エスクァイア特別仕様車の内装比較、Giグレードとの3つの違い

トヨタ エスクワイア 2016

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今回は、トヨタ エスクァイアの標準モデルGiグレードと特別仕様車Giブラックテーラードのインテリアの違いについて紹介します。

2016年1月に、トヨタの5ナンバーサイズのミニバン、エスクァイアから特別仕様車のブラックテーラードが発売されました。この特別仕様車Giブラックテーラードを実際に見てみると、フロントグリルなど様々な部分にダークメッキやスモークメッキが施されており、落ち着いた雰囲気に・・・。

ベースとなっている標準モデルGiグレードよりもシックでスタイリッシュなデザインのエクステリア(外装)になっているように感じます。インテリア(内装)のデザインもベースとなっているGiグレードとは異なるのですが、どんなところに違いがあるのでしょうか。
Chapter
トヨタ エスクァイアはどんなクルマ?
違い1:インパネのデザイン
■特別仕様車”ブラックテイラード”のインパネ
■標準モデルのインパネ
センタークラスターパネルにも高級感が!?
■特別仕様車”ブラックテイラード”のセンタークラスター
■標準モデルのセンタークラスター
違い2:ルーフのデザイン
■特別仕様車”ブラックテイラード”のルーフ
■標準モデルのルーフ
違い3:シートのデザイン
■特別仕様車”ブラックテイラード”のシート
・フロントシート
・2列目シート
・3列目シート
■標準モデルのシート
・フロントシート
・2列目シート
・3列目シート
さらに上級仕様のGiプレミアムパッケージ ブラックテーラードとは?

トヨタ エスクァイアはどんなクルマ?

そもそもトヨタ エスクァイアはどんなクルマかというと、トヨタの5ナンバーサイズのミニバン、ノアやヴォクシーの兄弟車種として2014年10月に発売されたクルマで、「上質感と上級感、そして高級感を兼ね備えたミニバン」をコンセプトとしています。シートには合成皮革を採用していることや豪華なメッキフロントグリルを採用していて、ノアやヴォクシーよりも質感の高いハイグレードなモデルとなっています。


質感の高さだけでなく、低床設計のフロアに大きな開口部を持つスライドドア、ゆったりとくつろぐことのできる広い車内、大きな荷物を積むなど用途に合わせて多様なシートアレンジができ、実用性や利便性にも優れたモデルとして高い人気を集めています。

特別仕様車Giブラックテーラードも、当然ベースの標準モデルGiグレードが持つ実用性や利便性を持っているわけですが、主に質感において、エクステリアやインテリアの所々に違いが見られます。今回はインテリアについて、具体的な違いを比較しながら3つに分けて紹介します。

違い1:インパネのデザイン

特別仕様車Giブラックテーラードと標準モデルGiグレードの違いの一つが、インパネのデザイン。

■特別仕様車”ブラックテイラード”のインパネ

■標準モデルのインパネ

エスクァイアの標準モデルGiグレードのインテリアの専用色は、バーガンディ。
ダークブラウンカラーは高級感がありとってもオシャレだったのですが、特別仕様車Giブラックテーラードのインテリアとインパネのカラーはシックなブラックを採用。
また、助手席側のダッシュボードやドアの内側パネルにはアクセントとして、ピンキッシュゴールドのオーナメントを採用。
ブラックの内装色にピンキッシュゴールドが映えて、とてもキレイでした。

特別仕様車Giブラックテーラードは標準モデルGiグレードよりもシックで引き締まったインテリアになっているような印象を持ちました。

センタークラスターパネルにも高級感が!?

また、エスクァイアの標準モデルGiグレードと特別仕様車Giブラックテーラードでは、センタークラスター部分のデザインも異なっていました。

■特別仕様車”ブラックテイラード”のセンタークラスター

■標準モデルのセンタークラスター

エスクァイア/エスクワイア(Esquire)の標準モデルのセンタークラスター部分は、ツルツルとしたピアノブラック調のパネルを採用。
一方、特別仕様車Giブラックテーラードはピアノブラック調のパネルを採用している点に違いはありませんが、シルバーのストライプが入っているデザインに・・・。
より高級感があるデザインになっていて良かったです。

