリアーはシート横のレバーを操作することでしかシートアレンジを変えることができません。
これがハリアーの使い勝手をわずかに落としている要因となっており、荷物の積み下ろしをするたびにシートそれぞれのレバーを操作するのはとても面倒に感じてしまうこともあるかもしれません。
これがハリアーの使い勝手をわずかに落としている要因となっており、荷物の積み下ろしをするたびにシートそれぞれのレバーを操作するのはとても面倒に感じてしまうこともあるかもしれません。
しかし、頻繁に荷物を積むことがない人には、そこまで気になる部分ではないことも確か。そもそもハリアーのラゲッジスペースはシートを畳まずとも456Lの容量が確保されているため、普段使いのレベルならば問題はないでしょう。
3代目ハリアーの欠点?②|エアコンは温度調整がしにくい?
ハリアーの欠点として、インパネのスイッチ類の押しにくさが挙げられます。これは、スイッチが機械的なボタン式ではなく静電式のタッチパネル式になっていることが原因。特にヒーターコントロールパネルの使いにくさが指摘されており、エアコンの温度を大幅に調整したい場合、何度もパネルを操作する必要が出てきてしまいます。
反応も直感的に操作できるほどではなく、運転中のドライバーには操作するのが少し難しくなってしまっているのです。とはいえ、純正のナビ画面はタッチパネル、それ以外のスイッチはボタン式を採用しているモデルが多い中、スイッチまでタッチパネルになっている先進的な雰囲気はハリアーのインパネならではのもの。
慣れてしまえば操作も難しくはないので、日常的にスマホの操作をタッチパネルで行っている現代人ならスマートに使いこなせるでしょう。
反応も直感的に操作できるほどではなく、運転中のドライバーには操作するのが少し難しくなってしまっているのです。とはいえ、純正のナビ画面はタッチパネル、それ以外のスイッチはボタン式を採用しているモデルが多い中、スイッチまでタッチパネルになっている先進的な雰囲気はハリアーのインパネならではのもの。
慣れてしまえば操作も難しくはないので、日常的にスマホの操作をタッチパネルで行っている現代人ならスマートに使いこなせるでしょう。
3代目ハリアーの欠点?③|リアシート(後部座席)は乗り心地が悪い?
ハリアーのハイブリッドモデルには、路面の凹凸に応じて車体の縦揺れを抑制する、ばね上制振制御が搭載されています。
ガソリンエンジンモデルにも、道路や走行状況に合わせてサスペンションの動きを変えるFADショックアブソーバーこそ装備されていますが、ばね上制振制御がないので、後部座席がふわふわとした乗り心地になってしまっています。
ばね上制振制御は、モーターのトルクをリアルタイムに制御するシステムなので、ガソリンエンジンモデルに搭載されないのは仕方のないことですが、車体の上下の動きを抑制できなければ車酔いの原因にもなりかねません。
また、クルマの基礎となるプラットフォームも旧式のままなのでボディ剛性もそこまで高くはなく、ハリアー自体の車高の高さも相俟って、カーブが多い道を走っていると車体のロールが気になってしまいます。もちろん、乗り心地の感じ方には個人差があるので、気になる方は一度試してみてはいかがでしょうか。
ガソリンエンジンモデルにも、道路や走行状況に合わせてサスペンションの動きを変えるFADショックアブソーバーこそ装備されていますが、ばね上制振制御がないので、後部座席がふわふわとした乗り心地になってしまっています。
ばね上制振制御は、モーターのトルクをリアルタイムに制御するシステムなので、ガソリンエンジンモデルに搭載されないのは仕方のないことですが、車体の上下の動きを抑制できなければ車酔いの原因にもなりかねません。
また、クルマの基礎となるプラットフォームも旧式のままなのでボディ剛性もそこまで高くはなく、ハリアー自体の車高の高さも相俟って、カーブが多い道を走っていると車体のロールが気になってしまいます。もちろん、乗り心地の感じ方には個人差があるので、気になる方は一度試してみてはいかがでしょうか。
3代目ハリアーの欠点?④|ガソリンモデルはパワーが足りない?
ハリアーのパワートレーンには、直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボガソリンエンジン・直列4気筒DOHC+モーターのハイブリッドエンジン・直列4気筒DOHCガソリンエンジンの3種類がラインナップしています。このなかで、直列4気筒DOHCガソリンエンジンのパワーの足りなさが欠点といえます。
ガソリンエンジンモデルであるハリアーの車体重量は、グレードにより1905~1945kg。対して総排気量は1,986ccとなっています。乗員定員は5名で、通常でも456Lのラゲッジスペースを備えていることを考えると、少々エンジンパワーの足りなさが気になる部分です。
出力面の数値で見てみると、ガソリンモデルの最高出力は111kW(151PS)/6,100rpm。ハイブリッドモデルになると112kW(152PS)/5,700rpmに加え、モーターの105kW(143PS)が加わります。さらに、ターボモデルでは170kW(231PS)/5,200〜5,600rpmと数値の面でも大きな開きがあることが見て取れるでしょう。
しかし、ガソリンエンジンモデルは燃費と動力性能のバランスに優れたモデルであることは間違いありません。ハイブリッドモデルほどの燃費やターボモデルのような力強さが必要ないという方にはおすすめのモデルとなっています。
ガソリンエンジンモデルであるハリアーの車体重量は、グレードにより1905~1945kg。対して総排気量は1,986ccとなっています。乗員定員は5名で、通常でも456Lのラゲッジスペースを備えていることを考えると、少々エンジンパワーの足りなさが気になる部分です。
出力面の数値で見てみると、ガソリンモデルの最高出力は111kW(151PS)/6,100rpm。ハイブリッドモデルになると112kW(152PS)/5,700rpmに加え、モーターの105kW(143PS)が加わります。さらに、ターボモデルでは170kW(231PS)/5,200〜5,600rpmと数値の面でも大きな開きがあることが見て取れるでしょう。
しかし、ガソリンエンジンモデルは燃費と動力性能のバランスに優れたモデルであることは間違いありません。ハイブリッドモデルほどの燃費やターボモデルのような力強さが必要ないという方にはおすすめのモデルとなっています。
トヨタ ハリアーには、ご紹介したような欠点が存在しています。シートのリクライニング・静電式のヒーターコントロールパネル・リアシートの乗り心地・ガソリンエンジンのパワーです。
しかし、これらはハリアーを購入した全員がそのように感じる部分ではないことも確か。逆に長所だと捉える人もいるでしょう。ハリアーは、全体的な質感は総じて高いといえます。予算と天秤にかけて、国産でも最高峰のSUVであるハリアーを検討してみてはいかがでしょうか。
しかし、これらはハリアーを購入した全員がそのように感じる部分ではないことも確か。逆に長所だと捉える人もいるでしょう。ハリアーは、全体的な質感は総じて高いといえます。予算と天秤にかけて、国産でも最高峰のSUVであるハリアーを検討してみてはいかがでしょうか。