中古車のメンテナンスはどうすればいい?

整備

新車のメンテナンスは購入したディーラーで対応していただければ良いのですが、「中古車はどこでメンテナンスすればいいの?」と考えている人も多いのではないでしょうか。ここでは購入した中古車のメンテナンスを依頼する店舗や車検に関するポイントをご紹介します。

文・萩原 文博

Chapter
ポイント1.メーカー系列のディーラー系販売店に依頼する
ポイント2.整備工場に依頼する
ポイント3.カー用品店に依頼する
ポイント4.ガソリンスタンドに依頼する

ポイント1.メーカー系列のディーラー系販売店に依頼する

購入したクルマのメーカー系列のディーラー系販売店であれば、メンテナンスを依頼することが可能です。メーカー系列の販売店の大半は指定工場(車検ラインを設備内に有する国交省の出先機関として認められた整備工場)を併設していますので、オイル交換から車検の整備まで全て店舗内でおこなえるのが特徴です。

メーカー直系なのでリコールへの対応もすぐにできますし、自社ブランドの車検整備を中心に実施しているので知識も経験も豊富なのが特徴です。一方で工賃や手数料が高いと言われていますが、最近は以前ほどではなくなっています。

ポイント2.整備工場に依頼する

続いては整備工場です。購入した中古車販売店に併設されている工場や、個人経営の整備工場などがこれに該当します。整備工場には認証工場指定工場があり、認証工場は作業場内で分解整備など重整備が実施できるように認証を受けていますが、ディーラー工場のように車検ラインはないため、陸運支局の車検場で検査を受けることになります。

整備工場はディーラー工場に比べると概ね工賃や手数料が安く、またメーカーや車種を問わずさまざまなクルマを対応しているので、古いクルマに対しても知見があるのが特徴です。

ポイント3.カー用品店に依頼する

続いてはカー用品店です。大型カー用品店などは車検を行える施設を備えた指定工場を併設している店舗が増えています。町の整備工場と同じように見えますが、実際はカー用品店で販売しているアフターパーツを安く装着できたり、自分好みでクルマの手入れをしたいユーザーには非常に便利です。

ポイント4.ガソリンスタンドに依頼する

最後はガソリンスタンドです。ガソリンスタンドでもメンテナンスを依頼することができます。最近では、給油以外でもオイル交換や洗車、タイヤのパンク修理など、整備工場と同等のサービスの他に、レンタカーサービスを開始する店舗も増えてきています。指定工場併設型のガソリンスタンドもあるので、多くのガソリンスタンドが車検入庫を受け付けています。近所のガソリンスタンドで何かのついでに愛車を預けて点検整備してもらえるという手軽さがメリットと言えるでしょう。

中古車は前オーナーの使い方やメンテナンスの頻度によってコンディションが異なります。クルマに詳しくない人は自分のクルマの主治医になってもらうつもりで整備工場を選んでみると良いでしょう。常にプロがクルマを見てくれることで、大きなトラブルを未然に防ぐことができますし、出費も最小限に抑えることができます。クルマを安全に走行させるためには、半年に1回くらいの頻度でプロにコンディションチェックをしてもらうと良いでしょう。

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博|はぎはら ふみひろ