イグニスは雪道・オフロードに強い?ハスラーと走破性を比較

ハスラー東京オートサロン0007

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2016年2月に小型SUV新型イグニス(IGNIS)が発売されますね。

この小型SUV新型イグニス(IGNIS)の競合車・ライバル車として言われているのが、
同じスズキから発売されているダサかわいいエクステリア・外装が特徴の
ハスラー(Hustler)。

この2台のモデルは街乗りだけでは無く、オフロードやタフロード、雪道など
アウトドアシーンでもしっかりと活躍できるカジュアルなSUV車になっています。

特に降雪地域に住んでいる方は、雪道での走破性などは気になるところですよね。

そこで、新型イグニス(IGNIS)とハスラー(Hustler)ではどちらの方が
雪道やオフロードの走破性に優れているのか確認してみました。

※2016年2月13日の記事です。

K-コンシェルジュ

軽自動車ディーラーの店長を務めていたK-コンシェルジュが軽自動車のお悩み・疑問点を解決します。軽自動車を実際に試乗した感想・乗り心地から欠点まで包み隠さず紹介していきます。

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新型イグニスとハスラーの雪道&オフロードでの走破性を比較

この新型イグニスとハスラーの雪道・オフロードでの走破性を比較するために
ディーラーさんに確認した数値が、アプローチアングル/デパーチャーアングル
最低地上高
このアプローチアングルとは、フロントバンパーからフロントタイヤと
地面の角度の事。一方、デパーチャーアングルとは、リヤバンパーから後輪
までと地面の角度のこと。

これらの数値は障害物を乗り越える時、バンパーが接触するかどうかの目安と
なっており、数値が大きければ大きいほど障害物などを乗り越えやすいと言えます。

そして、新型イグニスとハスラーのアプローチアングル/デパーチャー
アングルと最低地上高は、このようになっていました。

■新型イグニスとハスラーの走破性を比較
・新型イグニス(ハイブリッドMZ)
アプローチアングル  :約28度
デパーチャーアングル:約46度
最低地上高          :180mm
・ハスラー(Xグレード)
アプローチアングル  :約20度
デパーチャーアングル:約38度
最低地上高          :180mm

この2台のクルマを見てみるとハスラー(Hustler)の方が最低地上高
高いような印象を持ちましたが、この2台のモデルの最低地上高は全く同じ。

■新型イグニス
■ハスラー
ただ、アプローチアングル/デパーチャーアングルを確認すると、
新型イグニス(IGNIS)よちもハスラー(Hustler)の方が圧倒的によくなっていました。

ディーラーさんに話を聞くと、新型イグニスよりもハスラーの方がボンネット部分が
短くなっており、この事がアプローチアングルの良さに繋がっているようです。

■新型イグニス
■ハスラー
実際にこのように見ると、新型イグニス(IGNIS)とハスラー(Hustler)では
アプローチアングルが全く異なるのが分かりますよね。

このアプローチアングルは雪道や障害物を乗り越える上で
この違いは意外と大きいように感じました。
カジュアルSUVのこの2台のクルマを見比べてみると、最低地上高
同じでしたが、ハスラーの方がアプローチアングルデパーチャーアングル
大きく障害物の乗り越えるのは優れている事がわかりました。

このように比べてみると、雪道やオフロードを運転する機会が多い方は
新型イグニス(IGNIS)よりもハスラー(Hustler)の方が安心感があるかもしれませんね。

ただ、ハスラー(Hustler)よりもアプローチアングル/デパーチャーアングルが劣る
新型イグニス(IGNIS)でも一般的な乗用車では乗り越えるのが厳しい悪路や雪道でも
乗り越えられるくらいの機能は装備されています。

ハスラーよりも新型イグニスの方が乗り心地やパワーは余裕が
あり良いみたいですが、雪道や障害物がある悪路・タフロードの運転を
考えるとハスラー(Hustler)の方が安心して運転できるかもしれません。

降雪地域に住んでいる方やオフロードやタフロードに行く機会の多い方は、
購入前にどちらのモデルの方が良いのかしっかりと確認してみてくださいね。

ただ、新型イグニス(IGNIS)だけでは無く、ハスラー(Hustler)でも本格的なオフロードは
厳しいみたいなので、ご注意を・・・。
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