エスティマは運転はしやすい?【視界性を徹底チェック】

トヨタ エスティマ 2016

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トヨタの高級ミニバンエスティマ(ESTIMA)が2016年6月にビッグマイナーチェンジをして、発売されましたね。

先日、この新しくなったこのクルマのガソリン車とハイブリッド車の試乗に行ってきたのですが、やはり車体が重たいので若干気になる部分も・・・。

また、このエスティマ(ESTIMA)は車体が大きい高級ミニバンという事で、気になるのは、運転のしやすさや視界性。

この視界性に関しても良かった部分と気になるところが・・・。

私が実際にこのエスティマ(ESTIMA)を試乗をした時に感じた視界性・運転のしやすさについて、紹介したいと思います。

2016/7/3
Chapter
エスティマの前方視界はどうだった?
エスティマの後方視界はどうだった?

エスティマの前方視界はどうだった?

ビッグマイナーチェンジをしたエスティマ(ESTIMA)の内装・インパネはこのようなデザインになっています。
まず運転席に私が座ってみて気になったのは、フロントガラス横にあるAピラー。このエスティマのフロントガラスは傾斜が強いデザインになっているためピラーが運転席の方に向かってくる感じがして、多少圧迫感がありました。
また、先代モデルと異なり、今回発売されたエスティマ(ESTIMA)のピラーは、このようにブラックカラーを採用。このブラックカラーになったAピラーも圧迫感を感じる原因の一つなのかなと感じました。

ポイント1:エスティマの見切りはイマイチ

ビッグマイナーチェンジをしたエスティマ(ESTIMA)ですが、このように先代モデルと同様に流線型のデザインになっております。
また、ボンネット部分(フロントオーバーハング)もこのように長め。なので、運転席からクルマの最先端を把握することは難しく、見切りはイマイチ。

このようにクルマの最先端は、まった見えません。
慣れればエスティマ(ESTIMA)でも問題なく運転できると思います。ただ、最初は細い路地を運転するときやカーブする時は、少し気を使うのかなと思いました。

私が試乗をした東京お台場のメガウェブ(MEGA WEB)では、細い路地のような試乗コースも用意されているのですが、見切りが悪いため他のクルマよりも運転に気を使いましたし…。

この見切りの悪さはエスティマ(ESTIMA)の欠点・デメリットの一つかもしれません。もしこのクルマを初めて運転される方は、この見切りの良さも試乗の際、しっかりと確認してみてくださいね。

ポイント2:センターメーターは好き嫌いが分かれる!?

また、今回ビッグマイナーチェンジをしたエスティマ(ESTIMA)を試乗していて気になったのは、センターメーター。

今回発売されたエスティマ(ESTIMA)は先代モデルと同様にこのようなセンターメーターを採用しています。
そのためインパネのデザインは水平ではなく、センターメーターを搭載している中央部分が少し盛り上がっているデザインに・・・。

私は普段は運転席前のインパネにメーターが装備されている通常のメーターを使用しているので、やはりセンターメーターを採用しているクルマの運転には、若干の違和感を感じました。
私はスッキリとした水平デザインのインパネが好みなので、この中央の盛り上がっている部分が運転中チラチラと視界に入る新型エスティマのセンターメーターは、少々気になりました。

エスティマ(ESTIMA)に採用されているこのセンターメーターのデザインもこのクルマの視界性を妨げる要因の一つかなと思いました。

このインパネの中央にあるセンターメーターは好き嫌いがハッキリとするデザインになっているので、試乗をする際はメーターの視認性や前方の視界などしっかりと確認してみてくださいね。

ポイント3:斜め前方の視界はまずまず

また、ビッグマイナーチェンジをしたエスティマ(ESTIMA)の斜め前方の視界はまずます。

先ほども申し上げましたが、今回ビッグマイナーチェンジをして発売されたエスティマのAピラーは、このようなデザインになっています。
また、このモデルでは、このように大型の三角窓を用意しています。
ただ、Aピラーや三角窓を囲っているピラーは太さ・大きさは若干太め。そのため、運転席から右側の三角窓を見た時は、ピラーが太くて、また、角度の問題もあり見にくい印象を持ちました。

こちらが運転席から見た右側の三角窓の様子。
ガラスエリアが小さ目ますよね。

ピラーも太く、このように角度がイマイチのため、運転席から三角窓のガラスエリアが小さく、右折をする際は、ちょっと死角に注意が必要かなと思いました。

ただその一方、助手席側の三角窓を見た際は、全く違う印象が・・・。

運転席側の三角窓は角度が悪くとても見にくかったのですが、助手席側の三角窓は思ったよりも見やすい。大きさ・サイズも十分で死角が少ないデザインになっているように感じました。
ピラーの太さは相変わらず気になるものの、運転席から助手席側の三角窓は見やすく、個人的には運転席側(右側)よりも助手席側(左側)の斜め前方の視界の方が確認しやすいように感じました。

ただ、エスティマ(ESTIMA)はもともと見切りはそれ程よくないので、カーブを曲がる際は注意が必要なのかなと思いましたが…。

エスティマの後方視界はどうだった?

また、今回ビッグマイナーチェンジをしたエスティマ(ESTIMA)は、後方の視界もイマイチ・・・。

まず、このクルマを試乗してみて気になったのは、斜め後方の視界。

今回ビッグマイナーチェンジをしてスタイリッシュなデザインになったエスティマ(ESTIMA)は、このようにサイドウィンドウの下端が後方に行くにつれて高くなっていくデザインを採用。
そのため、サイドウィンドウのガラスエリアはミニバンの中でも小さい印象が…。

このクルマは3列目シートを床下に格納するタイプなので、格納時もサイドウィンドウを塞がないデザインになっているのは好印象でしたが、それでも斜め後方の視界は良いとは感じませんでした。
エスティマ(ESTIMA)は助手席側には、左斜め後方を確認するためのリヤアンダーミラーが装備されていましたが、やはり斜め後方の視界はそれ程良くないのかなと感じました。

真後ろの視界もイマイチ!?

エスティマ(ESTIMA)を試乗していて気になったのは、後方の視界。

このクルマのリヤゲートのガラスエリアはこのようになっており、大きさは標準的なサイズになっていると思います。
ただ、7人乗りの2列目独立キャプテンシートのサイズが大きいためか、直接目視する際、このシートが後ろの視界をかなり妨げる感じが・・・。
大きいサイズで座り心地は良いエスティマ(ESTIMA)の7人乗り独立キャプテンシートは、視界性の面ではデメリットなのかなと思いました。

また、私も実際にディーラーさんで試乗をした際、駐車場でバックも確かめさせて貰ったのですが、後方視界がそれ程良くないので、バックモニターが無いとかなり大変・・・。

個人的にはバックモニターは、絶対必須のオプションなのかなと思いました。
今回ビッグマイナーチェンジをしたエスティマを実際に試乗をしてみて、視界性はこのようになっていました。

エスティマ(ESTIMA)を試乗して、特に気になったのは見切りの悪さ。このサイズのミニバンの運転に慣れていない人は、慣れるまで最初ちょっと怖いのかなと思いました。

視界の良し悪しや感じ方は、今まで乗っていたクルマなどによって個人差があります。私は新型エスティマ(ESTIMA)の視界性があまり良くないと感じましたが、良かったと感じる方もいると思います。

もしこのクルマの視界性が気になる方は、ぜひとも試乗をして、ご自分の目で確認してみてくださいね。
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