トヨタ ハリアーの後部座席(リアシート)の使い勝手はいかに

トヨタ ハリアーの室内

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1997年の発売以来、高級クロスオーバーSUVという新ジャンルを切り開いてきたトヨタ ハリアー。そして初代の登場から約20年たった2017年6月に「ハリアーネスのさらなる進化」をテーマにマイナーチェンジをむかえました。

2.0L 直噴ターボエンジンの新採用や衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を搭載するなど様々な改良が施されました。今回はそんなハリアーの後部座席に注目していきましょう。

文・PBKK
Chapter
室内の広さはどのくらい?
リアシートは分割シートを採用
シートを倒しても隙間ゼロ!
装備や収納にもこだわりました

室内の広さはどのくらい?

ハリアーの室内寸法は、室内長1,965mm×室内幅1,480mm×室内高1,220 mmとなっています。リアシート(後部座席)は足元と頭上、幅のどれもにかなりの余裕があり、成人男性でも窮屈に感じることはなさそうです。リアシートは3人乗り。3人座っても体が軽く触れる程度です。

長距離ドライブなどゆったりと腰掛けたい場合は2人の方が快適に過ごすことができるでしょう。2人で腰掛けた際にはシート中央の背もたれに格納されているリヤセンターアームレストを活用できます。大型のアームレストと2口のカップホルダーが付いたドライブには欠かせない装備となっています。

リアシートは分割シートを採用

続いては、リアシート(後部座席)のシートアレンジについて見ていきましょう。ハリアーのシートアレンジはさまざまな場面に対応します。リアシートは6:4分割可倒式となっており左右独立リクライニング可能。6:4分割可倒式とは、シートを左右6:4の割合で二分割できる仕様のことです。

シート片側を倒せばラゲッジルーム(荷室)と合わせて長さ約1,000mmを確保。アウトドア用品やDIYに使用する木材などをラクラク積み込むことができます。

シートを倒しても隙間ゼロ!

リアシート片側だけを倒すシートアレンジに引き続き今度は両側を倒してみました。両側を倒すことで室内幅1,480mmをフルに荷室として活用することができます。楽器やLサイズのスーツケースを同時に積み込んでもかなりの余裕がある広さです。

シートを倒した際にラゲッジルームとの間に隙間ができることはありません。一般的にシートを倒すと隙間ができ、荷物を押し込んだ際にその隙間に引っかかることもしばしば。ハリアーにその心配はありません。

リアシートを倒すにはシート横のレバーで操作します。まずはリア中央席のシートベルトとバックルを格納。次にヘッドレストを一番下まで下げ、最後にレバーを引いてシートを倒します。座ったままでも倒せるので急なシートアレンジにも対応できます。

装備や収納にもこだわりました

ハリアーはリアシート(後部座席)の装備と収納にもこだわりが見られます。どんな装備と収納が取り付けられているのでしょうか。スピーカーはJBLプレミアムサウンドシステム(11スピーカー)を搭載。音源にこだわるだけでなく省電力と軽量化も同時に実現するGreenEdgテクノロジーを採用したスピーカーです。

11スピーカーを車内の最適な位置に置くことでフロントシートはもちろんリアシートにも迫力あるサウンドが響きます。天井にはマイコン制御チルト&スライド電動ムーンルーフを設置。挟み込み防止機能付きのためお子さんがいる方でも安心です。メーカーオプションで取付できます。

ボタン一つでルーフが開口し室内全体に外光を取り込み、室内にいながらリフレッシュができます。さらに、リアシートには痒い所のに手が届く収納が配されています。それはドアポケットの収納。500mLのペットボトルがすっぽり入る大きさで、財布や小説本を入れておくのにも便利です。

ハリアーはリアシートにはこだわりの装備と収納が設置されていることがわかりました。ぜひ活用してみてください。
ハリアーのリアシート(後部座席)は広さに加えて多彩なシートアレンジ、さらには便利な装備や収納が取り付けられ使い勝手バツグン。高級クロスオーバーSUVらしい一歩突き詰めた仕様となっています。

ハリアーは2013年以来フルモデルチェンジはなされていません。ライバル車が登場する中ハリアーにも期待の声が集まっています。さらにパワーアップして登場すると考えると新車が非常に楽しみなところ。今後のハリアーの動向に注目が集まります。
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