車齢10年、10万kmを超えたら注意!とくに重要なメンテナンス項目を紹介
更新日:2024.09.19
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車齢10年、あるいは10万kmを超えたら日本人だと結構走ったなと思うかもしれない。日頃からの丁寧なメンテナンスや乗り方(走らせ方)によっては、まだまだ元気に走るはずだし、わが国では過走行とされる日本車や、売りに出された重機などが海外で活躍しているという話を聞くと、まだまだ現役で走れるのは間違いない。ただし、注意したいメンテナンスはいくつかある。
文・塚田勝弘
文・塚田勝弘
10年、10万km程度ならまだまだ元気に走るはず
タクシーの平均年間走行距離は6万km程度といわれていて、筆者が以前取材した赤帽は年間10万kmも珍しくないという。ソニー損保が2015年11月に公表したアンケート結果では、一般ドライバーの年間走行距離7000km以下が6割を占めているという。
クルマの買い替えサイクルは、近年少しずつ延びていて、現在は8年半ほどというデータもあるようだ。年間1万km乗ったとしても、10万kmに届かずに買い替えていることになる。
とくに旧車、クラシックカーといわれるモデルでなくても、メンテナンス次第ではまだまだ元気に乗れるのだから、買い替えを先延ばしするのも十分にエコだと思う(なんでも買い替え=エコという国土交通省の政策に乗る必要はない)。
クルマの買い替えサイクルは、近年少しずつ延びていて、現在は8年半ほどというデータもあるようだ。年間1万km乗ったとしても、10万kmに届かずに買い替えていることになる。
とくに旧車、クラシックカーといわれるモデルでなくても、メンテナンス次第ではまだまだ元気に乗れるのだから、買い替えを先延ばしするのも十分にエコだと思う(なんでも買い替え=エコという国土交通省の政策に乗る必要はない)。
パワートレーン、サスペンション、ブレーキ、マフラーなどを総チェック
個体によってやるべきメニューは当然変わってくるが、一般論として、バッテリーやオルタネーターなどの電装(電気)系、ATやCVT、DCT、MTなどトランスミッションの種類によって対応は異なってくるが、トランスミッション関連もチェックが必要だろう。
また、エンジンが好調でもエンジンオイル、フィルター、トランスミッションのフルードなどのチェック、ブレーキであればパッドも要確認。
突然死しそうなのがウォーターポンプ、さらにはタイミングベルトの交換も一般的には10万kmが目安といわれている。そのほかエンジン系では、ラジエーターホース、フューエルフィルターなども要チェック。そのほか、オルタネーター、プラグコードなども不調の原因になりえる。
サスペンションやマフラーなどのガタもきそうなので、確認したいところ。ランプ類の点灯確認や交換(切れたまま走っていると違反になるので)なども忘れずにチェックしたい。
また、エンジンが好調でもエンジンオイル、フィルター、トランスミッションのフルードなどのチェック、ブレーキであればパッドも要確認。
突然死しそうなのがウォーターポンプ、さらにはタイミングベルトの交換も一般的には10万kmが目安といわれている。そのほかエンジン系では、ラジエーターホース、フューエルフィルターなども要チェック。そのほか、オルタネーター、プラグコードなども不調の原因になりえる。
サスペンションやマフラーなどのガタもきそうなので、確認したいところ。ランプ類の点灯確認や交換(切れたまま走っていると違反になるので)なども忘れずにチェックしたい。
輸入車は内装のある場所をチェック!
ほかにも、走行に支障があるわけではないものの、輸入車で気になるのは内装の樹脂部分(プロテイン塗装)がベタベタしてきて不快というケースもあるだろう。
新車からずっと乗っているのであれば、遠くに引っ越ししない限り、信頼できる整備工場と付き合うのがベスト。中古車でとくに過走行車を購入する際は、手を入れる可能性(リスク)が高いと理解して乗る必要がある。
新車からずっと乗っているのであれば、遠くに引っ越ししない限り、信頼できる整備工場と付き合うのがベスト。中古車でとくに過走行車を購入する際は、手を入れる可能性(リスク)が高いと理解して乗る必要がある。
塚田 勝弘|つかだ かつひろ
自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。