 また、このエスクァイアの特別仕様車Giブラックテーラードのセンタークラスターを見ていて良いと思ったのは、ホコリや手の皮脂で汚れが目立たないようになっている事。

ピアノブラック調のパネルに手の皮脂が付いているのが見えたらちょっとイヤですよね。

個人的には汚れやホコリが目立たないデザインになっているのは、とても良いなと思います。

違い2:ルーフのデザイン

また、エスクァイアの特別仕様車Giブラックテーラードと標準モデルGiグレードの違いの一つが、ルーフ内装のカラー。

それぞれのルーフのカラーはこのようになっています。

■特別仕様車”ブラックテイラード”のルーフ

■標準モデルのルーフ

ご覧の通り、特別仕様車Giブラックテーラードのルーフはブラックカラーを採用。

実際にスライドドアを開けて、車内を見たときの印象が標準モデルと大きく異なります。

特別仕様車 Giブラックテーラードの方がブラックカラーで統一されており、スタイリッシュで、標準モデルGiグレードよりも引き締まった印象を持ちました。
また、エスクァイアの特別仕様車Giブラックテーラードのハイブリッド車には、リヤオートエアコンが標準装備されているのですが、このデザインもルーフカラーにマッチしたブラックカラーを採用。
また、送風口もこのようにブラックカラー。
エスクァイアの特別仕様車 Giブラックテーラードのルーフもブラックなので、標準モデルGiグレードよりも暗いため、若干狭く感じますが、上質でスマートな印象となっています。

違い3:シートのデザイン

エスクァイアの特別仕様車 Giブラックテーラードと標準モデルGiグレードのインテリアのデザインの大きな違いの一つがシートのデザイン。

エスクァイアの特別仕様車Giブラックテーラード、標準モデルGiグレードともに合成皮革シートを採用しているのですが、シートのデザインが異なりました。

■特別仕様車”ブラックテイラード”のシート

・フロントシート

・2列目シート

・3列目シート

■標準モデルのシート

・フロントシート

・2列目シート

・3列目シート

エスクァイアの標準モデルGiグレードのシートは、昇温降温抑制機能が装備されているため、シートの座面と背もたれの部分にポツポツとした穴が開いていました。
また、シートのカラーも若干インパネのカラーにマッチした赤みがかったカラーになっていました。
一方、エスクァイアの特別仕様車Giブラックテーラードは、黒っぽいスタイリッシュなデザインに・・・。
個人的には見た目はエスクァイアの特別仕様車Giブラックテーラードの方がオシャレな感じがしました。

ちなみに、シートのデザインは変わったものの機能面での変更は無く標準モデルGiグレードと同様に昇温降温抑制機能もしっかりと装備されているそうです。
このようにエスクァイアの特別仕様車Giブラックテーラードと標準モデルGiグレードのインテリアを比較すると、雰囲気が大きく異なりました。

さらに上級仕様のGiプレミアムパッケージ ブラックテーラードとは?

今回紹介した特別仕様車Giブラックテーラードは残念ながら2017年7月に行われたマイナーチェンジで姿を消してしまいました。現在は、2019年1月のマイナーチェンジで登場した特別仕様車Giプレミアムパッケージ ブラックテーラードが販売されています。

特別仕様車Giプレミアムパッケージブラックテーラードは、2017年のマイナーチェンジで新たに設定されたGiプレミアムパッケージをベースにしたモデルとなっています。 

エクステリアは黒を基調とした世界観をより引き立たせるデザインが特徴で、一目で違いがわかるものになっています。ヘッドランプガーニッシュやLEDフロントフォグランプカバーモール、ボンネットフードモールなど各所にスモークメッキ加工を施し、エスクァイアの象徴的なフロントグリルには、スモークメッキ加工にくわえて、ダークスモーク塗装が施されています。

シートには、合成皮革にブランノーブを組み合わせたシートを採用。もちろん安全装備も充実しており、プリクラッシュセーフティなどトヨタセーフティセンスが搭載されているほか、インテリジェントクリアランスソナーといった安全機能も標準装備されています。

高級感も使い勝手の良さも向上されており、特別仕様車Giブラックテーラードを上回る上級仕様に仕上げられたモデルとなっています。
標準モデルGiグレードでも充分、高級感や上質さの高いモデルとなっているトヨタ エスクァイア。その特別仕様車Giブラックテーラードのインテリアを一言で言うなら、シックなデザイン。インパネやルーフがブラックカラーになっており、標準モデルGiグレードとは全く違う雰囲気のクルマになっているように感じました。

現在販売されている特別仕様車Giプレミアムパッケージブラックテーラードは、以前のGiブラックテーラードよりもさらに上級仕様になっています。

標準モデルGiグレードとは一味違う、もうひとつ上の上質さを求めている方には、これらの特別仕様車はぴったりのモデルなのではないでしょうか。
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